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フランクリン・ローズヴェルト: ニューディールと戦後国際体制の創設者 (世界史リブレット人 093)

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Satsuki
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副題にある2つの遺産、米国の変化を残したことが分かる。ニューディールでは自由放任の政治から大きな政府化、社会保障制度の導入など。また、貧弱な軍事力や軍事産業しかなかった1940年頃から、WWIIへの参戦と戦後国際体制の一角の下拵えへ。もちろん留保は必要で、30年代末期にはニューディール的政策は減少。戦後60〜70年代以降はニューディールへの否定的評価。またローズヴェルトの対ソ認識の甘さがよく分かる。英は戦いながら戦後の国際秩序について思案するが米はそうではなく、戦時は軍事の論理に徹する、との指摘が面白い。
0255文字
TS10
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フランクリン=ローズヴェルトの評伝。世界大恐慌や第二次世界大戦に折衷的に対応していった生涯を描写する。第二次世界大戦下の外交や戦後構想等を興味深く読んだ。チャーチルの主張を容れ、バルカン半島に第二戦線を開き、ソ連の東欧支配を阻止しようとしなかったのは、米軍死傷者を減らし、国連を成立に導くためだったと指摘している。それにも関わらず、ローズヴェルトは、国連によって得られる平和は、当面二、三十年程度だと考えていたという。彼の国連創設への執着や戦後構想は正直な所、不可解に感じられた。
0255文字
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ローズヴェルトのコンパクトな伝記。ニューディールの内容や評価、対外政策をまとめる。共和党が保守、民主党がリベラルとなる転機、支持層の変化など興味深い。 https://historia-bookreport.hatenablog.jp/entry/2024/10/10/193133
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