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奴隷制廃止の世紀1793-1888 (文庫クセジュ)

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Teo
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確かに奴隷制は大枠は世界史で習う。ヨーロッパ人が新大陸を「発見」して、そこでの労働力としてアフリカから大勢のアフリカ人を奴隷としてアメリカ大陸へ輸送して現地で奴隷として働かせた。それは大変な人数になった。そこまでは誰もが知っている。ただ、じゃあ奴隷制はどうやって終わったのか。南北戦争で南軍が負けて廃止にと言うのは合衆国の話であってアメリカ大陸全土の話ではない。と言う事でどう終わったのかの本。
Teo

それにしても「奴隷制を廃止したら安価な労働力が無くなるのでプランテーションの作物は値段が上がって大変な事になる」とか、今の人権の価値観から見たら「そんな問題じゃねーだろ」と思う訳だが、現代の価値観も100年とか200年後には「そんな問題じゃねーだろ」と言う部分が必ずある。これは一方で現代の価値観で当時を語るとおかしな事になると言う意味でもある。

07/26 21:43
0255文字
skunk_c
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19世紀、フランスやイギリスの中で奴隷制の廃止がどのように議論され、実施されていったかをコンパクトに綴った書。フランス革命の衝撃の中でハイチで暴動が起こる。これによりハイチにおける奴隷制は文字通り吹っ飛んでしまった。この衝撃の中で、宗教的人道主義などに基づく奴隷制廃止論が生まれ、まずは奴隷貿易の廃止から始められるが、これは同時に植民地経営の転換を求められるものであった。小書であるためヨーロッパ以外の動きは簡略だが、特にハイチの出来事の影響と、そのハイチ自体の運命も含め、奴隷解放に関する視点を提供している。
0255文字
takao
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ふむ
0255文字
スプリント
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フランスを中心とした奴隷制撤廃の歴史を記しています。 奴隷制を撤廃したあとに開放された人々への賠償についても触れられています。
0255文字
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