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ユーラシアのなかの「天平」 交易と戦争危機の時代 (角川選書 673)

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takao
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ふむ
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Meursault
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天平期の古代日本に焦点を当てつつ、ユーラシアという広い範囲を射程に入れて、諸勢力の相互作用を論じたグローバル・ヒストリー。グローバル・ヒストリーは大好物なので、楽しく読めた。唐の政治状況と、日本、新羅、渤海の外交関係やそれぞれの国内体制のあり方の議論は秀逸。7世紀の東アジアの動乱を経て唐の周辺国がなぜ律令国家を目指したのか、そしてそれぞれ同じような発展段階を経たのか、腑に落ちる論だった。 著者は、2025年1月現在NHKラジオで歴史再発見「古代史の謎」を担当中で、そちらも楽しんで拝聴している。
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ユーラシア世界の歴史の中で「天平」の日本がどのような位置づけが可能なのかを探る一冊。歴史認識を巡る問題などはなんか昔のこととは思えない。
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