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たなばたさま (住井すゑとの絵本集)

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Cafe Rabbit House
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ネタバレ中国に伝わる七夕様のお話。良き領主の館が攻め滅ぼされ、領主の娘と息子が川に沿って逃げていきます。途中で落ち合うはずの母が来ず、途方に暮れる2人でしたが、川面に映る星が母の死を知らせます。それから2人は星の助言に従い、更に川に沿って下り、慈悲深いという噂の領主のもとで奴隷として雇われます。2人は身元を伏せ、働きますが…諸説ある伝説で絵本は悲しい終わりで締め括られます。もう1つの伝説では2人は幸せになるようです。久々に図書館で本を読みました。
0255文字
ヒラP@ehon.gohon
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ネタバレ住井すえといえば、名著「橋のない川」の長編を思い出します。 そして、牛久沼と部落解放運動のイメージが強いのですが、絵本作品もあったのだと驚きました。 そして絵が滝平二郎。 たまらない組み合わせです。 お話の舞台は意外にも中国。 牛飼いとおり姫が兄妹だという話にも驚きましたが、数奇な運命の後に七夕のお話につながっていることに、とても印象深く読みました。 評判の高い領主であった父親が、隣の領主に襲われるところから話が始まります。
ヒラP@ehon.gohon

兄妹は川下に逃げ、子どもを逃がした母親は父の最期をみとるために館に戻ります。 母親は死に星になります。 母親の言いつけに従い、川下の領主に奴隷にしてもらう兄妹。 どうして奴隷なのだろう? 奴隷の身分から牛飼い、おり姫になる展開に住井さんらしさを見つけました。 七夕は哀しいお話であるから、年に一度の星空を期待されるのでしょう。

06/28 07:35
0255文字
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たなばたさま (住井すゑとの絵本集)評価100感想・レビュー2