読書メーター KADOKAWA Group

僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語 (集英社文庫)

感想・レビュー
2

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ぷら
新着
読みたかった本が文庫化されて迷わず手に取った。改題もされたのね。 コロナ禍に書かれた日記兼エッセイ。『どう○○』という言葉とともに過ごした日々を思い出した。 対感染症の時、人々は迅速に柔軟に生活様式を一転させたのに、対地球環境の時は、同じ生命の危機に直面する問題であっても人々の動きは緩慢であると、私が思っていた事が書かれていた。私にとっては共感と新発見と学びに溢れた1冊だった。 変異した日常の中、これまで通りではいられない。知識ではなく実感として、この星の土と触れ合い未来を語らう著者と子供達の姿が眩しい。
ぷら

7頁より これまで反復していた自然がかつてのようには反復しなくなり、当たり前にいたはずの生き物たちが次々と滅びていく世界で、心を壊さず、しかも感じることをやめないで生きていくためには、大胆にこれまでの生き方を編み直していく必要がある。

01/25 20:18
0255文字
はっせー
新着
2020年の1年間どんな生活をしていたか。あの1年間は息がつまるような時間であった。本書はそんな1年間を森田さんがどのように過ごしたのかをまとめた日記的エッセイとなっている。子供さんとの関わりについてはほっこりします。それだけでも面白いのに、学問的なことにも触れているためなおさら面白い。特に協生農法についての話は興味深かった!
0255文字
全2件中 1-2 件を表示

この本を登録した読書家

僕たちはどう生きるか めぐる季節と「再生」の物語 (集英社文庫)評価57感想・レビュー2