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解禁随筆集

感想・レビュー
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kenitirokikuti
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図書館にて。我孫子市民図書館には『女肉男食 ジェンダーの怖い話』は入ったが、本書と『笙野頼子発禁小説集』は取らなかったようだ。かーりるろーかる検索し、隣の市の図書館へ行った。ジェンダーの話題だけでなく、柄谷行人批判のあれとかも収録されている▲ご自身でけっきょく「反米」なのだと書かれていた。私は侵襲されることへの拒否感が薄いんだろなぁ。
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サテンの服屋
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正直に言うと、前半部を構成する随筆群は文壇に詳しくない私には全く意味が分からなかった😭でも、後半部のこの「女肉男食」の続報を読むだけの為だったとしても、手にした価値は十分だったと思っている。その名の通り、著者の『女肉男食』のその後の顛末が綴られている。普段仕事に追われていて国会中継や答弁等を見る暇が無いので、保守との共闘により国会で自民党議員達が理解増進法に対していかに立ち回ったかを詳報してくれて、大変有り難かった。そして、何より嬉しかったのが、ネットでの私達の動きや主張をカナリ詳細に把握されてる事。
サテンの服屋

その後、皆の期待以上に頑張ってくれてる稀有なメディアになってくれて感謝しかない。冒頭「緊急ご挨拶」からシュライアー氏の本の焚書で始まり、この時点では後継となる出版社が未発表で言及されてはいないけど、後に翻訳権を獲得して世に広めた産経のこの記事が一冊の本に纏められている偶然。一つのメディアを成長させ、保守系議員と連携出来たのは、ひとえに市井の皆さんの努力の賜物だよ。

05/24 23:36
サテンの服屋

で、一方左派系と言えば…本書で著者が嘆く通り、全く期待出来ない感じになってしまったね…😭勿論、個々の議員さんには良識を感じる方もいるけど、党として見た場合もう…ね😢次のアメリカ大統領選の結果次第では、日本の左派も目が覚めて、こんな不人気な政策から手を引いて、少しは改善するのかな?

05/24 23:36
3件のコメントを全て見る
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hasegawa noboru
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<彼がいなかったら「私」はいなかった>とまでいう「師匠」に関する論、随筆というより「私小説」だろうまさにこれは、傑作。「藤枝静男論 会いに来てくれた」。<ひとりの作家の古層または核心>本質、<本人をつくっている核><私小説の素>とは<例、性別(原文2字傍点)、肉体、親、子、運命、郷里、妻、夫、結核、難病、災難、貧乏、それらは実体であり、否認出来ない本人の所有物である><そんな「私」は国家対抗的な武器であると共に、他者に奪われてはならない私的存在=現実なのである>。ところが<その私的個別性、私的領土、それを
hasegawa noboru

保証する身体と地域が今、根こそぎにされようとしているのだ>。同感。思想信条を理由にそれまでは出してくれていた大手出版社から雑誌掲載及び単行本化拒否にあう。柄谷行人批判でその実名を出すことは許されなかったという、弟子の忖度?苛めだろう、「反逆する永遠の権現魂ーー金毘羅文学論序説」。右であれ左であれ組織内の偉そうにふるまう者、権力者の下に対する抑圧構造は一緒だね。なおLGBT運動批判で保守党政治家とつながる部分は判断保留。よく分からぬ。

03/24 21:10
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mick
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いろいろ考えさせられた。物の見方、考え方の難しさ、思い込みに惑わされぬようにすることの難しさ、生きることの難しさ。考えれば考えるほどわからなくなり、へこたれてしまいそうだ。最後に残るのは猫だけ。
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ハルノ
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笙野頼子さんはまったく読んだことがなく、それでも納得できない現実に対抗したくて、応援の気持ちを表したくて買った。書いてあることがまったく理解できなかったらどうしようかとおもったが、一応はだいじょうぶであった。強烈な皮肉もありながら、しかし社会あるいは世界への強い懸念が伝わってくる。それは後書きにある“身体に刻んだ痛みや苦しみの歴史”からくる実際的なもので、それはもうよくわかる。わかると言える。女の身体を抱えて生きるこの圧倒的な苦しみを、肉体を土台として生きることをおもってつらくなった。小説も読んでみたい。
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うさぎや
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解禁というか今のうちにというか、新旧様々な随筆等々。しかし主張は一貫している。旧作が予言だと言われるのも仕方ないくらい、どんどん悪い方へ傾いていく現実が浮き彫りにされていく。
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