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ハンチバック

感想・レビュー
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まめ
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目の手術後なのでAudibleで聴く。最後まで聴いたが、理解力不足でついていけなかった、残念。紙の本で再読要。
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saboshi
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内容的には面白いのとは違うかな。でも、芥川賞作品だなとは納得。内容以外のことで考えさせらる。
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酩酊石打刑
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Audible初体験、それなのにいきなり「ヘッド タイトル」「スラッシュ タイトル ビブ」なる聞きなれない言葉で始まる「港区女子と3Pソクハメできた話」などと度肝を抜かれた。シェアハウスでの日常、ハブパ記事、官能ライトノベル、SNSでのつぶやき、果てはエキゼル書、終章の風俗嬢のエピソードなどとテイストの違う断片が重ねられる。市川氏は実際にもライトノベルやTL小説などを多く書いていて文章慣れしているせいかリズムもいい。その雑多感、文章のテンポに村上春樹処女作『風の歌を聴け』のことが唐突に思い浮かんだ。
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see_none
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オーディブルを始めてはや二か月。やっと手ごたえを感じた。面白かった。なんやかや芥川賞は正義だな。
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すいどん
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初心者の私には少しむずかったかなと。結局現実世界に生きているこの物語を描いたのは誰だったのだろうか。 ほんとのほんとは全員フィクションなのだけど。 オーディブルで「ながら」で聴いていた自分は最後の展開に「ながら」ではいられなかった。それくらい引き込まれた。 調べてみたら作者もシャカという女性と同じ病気らしい。だからすごいリアルに感じられたのかなと。そのリアルが実は最後の風俗嬢が妄想した話でみたいなことを考えるとぐちゃぐちゃに。 そういういい本でした。
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Y2
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良さが判らなかった
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Chibikonen
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ネタバレ芥川賞受賞作。女の性と身体障害。自身が重度の身体障害である作者の怒りとフラストレーションが、執筆された文章から伝わってくるようだ。身体を破壊しながら生き続けることの重みと苦しみが、そこにはある。
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べるめい
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オーディブルで
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Miu
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「健常者の特権性」を鋭い描写で指摘している。この作品を読むまでそこまで考えたことは無かった。 最近はオーディブルがあったり電子書籍の数も増えては来ているが、未だに紙媒体の方が豊富だ。 そうか、本をこうやって読むには健常性が必要なのかと、改めて気付かされた。
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number
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初の重度障害者が受賞ということで話題になっていた芥川賞受賞作。ありそうであまりなかった障害×文学の掛け合わせは、何重にもタブーをぐりぐりとねじ込んできて、かなり心がかき乱された。障害者の生々しい視点を借りた読書体験は新鮮で、読後もいい感じに後味が悪く、文学として圧倒的存在感がある。作中で本が読める「健常者の呑気さ」に毒を吐くシーンにはハッとして印象的だったが、Audible版は一部登場人物の名前を変えたり工夫がされているようで、作者の配慮が見えた。読書のバリアフリー化が、これを機に進むといいなと思った。
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にな
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オーディブルで読了。読書バリアフリーを訴える作品と聞いて興味を持ちました。勿論そこも興味深いのですが、重度障害者と自称・弱者男性の傷つけ合うしかない交流未満も印象的。事故でしかない。※「ミステリ作家が実際に完全犯罪を起こすとしたらやはり、いちいち虚しくて悲しい感動を覚えるんだろうと思う。 」状況を考えると少し笑ってしまった一文。重いテーマなのにいちいち面白く、時には皮肉に満ちた文体が好きです。ラストシーンは作中作のようでもあり、逆にそれまでが全て妄想だったかのようでもあり。どちらでもあるのかもしれないな。
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die_Stimme
