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超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる【毎日文庫】 (毎日文庫 か 3-1)

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ネタバレ著者初読み。明日は我が身。こうならないためにと言ったって交遊関係なんか無駄に広げられんし、人を簡単に信じないし、潤沢な資金も得られないし、ずっと丈夫で呆けん保障もないし何もかも予備軍。最後のAI云々に関しては本当に孤独な人はそんなものの存在に気付かないよねでしかない。読みたくて読んだけど、善意のお助け人がたくさん出てくるから、実際こんな救われないだろう感との対比でウッとなる。この世に人を助けたいと思うほど優しい行動をする人は圧倒的に少ない。そりゃ孤独死も増えるし自殺もしたくなるわ。
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頼らず生きても、いつ・どこで・どんなときに崩れるかがわからない未知数なものだからこそ、訪れる孤独が怖い。だから"早く死ねますように"という願いが早急に叶えられることを祈ってる。勝手に生まれてきたんだったら死にたいと思うのも勝手。生まれたからには生きなきゃいけないなんて理不尽すぎる。自殺サークルみたいな集団自殺も増えていきそう。知らない人同士の車内練炭自殺が意外と早くブーム終わったのが不思議。

01/31 13:19
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ジュリア
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私のマンションでも真夏に1か月放置。ゴミ屋敷ではなく、隣人がハエとニオイが凄いと言いながら通報もしなかった。 管理人も兄妹に連絡したら、面倒だからと今遊びに来てますと嘘をついて1年たってもそのままらしい。冬に亡くなった方も友人が何度も連絡取れないのはおかしいと言ってきたのに放置されたが、冬なのでまだそれほどでもなく発見。たまたま部屋が見える方が知り合いで電気が消えないからと連絡して発見と、1つのマンションでさえ孤独死は毎年起こる。一人ならもっと人とつながらないと。
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jupiter68
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衝撃がないわけではない。人が一人で死んでいく、しかも都会の中で、、。その後の処理業者の話がメインである。だが自分の中で議論がある。誰でも死ぬときは一人である。明日死ぬとかわからないのだから究極全て準備しておくことは不可能。一人で死ぬ自由もあるかもしれない。とはいえ、自宅で亡くなると、遺体処理はじめ日品処理など大家さんや関係者に大きな迷惑をかけることは事実。そしたら、何が正しくて、何をすればいいのか。まったくわからないから。
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haru
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ネットでさわりを読んで図書館で借りてみた。孤独死予備軍が1000万人いるとか、、、生体反応がなくなったら音が鳴る、とかなんかできんもんかな。  孤独死とゴミ部屋はセットらしい。歩けるのに、仕事も行ってるのに、うちのなかゴミ屋敷で、おむつで生活とかってちょっと意味がわからない。思考がおかしくなるのかしらん。 それにしても特殊清掃の人々には頭が上がらないです。本だからだろうけど、めちゃくちゃいい人たちやん。なんかあったらここに頼みたい!って思いました。
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ゆうき
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ネタバレ本で読んでよかったです。映像だときっと生々しすぎた。 でも、殺人とか犯罪も含めて、孤独死もまた、普通に過ごしてる自分と紙一重なんだなとも。 そこに至るまでに色々な出来事があって、たしかに生きていた人たち。 そう思うとところどころ泣けてきました。 警察が一番エグい現場を見てるというのも初めて知ったけど、当たり前なんだよね…。 おわりに、でいろいろ紹介されてるサイトやサービスなどは頭の片隅においておこうかなとも。 一読の価値、ありました〜。
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しゃばみつ
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おひとり様死は今後どんどん増えるだろう。なるべくしてなる結果だと思う。早く見つけてもらう手段を考えておこう。
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Jam
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様々な理由で今で言う事故物件となってしまった家や部屋を片付け清掃する視点から現代の問題を深掘りする。個人のプライバシー、少子化など人と人の関わりが希薄となった今、他人事ではない死に様。人は強いようで弱い。片付けながらその人の人生を垣間見てしまうとなんともやりきれない気持ちになる。今後増えてゆくだろう孤独死を少しでも減らせたなら、自分や身近にいる人達にどうすればよいのか考えさせられる内容だった。
ユズル

納戸が凄いことになってる😑 ほんと私、孤独死確定気味だし、断捨離してかないと。他人様に自分の遺体だけ迷惑かけるぐらいにしとかないとっ💨

09/12 07:39
Jam

ユズルさん あまり表立った話題になりませんが、増えてるみたいですね孤独死、むしろ今は普通の出来事になりつつあると…なるべくこざっぱりとしたいものですが、ナマモノ(食品や排泄物💧)は残されると厄介らしいので…とにかく誰かとつながりを持つこと、異変があれば気づいてくれるお付き合い。発見は早いに限るそうなので…

09/12 10:24
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ゆりのき
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ネタバレ2019年3月 毎日新聞出版より単行本。加筆補正し2024年7月毎日文庫。8月28日の警察庁の発表、全国で1~6月に自宅死亡の独居高齢者が2万8330人、発見が2週間以上の人は4913人(17.3%)。まさに本書の超孤独死社会。2019年に単行本で一度読了しているが、時期的にコロナ前。今回、コロナを経て読み返してみると、全く読者としての受け取り方が違っている。より孤独死が身近になった?紹介されている何人もの人のそれぞれの事情や人生の背景、最期の状況、その後の関係者の大変な始末。自分はそうなりたくないと→
ゆりのき

→と思っているが、どの人もどうすることも出来ないまま最期を迎えている。上手くキレイに人生の幕を下ろすのは大変だ。「人も遺品も《ゴミ》として処理される社会」は本当かもしれない。

08/30 11:25
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さるびぃ
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目次だけ見ると事例は多そうだけど、一つの事例で孤独死や失踪に至る前提など掘り下げているために複数の副題使用しているので、事例自体は多くはない。 あとがきでは「大島てる」にも触れている。
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ティグレ
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結局、孤独死という事象を通じてこの国そのものを描いているのだと思う。おすすめ。
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