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七月の波をつかまえて (STAMP BOOKS)

感想・レビュー
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ちー
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子どもの頃に読みたかったなって思った。 もちろん、子ども向けの本ではあるけど、ひと夏の出会いで成長して、いろんなことを乗り越えていくこと、素敵やなって思った。
0255文字
chiaki
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サンタモニカで過ごすジュイエとサマー、2人のひと夏の物語。父親の失踪により世界の終わりにとりつかれるジュイエ。常に不安にかられ、起こりうるあらゆる物事に恐怖を抱きながら生きている。そんなジュイエと出逢ったサマーは天真爛漫なサーファーガール。2人は見るからに悲しみちゃんと幸せちゃんだけど…。いつの日か、支え合う存在になっている2人の成長がキラキラしていて爽やか。辛いことは永遠には続かない。荒波は必ず過ぎ、いつか必ず浮上する。空気が吸える時が来る!現実に向かっていく強さと勇気、前向きな気持ちになれる1冊。
chiaki

61「ベティはそのまんまでアイツらなんかよりずっとかっこいいし」160「ルールがある。悲しまない。泣かない。いいことしか考えない。残念がらない。つねにポジティブ。わかった?」177「何回転んだかは問題じゃないんだよ」

12/09 23:07
0255文字
ぽに
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ネタバレ図書館本。夏の間の1ヶ月、サンタモニカのオーシャンパークで過ごす事になったジュイエ。最初はひねくれてて批判的で拗らせててゴスメイクで自分を防御して…そんな女の子が短期間でこんなに変わるなんて。人生を変えるような大切な時間と出会いを経験したのは本当に素敵な事だと思う。サマーもとても魅力的な女の子で2人が出会えたのが嬉しい。あっという間に吸収して波にのって…一緒に夏を体験したような気持ちになれる一冊。
0255文字
S S
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ネタバレ★★★ 面白かった。読みやすい。サーフィンって楽しそう、と思えた。登場人物の気持ちがわかりやすいので考察しなくても追える。YA。
0255文字
waraby
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サンタモニカで7月を過ごすためにやって来た少女と、地元の少女との1か月の日々。すっと物語の世界に入っていけて、作者うまいなあと思った。"Summer and July" 代田亜香子訳 岩波書店 2024.06
0255文字
sora
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YAの王道かしらね。
0255文字
Chiyo K.
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ネタバレ世界の全てに不安を抱え、黒シャツとゴスメイクに身を固め海辺の街にやってきたジュイエ。絵にかいたようなサーファー少女サマーと知り合い、その明るさに惹かれて少しずつ自分の殻から這い出す。水着で外を歩きボディボードやスケボーにチャレンジ。家族や友人の悩みもいつの間にか打ち明けてた。でもサマーはまだ、あたしに言ってないことがある...とにかく海辺と波の描写がキレイで、サマーの金髪と笑顔がキラキラしているのが目に浮かぶ。でもその光は逆サイドに暗い陰も作ってる。ジュイエは波を捕まえられるか。夏の終わりにベストなYA。
Chiyo K.

ハンクとのドーンパトロールのシーン、ジュイエの母を交えてボディボードをするシーンが泣けた。海か山かといえば私は断然「山」派だけど、海辺の物語ってなんでこんなに胸を打つのかなと思う。家族との別れも自分をわかってもらえない寂しさも、波がさらってくれるように思えるのかな。サマーの優しさと強さは奇跡。きっとビッグカフナの跡を継げる。カバー画がとにかくいい。

08/31 16:35
0255文字
スイ
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7月、という名前の少女が、夏、という名前の少女に海辺で出会う1ヶ月間の物語。 もうそれだけで絶対泣くじゃん…。 とても良かった。 丁寧に丁寧に描かれる日々(といって決して過剰ではなく、引き算も上手い)。 自分自身や家族についての痛み、怒り、悲しみ。 氷のようなそれらが、爽やかで甘い湧き水のような二人の時間の中で少しずつ溶けていく。 終盤のある場面が荘厳で美しく、くっきりと胸に刻まれた。 表紙も素敵。
0255文字
ぱに
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ひと夏を通して描かれる子どもの成長物語、大好き!キラキラした夏休みをベティとサマーと一緒に過ごせたことが本当に嬉しい。ふたりの過ごす日々はキラキラ輝いているけど心には寂しさや悲しみがあって、ふたりが手と手を取り合い少しずつそれらを乗り越えていく細やかな描写が素晴らしかった。そしてそれを支えるドッグタウンの人たちもみんな素敵。後半は特にグッとくるところが多くて泣きながら読み終わった。緩やかに変わっていくふたりの関係もすっと入ってくる。超名作。夏の間に読めてよかった。最高!
0255文字
水色さくら
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ネタバレ〇/海辺も日焼けも嫌いだけれども、夏は好きなので、ジュイエとサマーの期間限定感の関係性がとてもいいなと思いながら読みました。ただ、友情で終わらせてくれてもよかったのよ、とは思う。
0255文字
星落秋風五丈原
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ヒロインのきらきら成長物語。ガールミーツガールがひと夏の恋として不自然でなくなったのか。
0255文字
gero
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ネタバレ夏休み;サーフィン;百合;バカンス 夏休み小説には傑作が多いですがこれもそうです。最高の夏休みに必要なのはもちろん出会い、冒険、非日常、あとできれば死ですが、すべて含まれています。また表紙のようにガールミーツガールを中心に据えており完璧な百合小説でもあります。その視点で見ると父親の排除、母親との確執、地元の親友との関係、旅先で出会った特別な女の子の謎と要素がきれいにそろっています。ちょっと気になったのは作中でゴアな友達とショッピングモールで遊ぶのが不健全でキャンプやサーフィンは健全みたいになってる点です。
gero

翻訳もので女の子に「ほぼほぼ」という言葉を使わせているのをはじめてみました。

08/02 00:20
gero

あと水着でどこにでも行く場面はアップダイク?と思いましたがカリフォルニアでは普通の光景なのかもしれません。

08/02 10:04
0255文字
timeturner
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主人公のジュイエと一緒にきらきらした夏休みを満喫した。12歳の頃の私に読ませてあげたかったな。両親の離婚や家族の死など、光とは対極にある影の要素もあるけれど、二人の少女がそれを乗り越えていく勇気に心打たれ、励まされる。
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