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素晴らしき世界 ~もう一度旅へ (集英社文庫)

感想・レビュー
53

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げんなり
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シリーズ六作目、最終回、本当は頭から読むつもりだったのだけど、まあ仕方ない。 このエッセイ、実に自由闊達で、ベースにユーモアがあり世界を素晴らしきものと規定していて、ああ、そうか、コロナの最も酷かった頃の作品なのかと得心する。人と人との触れ合いすら無くなってしまうのではないかと真面目に心配したあの時代の閉塞感、それを上書きしてしまうような自由な青空。 最後のエッセイにこのシリーズの狙いのようなものが願いのように書かれていて、なぜ本作が好ましいものに感じるのかが分かる。 金ちゃんと銀ちゃん、元気かな?
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ことりっぷ
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ハワイへの旅のお供に購入。 飛行機で飛行機らしい本を読みたかったので、特別な読書体験の為に買ったのだが、結局飛行機では読めず、宿泊先のホテルと、帰宅後に読むことに。 作家の物理に限らない色々な旅の話がエッセイとして書かれた本。旅は本当に色々なことを教えてくれる。そして、それは旅をする人々(受け手)によっても形を変えるので、他人の旅の記録を見ることが出来て、実に興味深かった。 旅に出たくなる、そんな1冊。
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Kazuhiro Okamoto
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湖の美しさ、那智の滝、赤城山のこの世のものとは思えない夕暮れ、鎌倉の街並みなど国内、海外の旅先で見つけた感動が短いエッセイとして語られている。やはり、人は日常を離れ、いつも住んでいる場所を離れることによって、小さな驚きや感動を得ることができる。日常に疲れたら、小さくてもよいので、旅に出ることが大事なんだと思った。
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devunwalsh
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大人気作家の機内誌のエッセイをまとめた一冊。シリーズ最終巻。コロナ禍の時期でもあり、旅行でない話題もあったが、肩肘張らずにゆったり、まったり、清々しい気持ちになる一冊。
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sattin
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世界旅行の話かと思いきや、以外と国内の話や身近な話も多いエッセイ。コロナ禍だから旅の楽しさがより実感されましたかね。
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まひはる
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機内誌人気エッセイの完結版
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ナカ
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なぜか前のエッセーの方が良かった。
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水色系
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ANA機内誌の連載がこれにて終結したらしい。肩肘張らないリラックスした文章が心地いい。今度の小説の新刊予約しているのだ。楽しみだなあ。引用→やはり人間というのは、何かを始めようとしているときが一番臆病で、そして一番勇敢なのだと思う。(P24、25)
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zebajp
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機内誌で最初に読んでたんだよね。
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Manami
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今回も旅と日常に寄り添ったやさしいエッセイだった。最後の一編は、このエッセイへ込めた著者の想いが溢れていて思泣けた…。終わってしまってさみしいけれど、長く楽しませてくれて感謝。
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rikako
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ANA機内誌エッセイです。「泣きたくなるような青空」がとてもよくて、出版順は気にせずこちらをとってみました。コロナ禍の話も出てきて、そんな年だったなあとあの頃を思い出しました。好きなことを思い切り書きたかった、と書かれていましたが、ほんとに好きな気持ちが伝わってくる、熱量を感じるお話ばかりでした。特に熱量いっぱい、おすすめの台湾にぜひ一度行ってみたいものです。
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im
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読みやすかった
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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ANA機内誌翼の王国2019年2月号~2021年3月号にかけて連載された吉田修一さんのエッセイ集最終譚。台湾への旅、飼い猫の金ちゃん銀ちゃんの事等の定番ネタや、著作の事や様々な旅の風景等が綴られ、それを読むのが心地よいのです。最後から2話目「夏の日差し、冬の日差し」で描かれる郊外の新居マンションの部屋から見える中庭の風景が季節と共に変わって行く様が、とても吉田修一さんらしき文章で気に入りました。
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Takahide✈Yokohama
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NH機内誌掲載の作品でもNHを感じさせないのが良いところ(沢木耕太郎のJR東の車内誌はネタが尽きるまでJR東の新幹線や特急利用の場所ばかり)だったのに、最後の最後で忖度する?でも表紙の機材はNHにないA350かな。塗装もNHとは異なるし。
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クロちゃん
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吉田修一さんの好きが溢れているエッセイに旅心を誘われます。猫の金ちゃん銀ちゃんも再登場で楽しかった。シリーズ完結が残念でなりません。
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れんこ
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空いた時間にパラパラと。温泉に行きたいなぁ~。
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おかむら
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ANAの機内誌「翼の王国」連載エッセイの完結編。足かけ15年続いたそう。ほぼ飛行機には乗らないので全て地べたで読んできましたが、なにかこう、旅先の高揚感を穏やかに祝福してくれるようななんともイイ気分になるエッセイ。たぶんどこから読んでもだいじょぶ。タイトル毎回変わるので「空の冒険」「あの空の下で」「泣きたくなるような青空」「作家と一日」「最後に手にしたいもの」「ぼくたちがコロナを知らなかったころ」そしてこの「素晴らしき世界」でシリーズ全部だと思。
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take yama
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A
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ひみ
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ネタバレANA機内誌『翼の王国』に寄稿されたエッセイ集。国内外の旅の思い出や日常のあれこれ、大好きな作家さんだけあってすごく気持ちよく読めた。『太陽は動かない』のブルガリア、佐賀、「里見弴と鎌倉」、とても興味深かった。「2020年という年が、どのように後世に語り継がれていくのか。語り継いでいくのは自分たちなのである」コロナ禍に機内でこんな言葉を読んだらどんなにぐっときたことだろう。
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読書やあさん
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カバーに惹かれ手に取る。ANA機載誌「翼の王国」で連載をまとめたもの。 旅で得られるものは・トラブルを含め・大きいと改めて感じた。 描きっぷりがコミカルだが、文豪家らしい表現が随所に見られ満足感があった。 一編6、7ページで隙間時間に読めるのもいい。 このところJALばかりでANAはご無沙汰。懐かし感に浸った。 ーー 2024/04/27 8
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MagicFlute
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初めての吉田修一の作品。読むのがリラックスできる素敵な短いエッセイの選集。特に台湾に関する部分は興味深い。Eslite書店が24時間営業していることに驚いた。 近い俺に著者の小説も読みたいな。
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平坂裕子
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ANAの機内誌「翼の王国」で15年という長きにわたって連載されていたエッセイ。そこに紹介される場所に 自分が歩いているかのような気持ちになれた、素敵なエッセイであった。また、吉田さんの人となりもよくわかった。
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あきひと
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機内誌「翼の王国」に連載されていた旅のエッセイ。作家・原作者としての仕事に関係する旅行が多いようですが、旅先で受けた刺激を、無駄のない文章で最大限伝えてくれてるなあと思います。足かけ15年書き続け、最終回となる2021年1月号では、「翼の王国」が心から好きだしこれからもずっと好きという。好きになったきっかけとなるエピソードも書かれていて、グッときた。連載お疲れさまでした。暫くあの青い飛行機に乗ってないし、どこか行きたくなりました。円安で辛いけど。
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のぶ1958
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吉田修一さんのエッセイ集。清々しい読書でした。簡潔でサクサク読めるのですが、吉田さんほどの大作家なのに感心したり驚いたりしているポイントが普通の人と変わりなくて親近感が湧きます。コロナ禍を凌ぐ素敵なフレーズもあったりして良かったです。吉田さん、大作は勿論ですがエッセイも良いです。
konoha

