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問題解決のための名画読解

感想・レビュー
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Eric
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アートが少し身近になった。たくさんの美術作品があって勉強になる。美術館を案内されているみたい。少し哲学的でもある。絵を見て嫌な部分、好きな部分の理由を言葉にする。そのプロセスを通じて自己認識を改める。再発見する。自分を客観的に見ることは難しく、十分な内省が必要。絵を見て感じることや、考えの理由について、心の深い領域まで整理しておくこと。
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ジョナサンジョースタァー
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アート作品の鑑賞方法の本ではない。ないけれども、アートの鑑賞方法に決まりなんてないし、何なら見たものから色々考えを巡らせる事で新たな視点を得る事が出来ると教えてくれる本。まぁ、個人的には著者の既刊の方が好き。
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まゆ
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ビジネス書の書評で興味を持ち読んだ本。どなたかのレビューにもありましたが、この手のビジネス&レベラルアーツっぽいタイトルの本は目次を読めば大体内容がわかり読んでもそのとおりのものが多い印象を持っていたがこれはかなり骨太だった。弁護士出身でアートを専門としている人が名画の見方を通して人の判断やビジネスでの人間関係などに別の光を当てることで解決方法を見出していく。ビジネスというより人間の思考の幅が拡がる、だからリベラルアーツって注目されているのだなと実感する本。
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拡がる読書会@大阪
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宗教画とかになると、聖書の解釈が必要となってきますが、本書では近代アートを取り扱ったり、歴史的な事件について解説を織り交ぜて意識的に視点を変えられることを重点的に解説しています。 本のジャンルとしては自己啓発本になるんですが、目次だけ分かるようなファスト教養本ではなく、じっくりと考えていく姿勢が見られる本です。 https://note.com/sharebookworld/n/n9dfcdb1db69b
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けん
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数々のアートや写真を題材に、その生まれた背景や歴史なども紹介しながら分析、解釈について解説する。現代アートが多く、政治的メッセージもかなり含まれている点は好みが分かれるかもしれない。個人的には前作の方が好きである。
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yyrn
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絵画や写真・映像の観察や分析を通して様々な組織の問題や自己が抱える課題への対処方法を学ぶことを丁寧に教えてくれる本で、中野京子のように絵画の解釈を示すのではなく、絵画を見てなぜそう思うのか?そう感じるのか?を問いかけ、好き嫌いという単純な反応の奥底に隠れた(本人も気づいていない)原因を突き止め、自らどう対応すべきかを促していく。様々な対象者(看護師、FBI捜査官、NBAの警備員など)に応用できるメソッドとして活用の事例が広がっている。軽犯罪者の更生プログラムにも採用されているのが如何にもアメリカらしい。
yyrn

問題を認識しながら(その解決に向けて)どうしていいかわからない、という場合にも使えるメソッドのようで、まず「見る目の曇り(バイアス)を晴らすには」から始まり、違う視点で物事を見るために「靴を履き替えてみる」とか、「小さく切り分けてみる」とか、「締切りを設ける」とか、具体的な取組みを通して「とにかくやってみる」ことを薦めている。啓発され、個人でも、組織でも活性化した事例がたくさん紹介されているので、自分でもやってみたくなるが、ウチの職場にこそ必要かもしれないw。

05/13 23:58
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hitomi
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読友さんのレビューを読んで。すごく面白かったです。著者は美術作品によって観察力・分析力を高めるセミナーを行っており、この本ではアートを観察することで問題の解決法を学ぶことができます。他人の視点に立つことや、バイアスを自覚すること、締切を設定すること、とにかくやってみること、などの重要性がよく分かり、非常に勉強になりました。アートを用いての説明なのでわかりやすく説得力があります。翻訳・巻末解説も良く、上質な用紙が使用されているのに加えてカラー印刷なのも有り難いです。これで2800円(+税)とはお買い得!
hitomi

本書で紹介されている好きなアート:エロン『タワー・トゥー・ザ・ピープル』/原書の表紙を飾った山下工美『積み木』/鴨下知美の金継ぎ作品。実物を見てみたいと思いました。

04/10 14:56
hitomi

響いた言葉:「みな」とは誰なのか、「いつも」とはどれくらいの頻度なのかを正確に説明するようにしよう。/「二度測ってから一度切る」ということわざは、建設や工芸、ファッションデザイン以外の場にも当てはまる懸命な助言である。/相手の陣地を取ろうとするのではなく、共通の陣地の総面積を増やすことに集中するべきだ。