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読書会のため再読+Audibleでも一回聴いた
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melon.。.:*♡
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ネタバレ最近目が痛いので初Audible。Audible版もあるんですね。ちゃんとページが0になってる(汗)第169回芥川賞受賞作。衝撃的でした。「妊娠して中絶までしたい」そこまでが健常者と同じ出来ることだから。すごく切なくなりました。紙の本についても、目が見え、本が持て、頁がめくれ、読書姿勢が保てて、書店に買いに行けることがどんなに大変かを訴える主人公。そういうことを想像できる人になりたいなと思いました。普段感じとれない視点を与えてもらい感謝です。重い話の中にユーモアもあり、今後の作品が楽しみな作家さんですね。
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Yuho Tanuma
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作者の市川さんと同じ難病の女性が妊娠と堕胎を望む話。 どうしたって主人公を作者の市川さん本人に重ねてしまうので、色々生々しい。 堕胎の為の妊娠という許されない行為を、不条理な難病でままならない人生の代償として望む主人公と、兄の愚行によって人生を狂わされた風俗嬢を相似系で捉えているのか?彼女は事件が起きなければ風俗嬢になることもなかったとすれば、主人公の行動によって人生を狂わされたとも言える。 エピローグ的な最終章で一気に世界が広がるのも良かった。
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ごもく
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ネタバレ初のオーディブルでの耳読。フィクションかノンフィクションか会見でみた作者の方の姿が浮かぶ。重度障害者で妊娠して中絶したい、高級な売春婦が夢と。深い思い。機会があったら紙の本でも読みたい。紙の本をよむのも命懸けと言っていた。老眼で目が痛いから読めないなんて言っていられない‥
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まっきーママ
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Audible。障害者と性(性行為、性被害等を含めて)の問題は根深く、タブー視されている部分がまだあると感じていた(施設職員の方から聞いたことがある)、ところにこの作品…。理解、共感はなかなか難しかった。障害者と健常者。いろいろと考えさせられる作品でした。
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ぶどうぱん
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Audible。終始尖った印象の小説でした。ブラックユーモアが随所に書かれていて、障害者の生活実態を知らないで生きている健常者への怒りがひしひしと伝わりました。常に緊張して聴き進みました。最後は急に終わりが来て意味がよく分からず、全体を通して作者の意図を自分がどのくらい感じ取れたのか不安が残る読後感でした。
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すみけん
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「文藝春秋」掲載版を読む。なかなか強烈。自らの体験を踏まえて、障害児問題を世に問う、ということではなく、現実を受け止めての進んでいく物語に心が痛くなる。淡々と、時にはユーモアを混じった文章に、今の自分の状況を照らし合わせると、なぜか「すみません」って頭を下げる自分がいた。
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ギルダーツ
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芥川賞受賞作。読書バリアフリーという新しい概念が進んでいくことを訴えたくて書かれたとのこと。確かに紙の本を持てなかったり、ページを捲れなかったりができない人にとっては、電子書籍や音声読書は便利。そういうところに気づかずにいた自分が情けない。常に健常者目線で考えている自分に一石を投じてくれたが、妊娠と中絶までなら経験してみたいという主人公の気持ちは賛否両論ありそうだが、自分は反対。生まれてこないことを前提に命を授かった赤ちゃんがかわいそう…
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ゆうたんぽぽ
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どこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのか?...と思いながら聞いた。途中、急に女性の喘ぎ声が大音響で始まり、出勤中の車の中だったので、選択をミスったなと思った(笑) 重度の障がい者でなければわからない感情、知る由もない表現が衝撃的だった。
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A3
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当事者の執筆ということで言及しづらいのと、最終章は主人公の創作か介護者の妹ってこと?ソープ嬢の創作ってこと?か読み切れなかった。コタツ記事ハプバー編はくたらなすぎて笑った最高!1億5500万払って粘膜こすりたがったり、身障者を見下して嗤ったりする行為よりも腰痛で出社して3と6歳の子がいて一生それができない要介護者に身体がきつい話をするのが一番殺傷力強いな…と思った。
A3