吉田さんの飾らない人柄がとても素敵ですよね😊作家さん忙しそうなのに、たくさん旅行されてますね!

03/23 20:19
のぶ1958

同感です。konohaさん言われる様に「できる範囲で明るく楽しくあろうとする姿勢」も素敵ですね。旅行もいろんな刺激があって楽しそうです。旅費は高くなったけれど頑張ってでかけてみます^^。

03/23 21:15
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piro
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ANA機内誌『翼の王国』掲載のエッセイを纏めたエッセイ集最終編。 2019〜21年、コロナ禍前から最中の連載終了まで。今回も旅心をくすぐるエッセイが多数。ランプの宿・髙峰温泉、イスタンブールは特に心惹かれました。鹿島神宮は私も行こうと思いつつ行ってない所。『五感を刺激する場所』パークハイアット東京の空気感は確かに特別だなぁと共感。そしてコロナ禍だからこそ「もう一度旅へ」と言う思いが滲む最終回も印象的でした。自由に旅ができる様になった今、また飛行機に乗って遠くへ行きたいです。暫くANAは乗ってないなぁ。
piro

機内誌での連載は2021年3月で終わった様ですね。本書が7冊目なのでずいぶん長い間連載されていたんですねー。私はJALに乗ることの方が多いので『翼の王国』で吉田さんのエッセイを読んだ記憶は無いんですが。

03/14 21:03
chantal(シャンタール)

しつこくごめんなさい。シリーズ2冊読んでました。そこで止まってて、知らずに間をぶっ飛ばして「ぼくたちがコロナを知らなかったころ」を積んでました😅性分で順番に読みたい人なので、探して積んできます😁