04/10 14:56
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兎かもしれない
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前著『観察力を磨く:名画読解』に出てきた作品の作者が誰だったか調べようと検索して、著者の新刊が出ていたことを知った。トランプ登場以来の米国民の分断、ネット社会のエコーチェンバー現象、新型コロナ危機などをうけて、認知バイアスに左右されない冷静な判断力を鍛えましょうという内容。美術鑑賞のグループワークは他者の思いに耳を傾け、自分自身のバイアスを点検するのに好適。前著に「不快だからといって目を背けてはいけない」と書かれていたが、異なる意見に出会ったら、まずその背景を調べることが大事。(2024/4/11登録)
兎かもしれない

《本棚メモ》707.9(ハーマン,エイミー・E)

04/11 11:40
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ケンサン
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①レンズを磨く→無意識のバイアスや論理的な誤りを明るみに出す②靴を履き替える→問題に内在する異なる視点を調べることでその問題を細かく切り分ける③プロジェクトを定義→問題を掘り下げ、他人が見落としたかもしれないものを探す④下描き→主要な焦点、濃淡習作。小さく切り分ける⑤関係と目眩しを認識→全ての情報を客観的に眺める⑥締め切りを設定⑦やってみる→成功の測定基準を設定。自分の解決策を他者と共有⑧矛盾をうまく収める⑨ミスを金で修正→問題解決を自分のものにし、諦めず、あらゆるものを使う⚫︎多様なものの見方を大切に。
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アキ
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久々に良書に出会えました。著者はフリック・コレクションで教育部門の責任者を務めていた。テオドール・ジェリコー「メデューズ号の筏」1819年ルーブル美術館蔵は一度実物を見たことがある。しかし、ここまで深堀りすると、絵画というものに纏わる作者の人生、背景、構図、当時の人々の反応などいくらでも重層的に見ることができる。著者の人生に起きた末期がんという想定外のことも、アートから得た視点が自らを助けてくれるのですね。フリック・コレクションが現在改装中で、現在の場所で展示している理由も知ることができた。再読します。
宵待草

アキさん こんにちは 過日のご紹介&レビューを拝読しまして、📝しました『世界最高の美術館と名画100』を、ゆっくり拝読し始めました!🍀 上記のレビューにも心惹かれ、読みたい本を積むばかり📚️📚️ですが、📝させて頂きますね!💫 何時も良書のご紹介&読みたく成る素敵なレビューを有り難うございます!🙋 宵待草

03/08 13:36
アキ

宵待草さん、コメントいつもありがとうございます。ロンドン、パリでたくさんの名画を見て来ましたが、本書にあるようにひとつの作品に1時間かけてみることもいいなあと思います。昨年フリック・コレクションでフェルメール作品を何時間も眺めていたのを思い出しました!是非お読みください。アキ

03/08 15:29
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@yuc
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「名画読解」ということばから、アートの知識を得られる本かと思い手にすると、「視点転換」を通じてものの見方も多様であることを実感させる、自己啓発本ぽい内容だった。英語特有の言い回しのせいか、どうしても和訳がすんなり頭に入らないところが多々あったが、普段の生活にも役に立ちそうな内容。今後の絵画鑑賞の際にも本の内容を実践してみる。
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くさてる
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名画を観察する、というのはこういうことなのか、と新鮮な驚きを感じました。鑑賞、というより観察、著者の的確な手ほどきによって、絵の持つ意味は変化していき、観察者自身の感情や仕事への姿勢までも影響を与える流れがとても面白かった。このワークショップを受けてみたい。絵画に代表されるアートが社会そのものや世界を映し出すもの、ということをより具体的に分からされた感じで刺激的な読書になった。おすすめです。
hitomi

くさてるさんのレビューがきっかけで本書を読みました。そういうアプローチがあるのか、と非常に勉強になりました。ありがとうございました。私も著者のワークショップを受けてみたいです(^^)

04/10 14:58
くさてる

こんにちは、勉強にもなるし面白い一冊でしたよね😊読書のお手伝いが出来たなら嬉しいです、コメントありがとうございました!

04/10 22:30
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問題解決のための名画読解評価86感想・レビュー12