あした、って言葉がこれだけ重みをもって響くってのもなかなかないよね。そういう作品。英訳にはtomorrow,when spring comes っていうようにある。まさに春がやってくる、そんな物語だった。これだけ色んな体験や蓄積された成果、思い、友達、絆を置いて行って、それでも最善と信じる道を進むのはなかなかできないことだし、強いよな。結局一番最初に戻るってのも好きな展開で、とてもアツかった。その選択はめちゃくちゃ難しいものだったんだろうけど、だからこそ即効性もあり、安定した効果を得たってことなんだな