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ヴィクトリア朝ロンドンの日常生活:世界都市の市民生活から食文化、医療、犯罪捜査まで

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misame
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様々な切り口でヴィクトリア朝ロンドンの下位中産階級生活を垣間見せてくれる本書。興味深く読みましたが、とにかく不衛生だった当時の様子が凄まじくて、想像するだけでも気持ちが悪くなりそうです。憧れのヴィクトリア朝ロンドンではあるけれど、憧れは憧れのままにしておいた方がいいようです…
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nox
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やっぱり犯罪の捜査記録みたいなものの方が後世の参考になりやすいのか。当時のロンドンの庶民生活の様子がある程度わかる。具体的に想像するにはこちらの知識が足りてなかった。ロンドンの地理やヴィクトリア期の歴史などだな。基本的には現代と大して変わらない面白みのない生活ってところか。社会階級の格差は時代を感じるが、その点は日本の総中流に慣れているからそう感じるだけかもしれない。
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さくは
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ヴィクトリア女王が即位した1837年から1850年にかけてのロンドンの暮らしについて記したもの。1949年、パトリック・オコナーを殺して自宅台所の敷石の下に埋めたマリアとフレデリック・マニング夫妻についての記録を用いながら下位中産階級のロンドン市民の生活を見ていく。食費、外食、衣服、コレラ、住宅、宗教、馬車、郵便、劇場、警察、裁判と死刑、万博など。文章中心で図版(白黒)は少なめ。
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わかんない
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“ヴィクトリア朝英国人の日常生活”の続編かと思って読んだら、著者が違うし、構成も違い、全然、別物だった。この時代、特にヴィクトリア朝前半のロンドン(に限らずヨーロッパの大都市)は非常に不衛生であったが、コレラやチフスの大流行を抑えるために都市計画規模の衛生状態の改善をしたという。新型コロナの流行もIT化が進化し暮らしぶりが一転したが、疫病にはそういう力があると改めて感じた。
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timeturner
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下位中産階級にスポットを当てたのが売りだが、元になる資料は同じだからこれまで読んできた本とそれほど変わらない。下位中産階級の代表として参照される殺人者マニング夫妻に魅力が感じられないのがなあ。項目別に章立てされているので調べ物のときには便利かもしれない。
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アキ
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1837年ヴィクトリア女王が即位し、1950年代にかけての世界最大級の都市であったロンドンの暮らしについて記した本。チャールズ・ディケンズの小説「デイヴィッド・コパフィールド」が刊行された頃で、200万人の市民の多くは貧しく、開通したばかりの鉄道で大量の食べ物が運ばれて、冷却技術も発明される以前で、街は想像も絶する程汚く、平均余命は37歳であった。本書はその時期の生活の様子だけでなく、1849年に起きたマニング夫妻のオコナー殺人事件の結末を絡めて最後に1951年の万国博覧会を紹介して終える構成も良かった。
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クドウヒロオ
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資料感覚でゆるりと読みました。前提条件の通貨価値の話がマジで難しくてすぐ投げしそうになったが、あまり気にしないことで読めたw 中期くらいまでの話題が多いのと、殺人事件について繰り返し書いてありました。少しずつつまむ感覚で空気感を味わえました。
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