03/14 22:07
4件のコメントを全て見る
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Chisaka
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機内誌に連載されていたエッセイも終了とな。コロナ前に引き続き悪い話が書いてなくて気持ちよく読める
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旅するランナー
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ANA機内誌「翼の王国」の連載エッセイも、ついに終了。オススメのサンフランシスコのクラムチャウダー&ニューヨークのオニオンスープ、五感を刺激する場所としてのパークハイアット東京、映画公開間近かの「湖の女たち」の取材で訪れた琵琶湖など、作者の「好き!」という気持ちが心地よい。そして別れを惜しむよりも、出会えたことに心から感謝したい。それこそが「旅」というものだと清々しく締めくくられる。大好きなエッセイでした。
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midokame
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★★★
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しーふぉ
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機内誌に連載していたため旅に関する話しが多い。その中でMY神社があるという話しがあり、自分も意識していなかったが、氷川神社がMY神社だと気付く。厄除けや高校受験の祈願には大宮の氷川神社お詣りしたし、小学生の頃は友達と近くの小さな氷川神社に初詣で行って、お餅食べたりしてたの思い出しました。
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nonpono
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あのパンデミックの2020年の記述もあり。マスク、マスク、マスク高騰、マスク警察ですね。飛行機の機関誌の「翼の王国」の連載。印象に残るのは、初めての身内の挙式の素晴らしさを語る青年に対して、それはまれなことと、あとでわかるだろうということ。旅する各地のグルメ。吉田さんのスープじゃないが、インドで飲んだ3円のチャイ、甘い紅茶の抜群の美味しさが忘れられない。また旅は失敗の連続、だから旅なんだというスタイルは、ごもっとも。教科書に載るようなご立派な景色よりも、迷子になったあの雑踏が脳裏にわたしは焼き付いてるよ。
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ぴちゃん
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吉田さんの大好きエッセイが続々と発売されて嬉しい中、今作が最後だと知って悲しみ…… それでもエッセイは素晴らしく、吉田さんの目で見たものが文章を通してわたしの目の前にも広がった。台湾行って見たい気持ちがむくむく
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TOSU
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翼の王国連載ラスト 別れを惜しむより出会えたことに感謝したい、って素敵なラスト。 コロナ下のことも書いてあり今になったら思い出すこともあり、でもあれはあれできづかされたこともあったり楽しかったこともあったな、とか思わせてくれる。 吉田修一先生に会いたいなー。
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konoha
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吉田さんはエッセイも好き。何事にも興味を持ち、自然体で楽しむ姿が良い。豊富な知識、文章の上手さがよく表れている。次の話が気になってサクサク読んでしまった。国内外の旅、スープ、お茶会、猫とテーマも様々。スーパーにネギを買いに行った際の出来事がエッセイになるなんて作家はさすがだなと思う。初めてのZoom会議の話は声に出して笑った。コロナ禍を乗り越えようと気負うのではなく、できる範囲で明るく楽しくあろうとする姿勢にも好感が持てた。最後はコロナ禍での祈りのようなものを感じた。
konoha

吉田さんの文章にTポイント5倍デーが出てくるなんて!親近感。

01/31 22:12
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miyabe
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吉田さんの人柄を確認できて良かったです。クールでモデルルームのような部屋で猫2匹と言葉を交わさない作家というイメージを持っていましたが、いい意味で裏切っていただきました。根底に横道世之介を垣間見れて良かったです。老若男女、国籍関係なく誰に対してもフラットに人とかかわっていました。読めて良かったです。「ファインプレーに酔う」「世界のスープ」「トルコに馴染む」「猫と平和な夏」は特に好きです。これからも吉田さんの作品を読んでいきたいと思います。
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takao
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ふむ
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pohcho
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15年にわたり連載されたANA機内誌のエッセイ「翼の王国」の完結編。めったに飛行機乗らないけど、もう「翼の王国」が読めないのかと思うととても寂しい。エッセイには人柄が現れるが、吉田さんの素朴さや善良さが伝わってくるような文章だなといつも思っていた。シリアスな小説も書かれるけれど、根はリアル横道世之介なのかなあと。ますますファンになった。年に一度の猫エッセイも楽しみだった。また、どこかでエッセイ書いてほしいな。楽しみに待っている。
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中身はおじさん
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すみません、ものすごーーーーくいそいでいてさ、「え?吉田健一の復刻版?」と、手にとってしまったのよ、もちろん、違った(笑)。が、なかなか良い間違いでした。機内誌という媒体もあるのだろうけれど、爽やかに、軽やかに、綴られたエッセイでした。2日3日くらいでいいから、旅、行きたいなぁ、でも無理だろな、そのくらいの時間があったら、家族の所へ行く「べき」だからなぁ、いや、それもとても楽しみなんだけれど、旅とはちがうものなぁ。死ぬまでに、一度は旅に行きたいなぁ
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Nori
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15年にわたりANAの機内誌に掲載されていた『翼の王国』の完結編。いつかANAに乗って掲載されている『翼の王国』を読むのが夢だったけどそれも叶わないまま終わってしまった。ただ連載は終わっても本作を含めた文庫はあるので、飛行機に乗りながら文庫を読むのもいいものになるだろうなと思ったりして。今からどこに行こうか考えるのが楽しみ。
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くろねこ
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『ぼくたちがコロナを知らなかったころ』に続いてのANAの機内誌で15年連載されていたエッセイを最終回までまとめたもの。 あんまり海外に行きたい欲がない人間なので、こうして人が行った感想を読ませてもらうのが好きだから終わっちゃうの寂しい…。。 吉田氏も大好きな台湾。わたしもまた行きたいなぁ。。
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ゆ
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おもしろかった。プロにこんなことを言うのもアレだが、文章がうまいとはこういうことを言うのだろうな。
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素晴らしき世界 ~もう一度旅へ (集英社文庫)評価76感想・レビュー53