形式:コミック
出版社:講談社
形式:Kindle版
見開きの大ゴマで描かれる暗殺者パウサニアスの心臓、それを持ち去るオリュンピアスの顔。
こんにちは。前からこれ終わらなさそうな気はしていて、せめて謎の多いフィリッポス2世の暗殺までは読みたい~と思ってましたが、最新刊読んだら、なぜ権力欲無さそうなエウネメスがあんな最期を?という理由が薄っすら分かった気がしたので、これは、頼むからどうにか頑張って描き終わって欲しいです~~。祈りましょう。
巻き込まれざるをえなくなり、また本人に動機もできましたからね。次の展開は気になります。アフタヌーン連載にこだわらず先にすすむことを目指しているそうですね。お歳も召し、体調もあまりすぐれないそうですので無理はしないで…と思いつつ、お元気になり完結を、と祈ることにします。ただ、何を持って完結なのか…エウメネスの一生を描いて終わりでよいのか、という疑問も湧いてきたり。もしエウメネスの一生を描ききってくださったとしても、「あわよくばその後も…!!」となりそう。読者は(というか僕は)欲深いですから。
大胆なコマ割り、無音で展開される描写、あるいは場違いなユーモア、そして人間という複雑怪奇な生物。しばらく休載とのことだが、5年でも10年でも待とうと思わせる、これは傑作だ。
オリュンピアス造反からのエウリュディケ逃走から最期までの展開は、直近の作品で言うと『私がわたしを売る理由』第4巻の最終ページばりに読んでて辛かった。ここで次巻に続く…という最後のコマで「あ゛ーーーー!!」とマジで絶叫し、頼むからその展開だけはやめてー!と誰に言うでもなく(既に続きは描かれ発表済みであろう)作者に祈ったものだった。全部自分が悪いんだ、私なんか…と自棄になり、全てを諦めようとパパ活で「オトナ」目的の汚いオッサンに手を引かれるままラブホの入り口に消えてく主人公。その無事を祈った、あれ以来の悲愴感
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