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映画化決定 (集英社文庫)

感想・レビュー
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文庫本依存Hiro
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『映画化決定 /友井羊』読了。ふとしたことで出会い、世界が交わる女子高生映画監督と漫画家死亡の少年の物語。 高校生が部活で映画をつくる、という設定を主軸に、泣いたり笑ったりぶつかったり欺いたりの青春小説を土台としながら、創作についての理想や価値観をぶつけあう映画/漫画業界のお仕事小説でもあり。 不器用な語り口なのに、幅広くエンタメ要素を網羅しているあたりが、不思議と胸に染みる読みどころになっているのかなぁと。 希望と絶望は紙一重だし裏表でもあって、多分、否応なく結びついているから苦しくなるんだろうな。
0255文字
ベッシー
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主人公の描いた漫画を映画にしたいと高校二年の同級生の天才女子監督に告げられる。愛しさと切なさの青春小説。登場人物たちの能力値が何故か高いという点は気になったが、主人公たちの思想と小説媒体そのもののリンクに気づいたので気にしないことにした。出だしの時点で疑った部分もちゃんと本文の流れで騙されなおされたし。面白かった。
0255文字
かえなつ 
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今時の高校の映画部は、もやは部活にとどまらずここまで細かく作り上げてい行くのですね。ナオトとハルの共作は、映像だけでなく、沢山の思いも一緒に生き続けていくのかな。
0255文字
村上達也
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6
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小春日和は秋
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スープ屋しずくの作者さん、ということで買ってみましたが、正直イマイチでした。
0255文字
TSUBASA
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漫画を読むのも描くのも好きなナオトは、ある時漫画を書き溜めたノートを落としてハルに見られてしまう。映画部で監督として力を発揮してるハルはその漫画に心動かされ、何としても映画化を希望する。ナオトは映像にした時の表現を知り、ハルも型にはまった表現から脱却するためにナオトから発想をもらおうとする。安易ながら昨今の映像化に関する議論なんかを重ねて考えてしまう。ハルとナオトの二人は若さゆえ互いに刺激を与えあい、作品の質を高めることができたのだと思う。でもハルの「嘘」のための原作改変は納得しがたいものがあるなー。
0255文字
Tomo
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ネタバレ初めて読ませて頂いた原作者です🎶 私が映画好きな事もあり、ふと書店にて目に付き手に取りました。 無理にお涙頂戴にならず、どんな場面でもとても爽やかな青春ストーリーです🤗 ハルは本当に幸せだったと思います💞
0255文字
へくとぱすかる
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高校生が部活で映画を作る。映画とは果たして何か。物語のさなか、監督である木崎ハルは、「演技の奥から」の力を全く信じていないと言い切る。「嘘」であるとも。偶然ハルに見られてしまったマンガが元で、ナオトは真夏の撮影につき合うことになる。そこに家庭の問題がからんでいく、いや、しかしこの作品って? 前に読んだ2作と……が違っているのかな? それはさておき、ナオトの視点からは、ボーイ・ミーツ・ガールな展開には思えないのだが、果たして本当のところはどう? 少なくともオビに想起させられる期待感よりも上。うん、すごい!
へくとぱすかる

とはいえ、難解な作品。自分なりの解釈はあって、それに基づいてコメントしたのですが、果たしてそれは正解なのか。再度読まなければいけないのかな?

01/31 22:02
Tomo

へくとぱすかるさん、こんにちは😊ナイス、ありがとうございます!(´▽`)私からも、ナイス&フォローさせて頂きました👍宜しければ、これからよろしくお願いします〜🎶

02/23 12:51
0255文字
ハッピーハートの樹
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ネタバレ「どうして季節が秋になってるの?」。秋なのは5章とエピローグだけですよね?エピローグも創作なのかな。でもハルは読んだんですよね。冒頭の2頁以外はナオトの創作って理解で良いでしょうか?/物語はハッピーエンドでも、現実は続いていきます。エンドじゃなくてエンドレス、ハッピーエンドレスのほうが良いです。/ナオトはハッピーには見えないもん。ハルの最期は分からないけど、亡くなった後でも大切に想われているのだから、幸せではあったんだろうね。/大切な人を残していくのは凄く心残りだと思います。みんな身体は大切にしないとね。
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サキヤ
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ネタバレ知識に基づき多くの観客を虜にするべく人生を捧ぐ映画監督の少女と、感覚に基づき大切な人に届くよう奮闘するがもだつく漫画家の少年が出会い、最高の作品を目指すひと夏とそれからの物語。物語づくりの裏側の面白さは勿論、各々の物語観や信念がぶつかり合い、受け入れ合いながら成長する姿は胸熱だった!作者の十八番なミステリ要素もすっきりした。自分もナオトと同じく、理由にも共感が止まらないくらいハッピーエンドが好きだ。だが現実は悲しいことがたくさんあって、悲しい物語にも意味がある。でもやはり、幸せな結末を信じていたいと思う。
サキヤ

ハルの最後の謎には、彼女の強さも弱さも、全てこもった人の心をみた気がして美しかった。クリエイトの熱さ、青春の儚さ、人生の切なくも刺激的な面白さを堪能したように思う。この熱さを胸に、幸福な終わりになるよう人生を謳歌したいと感じた。