あと肺炎でまあまあ息もできなかった頃を思い出した。読みやすく、言い回しや(本当に目の前に差し出してそれをできるかというと、ちょっと疑問だなーっていう)願望に若さを感じた。なんだかんだ倫理観でできなさそう。。 激怒するほどのエロさは感じなかったけどやり切れない寂しさがすごい

08/23 15:54
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ニッポニア
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Audible。読める方の芥川賞。エンタメ感満載です。話題になっています、著者自身の障害と、性をテーマにした重い小説でした。妊娠、中絶への憧れ、という欲望は、理解し難いものかもしれません。けれども、小説に出てくる紙の本の読みにくさ、電子書籍の有用性に言及した件で、一気に近づく感覚がありました。間を詰める術が巧く、するすると読める最新芥川賞。
MI

ニッポニアさん、最近の芥川賞ですね。結構レビューでみます。重たい小説、いつか読むかな😆私はきっと読まない気がします。

08/23 16:38
ニッポニア

これもまた、読むものを選ぶ系かもせれません。気をつけて読んでください〜。

08/23 17:36
4件のコメントを全て見る
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黄菜
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当事者性が重たい。人の感情の負の面を緻密に書いている。R18シーンやあけすけな性の話を音で聞くのは辛いのでオーディブルで聞かないほうがいいです。
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Yoshiyuki Usui
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高齢処女重度障害者(本人自称)の私小説。筋肉が弱る非進行性の遺伝子病に14歳の頃から罹患。両親の残したかなりの遺産により、恵まれた環境の中で、気管切開、間欠的人工呼吸器、胸部コルセットなどで、介護を受けながら生活している。紙媒体の本もやっと読める。iPadなどで文章を書いている。不動産収入があり、それで、グループホームが運営されており、そこに本人(井沢釈華、女性)は住んでいる。かなり過激な言動が書かれている。これが芥川賞?ずいぶんと変わったなあ。身障者の性欲が不消化のまま、物語は終わってしまった。
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のんたろう
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耳読。冒頭に作者からのメッセージあり。紙媒体以外でも幅広い人に届けたいという作者の思いを感じた。タイトルのハンチバックはせむしのことだという。主人公が紙の本を憎んでいる声は、作者のものなのだろう。AudibleにもKindleにもお世話になってるけど、やっぱり紙の本が好き。わたしもまさにそう思ってた。人は自分の知る世界でしか物事を見られない。自分が手にしているものに気づかずに傲慢になることは避けたい。この人の筆はすごく力強い。これからどんな作品を書いてくれるのか楽しみ。
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ミミミ
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初オーディブルでこの本読んでよかったけど、公の場で聴く時は音漏れに気をつけた方がいいかも。
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humihumi-neko
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著者の私小説と認識しているが、重度の身体障害を抱えて生きる身を想像してみても尚、健常者への過激ともいえる怒りや憎しみ、皮肉な言い回しには正直共感し難く、不快であった。 特に中絶してみたいの行は二度と読みたくない。 何故これが芥川賞?と思った。
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yoshi naga
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目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること。 その特権性に気がつかない「本好き」たちの無知な傲慢さを憎んでいた。 本文より
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清川緑
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紙の本に対する主人公の描写が印象的
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Yukipitasu
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自分も無邪気に紙の本の良さとか語ってたけど紙の本での読書は健常性がかなり必要だと恥ずかしながらその特権性を全く自覚していなかった。特権は全く考えないでもいられる事をいつもと違い特権持ちの側から自覚する。確かに手術直後の入院中、とてもじゃないけど紙の本で読める体力なんて無くて、電子書籍ならまだ相対的に楽だろうとか考えた。手術直後でもなく元気な時ですら、姿勢維持とか色々きついもんね。健常者は多少きつくなっても、気分転換にちょっと姿勢を変えたり立ったりすればいいけど、病気や障害等があればそうもいかない。
Yukipitasu

「当事者が当事者を描く物語が評価されると普遍性が失われる」「文学の危機」って何だよって感じ。今までずっとシスヘテロ男性当事者がシスヘテロ男性当事者を描く話ばかりだったってのにね。その今までが危機でも何でも無かったならおかしい。ツイッターでもこんな感じの意見がバズってて深く賛同した。「普遍性」というものはマジョリティの傲慢であり幻想というのに心底同意。じゃあ私小説なんてどうなんだよって話さ。

08/14 23:01
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稲田紹
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AUDIBLEにて、拝聴。エロ小説を聴いてるかの印象。 う〜ん。これが芥川賞受賞なんだ!やっぱり、本屋大賞がいいなあ。
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t
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当事者性もさることながら、圧倒的な独自性。 ぬるま湯に生きた人間では到底出てこない発想?叫び?憧れ?好奇心?尊厳の確認?同じ生き物だと主張するか、同じ生き物かを確かめるのか。 ラストは肯定派。心臓をすり潰すような攻撃にも取れる。これぐらいやっていい。
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Aki
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目をそらしちゃいけない。
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伽羅
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オーディオブックになる速さが素早い!世間で話題になっている読書のバリアフリーのあたり聞き応えがあった。読む本、書く内容でイメージを守るところ、心当たりありすぎた。思ったことはいろいろあるけど、本当の感想はネット上では放流できない気がする。文体や登場する文化が、かなりネット上との境界線を曖昧にしていて、もしかしたら後世、この作品が分岐点になるのかも。
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ゑこびす
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Audible
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とある地方のらいぶらりあん
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ネタバレいわゆる健常者でも紙の本をいつでも読めるわけではないのだが…と少しモヤモヤが残った。 芥川賞ならではの作品。
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みこよこ
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#audible 芥川賞受賞の時のコメントから、面白そうな人だと興味が湧いた。作品は障害者だって内面には泥のようなものを抱えているのだという当たり前のことを突きつけてきて小気味よい。きっと第2作が出なさそうな予感はあるが、当事者として自虐的かつ言葉豊かに語れる存在として活躍していって欲しい。
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