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呪術の世界 (318;318) (別冊太陽)

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ポテンヒット
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奈良時代の呪いの人形(ひとがた)から密教や陰陽道へ、その後、大衆化して年中行事やエンタメに取り入れられるという呪術の歴史が分かりやすかった。奈良時代に呪詛禁止の法律があったのも面白い。怨みという無形のものが有形へ、現在もツールが変化しただけで人のネガティブな感情は変わらない。荒俣宏の鍾馗の話や、諸星大二郎の漫画、内田百閒の「件」(内田版「変身」のようだった)など予想以上に読み甲斐のあるムック本だった。
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かめぴ
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ガチの方だった。小松和彦…人類学者が監修する呪術の世界、歴史に基づく知らない事がいっぱい。安倍晴明は自分語り好き。今で言うところの「有名ブロガーの記事に名前を出して貰って」有名になったらしい。ここからもう面白い。空海もかなりの呪術師とは。加門七海『呪術にブームなどない』のキッパリ度には面白すぎて笑う。確かに。内藤正敏【婆バクハツ】と田中俊行【コレクション】見れて良かった。古代から現代に至る呪術小史、面白く読了。自来也って自ら来る成り。へー。
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わさび
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ネタバレ太平洋戦争呪詛調伏(ルーズベルト大統領を呪殺するための祈祷、詳細は不明だが4か月後に死亡)、生活の中で生きるまじない(サザエさんでの逆さ箒、御朱印ブームなど)、呪術は最先端のテクノロジー、コレラの流行と予言獣、クダンと戦争の予言。巻末に内田百閒「件」あり。
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kaz
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日本の呪術の歴史とその文化的背景を探求。古代から現代に至るまでの呪術の発展を、具体的な事例や写真を交えて紹介。特に、安倍晴明やいざなぎ流などの著名な呪術師や呪術流派に焦点を当て、その実践や儀式の詳細を解説している。日本史における10大呪詛事件の説明も面白い。図書館の内容紹介は『日本史の底流で脈々と受け継がれ育まれてきた呪術。時には表舞台で政治も動かす呪術の歴史を、古代から現代まで写真とともにたどる。日本史に秘められた10大呪詛事件、諸星大二郎の描き下ろし漫画なども収録する』。
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あっちゃん
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怪談の番組とかでよく見る人達の名がチラホラ(笑)安倍晴明は若いイメージだったけど、というそうだったんだ?というのもチラホラ、それにしてもデカい本だなぁ!何より婆ーちゃん達の写真が一番怖い( ̄ー ̄)
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Kevin
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呪術の歴史から阿部晴明、予言獣、田中俊行まで広く取り上げられ、絵図も豊富で入門書として最適。人生が個人の力ではどうにもならないもの故に何かに縋りたいという願いが呪術である。そして他人に対する負の願いが呪いである。そして人が生きて行く限り、どんなに人が進歩しても無くなることはないものである。
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きーこ
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その名の通り呪術の世界。安倍晴明ってそんな年からの登場だったんだ。少し前に読んだ京極夏彦さんの『了巷説百物語』の主人公が狐窓を用いて嘘を見切っていて、本の中では何となくのイメージだったのがこの本のお陰でしっかり理解することができました。面白かった。
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ふかわ
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諸星大二郎の掻き下ろし「呪いを返す」が収められている。
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大臣ぐサン
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ほとんど執筆陣『怪と幽』の面々ばかり。角川かと錯覚しちゃうが別冊太陽。 最近呪術関連の本では「アニメや漫画で関心が高まっている」みたいな枕詞が必ずついちゃう。 そういう扱いしかしてもらえないのは本当に悲しい。 呪いも妖怪や神話、仏教などと並んで日本文化には欠かせない要素だというのに。。 内容は写真多めだが、学術的な観点では内容が薄いので、初学者向け。 執筆陣は小松和彦、常光徹、荒俣宏と大変豪華。 いざなぎ流のことなども書かれているが、あまり有名になると踏み散らかされるのではと心配。
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jody
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田中さんちは、呪物同士共感し合って呪いが相殺されてるね。みんなで「なんでわたしなんにもしてないのに怖がられたりたらいまわしにされるんだろ」って愚痴言い合って
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慈雨
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期待したより文字が少なかった。呪物コレクター田中さんのコーナーあったのは予想外に嬉しかった。
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ももいろ☆モンゴリラン
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少し前に、(特に意味もなく)歴代天皇を神武から書き出していたので日本三大怨霊や十大呪詛事件はとっつきやすい。 荒俣先生の寄稿の「鍾馗はもともと科挙に落ちて自殺した受験生」というお話、知らなかった! 寄稿以外にも、『金枝篇』のフレイザーやいざなぎ流など、少しずつ掠っては正対してこなかった分野が典拠と資料も豊かに書かれていて、ここからまた新たな興味を得られそう。九字の指の組み方や禹歩の仕方など実用面(?)も充実。呪物コレクターの蒐集物も載っていて、「マジ」だなと思った。一家に一冊、是非お手元にどうぞ。
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Go Extreme
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日本の呪術ーその源流 生きている安倍晴明 いざなぎ流─呪詛の祭文と呪詛法 10大呪詛事件: イザナミノミコト呪の言葉 長屋王の変 井上内親王呪詛 平将門の乱 道長呪詛事件 崇徳上皇の怨霊 後鳥羽上皇の呪詛 蒙古襲来 武田信玄vs上杉謙信呪術合戦 太平洋戦争呪詛調状 日本呪術小史: 〜奈良時代:発掘された呪具と呪術のはじまり 平安時代:密教と陰陽道の時代 鎌倉〜戦国時代:神祇・密教・陰陽道の習合 安土桃山〜江戸時代:天下泰平の世、呪術は年中行事やエンタメへ 明治〜令和時代:呪術を求める心がファンタジーを生む
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ふあく
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ラスイチで衝動買いしてきた。広く浅く興味の惹かれる項目をまとめられていると思う。見てるだけで楽しい。
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阿部義彦
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特集は「呪術の世界」最近では「NARUTO」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」等のアニメやコミックの影響が多大なのだそうです。若者向けの大メージャーの漫画には、興味の欠片も無いジイジですので、ふーんと言う感じ。一番の収穫は二つ。一つは『妖怪ハンター、番外編』で見た、大人形(魔よけ)の実物の写真が見れた事。そして呪術の二大原理『類感』と『感染』私の亡き母は、秋田で自分を産んだが、病院でへその緒を木箱に入れてくれましたが、私が大病をしたら煎じて飲ませる為だったのか。これが『感染』の例。当時はそんな信仰も生きてたのだな。
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M T
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痛いの痛いの飛んでいけ、などのおまじないも立派な呪術なんです。小児喘息だった私に祖母がもらってきたお札と大日如来のお経今でも言えます。オンアモキアビルシャナマカモダラ‥
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