12/02 12:10
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つっちー
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ネタバレ結局、主人公とハルともに否定的だった、ヒロインの死による悲しみの演出を行っていしまっている作品になっているのが気になりました。特に、プロローグでネタバレしてしまっているため、ハルの病気の伏線が目に止まりすぎて、青春小説を純粋に楽しむことができませんでした。作者のミステリ作家らしい、小さなどんでん返しが救いでした。 解説で、ハッピーとサッドの共存という話がありますが、うまくいかなかった印象です。個人的には、プロローグが無いほうが、楽しめる作品になったのではと思っています。
0255文字
bura
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ネタバレ「映画化決定」とても魅力的なタイトルに魅かれて手に取った。天才女子高生監督ハルに小学生の頃描いたマンガ「春に君を想う」を映画化したいと告げられたナオト。同じ高校のクリエイター二人が自主映画の制作を通して家族との辛い人間関係を浮き上がらせていく。少しずつ惹かれ合う二人だったがハルには重大な秘密があった…。映画制作の描き方がとても濃密でありグイグイのめり込ませる。更にラストに至る、ある真実の驚き。青春小説にミステリ要素も加わって楽しく読めた一冊でした。
ポップノア♪@読書超絶停滞中

buraさん、こんばんは~🌉 読みたい本に登録させていただきました。最近全然読めてないけど(^_^;)

11/05 22:47
bura

ポップノアさん、楽しめた作品でした。ぜひお読み下さい😊

11/06 00:44
0255文字
中山バスター
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ネタバレナオトは同級生のハルから小学生の頃にナオトが描いた『春に君を想う』を撮らせてほしいと言うのだ。迷いながらも映画部に参加することに。だが、ハルは大きな秘密を抱えているようで。せつないほど眩しい青春小説◆最後の展開はミスリードというよりウソ。キャラも立ってるし、青春してるけど、なんか腑に落ちない。あと高校より大学の方が舞台が丁度いい気がしたかな。
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サリー
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ぐうたらな本好き
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主人公の描いた漫画を「映画化したい!」と少女が言うところ始まる青春小説。映画や小説、創作に対する情熱や価値観の違いなどが描かれており、退屈せずに読めました。終盤の展開は切ないながらもカタルシスがあり、不器用な優しさが心に染み込んでくるようでした。
0255文字
ぷにこ
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ある高校の映画部。ナオトが描いた漫画を原作に、天才的な高校生監督のハルが撮影を…。 この作者の高校生の言葉が言い切りなのがいい。ドラマとかだったら、気になるのだけど。 なぜその原作にこだわるのか、二人は各々過去に向き合うからこそ、人の心を打つものを作り上げられたのだろう。何か一つのものに打ち込む期間があった人は強くなれると思った。
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qoop
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ワンアイディアを活かすための練られた構成で、多少強引でも疾走感を持って読ませるパワーがある。作中の〈作品の持つ歪みが魅力的で、強く訴える情熱が感じられる〉を地で行く青春小説だった。
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yuu*
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ネタバレ【075】高校生でマンガを描いているナオトは同級生で天才映画監督のハルに漫画を読まれてしまう。そして映画を撮らせて欲しいと言われて…。という青春小説。ハルは秘密を抱えているのだけど、冒頭の2ページで結末が読めてしまう。でも最後まで読むと、ん?どういうこと?どこまでが嘘でどこまでが漫画(映画?)の話なのか。これは恋愛ものなのかな。うーん、私にはあまり刺さらない話だった。
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けんたん
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彼女のついた嘘。エピローグ。初めの2ページ。正直良く分からない。それでも人を幸せにすると思った嘘が、そうではない対象もある。と、思ってしまった。映画は皆で創り上げるものだし。
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ホシナーたかはし
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ネタバレ漫画・小説を原作にした映画が、ヒットしようがしまいが原作レ〇プしているものだと、本作を読んで改めて思った次第。そりゃ映画がヒットすりゃ、原作者は「良かった」としか言いようがなく「あの脚本より、いじらないオリジナルの方が良いんじゃ!」と腹の中は煮えくり返っているに違いない。感想としてはスイーツレシピほど苦くも無く、「イチゴ同盟」「四月はキミの嘘」のオマージュか劣化版か。
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agtk
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うん。確かに青春の物語。個人的にはスイーツ謎解きのシリーズ?の方が好きだけど、これはこれでいい。
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フジッコ
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初めは、薄っぺらい話かな?と思ってしまったけれど、読み進めるうちに、そうでもないなと感じた。嘘ってそういう事やったんか!と膝を打ち、しかし冒頭に戻ってみると結局・・・・。泣きそうで泣けなかったけれど切なさが込み上げてしんみり。切ないって感情は、人間だけのものらしいけど人間でよかった。映画にかける情熱、周囲の支えどれが欠けても映画は作れない。映画に限らず、支えてくれる人の存在は本当に感謝しかないだろう。いい小説は心を豊かにするなぁ。
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ソラ
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無理があるかなと思いつつもこれはハッピーエンド。 ハル表記は主人公が書いた作品扱いでエピローグが作品の中での実際本人たちの本当の話という理解で合っているのなら。
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ツバサ
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青春を削って、何かを成すのは大変だ。確かに彼女は嘘つきだった。
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かた
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136
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よっち
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過去に描いたマンガをなかなか超えられず苦悩していた高校生のナオト。そんな彼のもとに学生向けの映画で受賞している同級生の天才女子高生監督ハルから映画化オファーが舞い込む青春小説。最初は小学生の頃に描いたマンガの映画化に乗り気でなかったナオト。しかし映画製作の過程で改めて作品の本質に向き合うことになり、一方で大きな秘密をひた隠しにするハルとぶつかりあいながら絆を深めてゆく展開で、葛藤と情熱が入り交じる形で進行する物語の構図は一見とてもわかりやすくて、だからこそ意外に思えたその結末には上手いなと唸らされました。
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