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金利を考える (ちくま新書 1819)

感想・レビュー
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ふみりな
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後半の消費者金融や住宅ローンの話になれば 身近で理解しやすいが、前段はなかなか難しい。繰り返し読みたい。
0255文字
りじん
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政策金利とは、質屋とは、ネズミ講とは、為替とは、といったことがどういう仕組みなのか、わかりやすく解説されており、へえーそういうことだったのか、良いこと聞いた、という満足感が得られる。小説、歴史や宗教の小ネタや、サブプライムローン、果ては人口構成における外国人定住者の話まで論じられ、知的好奇心を刺激される。近年読んだ新書の中で最高に面白かった。
0255文字
Meursault
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元日銀の著者が金利について解説した本。一言、金利と言っても様々なものがあり、その決まり方も変わってくる。本書では、消費者金融や住宅ローンといった身近な金融商品の金利の仕組みから、金利と為替の関係といったマクロ的な話まで分かりやすくまとめられている。 翁さんの著書ということで、マクロのテクニカルな内容かと予想していたが、ミクロの話も丁寧に説明されていて面白かった。 為替レートと金利の関係で、円安は、コスト高になる家計から利益を享受する輸出産業へ実質的な補助金だという話はより広く知られるべきだと感じた。
0255文字
ぴよぴよ
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金利上昇局面。個人的には金利が上がろうが、下がろうが大きな影響はない。そんなに極端な生活はしていないから。社会、経済、将来の日本への影響は違う。国際化がこれだけ進み、ネットで世界と繋がることが当たり前の時代で、経済の仕組み、モノとお金の流れ、それに伴う金利や為替の動向を理解しておかないと、社会についていけない。決まった宗教・哲学のない日本で、仕組みだけが欧米化された結果、何が何だかよく分からない社会が出来つつある。翻訳アプリで最低限のコミュニケーションは取れるようにして、自分が思う日本人の生活を送りたい。
0255文字
うめうめへたれ
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住宅ローンや消費者金融といったミクロの話から金利と為替の関係(購買力平価)のマクロな話まで。
0255文字
Hisashi Tokunaga
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なぜ「金利を考える」といった本を読むのか?つつましく、そこそこの倹約・節約を心掛けて生活すれば、些細な金利変動に一喜一憂しなくて済むのが実感の小生。日本経済、国際経済という視点に立てば筆者のような金利動向に対する理解力が必要なんだろうな。ともかく日銀頑張って欲しい。
0255文字
takao
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ふむ
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のら
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金融政策や為替に関するマクロ的な話題から、消費者金融や住宅ローンなどのミクロ的な話題まで、様々な切り口で金利について考察。円安が将来の人口(外国人流入者数)に影響を及ぼし得るという視点は今まであまり考えたことが無かったので参考になった。ただ、ひとつひとつの話題については面白いのだが、章ごとに専門性や難易度にバラツキがあり、本全体としては整合性に欠ける印象も否めなかった。
0255文字
Ryo Sogawa
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金利について分かり易く解説した本…のハズだが、やはりきちんと理解するのは難しいなあ。(本のせいではありません)
0255文字
council
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「異次元緩和の罪と罰」の副読本的な中央銀行の政策金利からサラ金の利息まで金利をテーマにした経済活動や金融・財政政策の基本的内容を解説していて出版の意図通りかなり分かりやすく解説している。中立的ポジションから論じてはいるが、やはり財政畑の識者にはが暗にアベノミクスの政策には批判的な様だ。
0255文字
アキ
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2025年一冊目。とてもタイムリーな話題を取り扱っていて面白かった。金利と為替の関係、住宅ローンの金利の選択肢、消費者金融の金利と特殊詐欺,闇バイトの関係など、身近な話題と中央銀行との関係がよくわかります。金利とは「お金のレンタル料」であり、今後人口減少し円安が進んでいるわが国では、レンタル料が上がることは期待できなさそうです。植田総裁は、中央銀行は物価安定のために金利を動かすと述べていますが、雇用の最大化や為替の円安リスクも睨んで政策決定をすることが求められています。社会を金利から見る視点が新鮮でした。
0255文字
和
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最近の円安の原因は、日米金利差だと言われます。一方で私は、日銀が国債を買いすぎた(日本円刷り過ぎた)ことが原因なのではと疑っています。でも他人を説得するための知識がないので、金利の仕組みを理解するために読みました。私の学び: 米国でデフォルトが起きないのは、政府が発行できる国債の上限を、議会が定めているためであること。為替レートはインターバンク取引という銀行間での取引で決まること。二つ目の点から私は、金利差は円安の原因のひとつかもしれないものの、他の要因(円の信用下落等)を排他できないのではと感じました。
0255文字
TM
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金利について、身近な出来事としてどう影響してくるのかという点から解説している本。「金利」そのものについての体系的な全体像は把握できないように思うが、専門的な内容を身近にしてくれる。より専門的な本を読む前に読んでいるとイメージが持ちやすくなるかもしれない。
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sucksuckhello
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国債の金利と株価の相関関係については表面的なことは理解していたけど、金利そのものについては考えたことが無かったので、とても勉強になった。いまは減税・財務省解体の世論が高まってきており、ようやく積極財政へ舵を切れるか、というところで次のステップである国際的な円の競争力を高めるための政策の是非の判断を誤らないように(アンポンタンなことばかり言う政治家やインフルエンサーに騙されないように)基礎的な知識を得られて良かったと思う。日銀はどんどん円高にしてくれ、頼む。
0255文字
読人
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著者が同じちくま新書で出している「日本銀行」が参考になったこともあり手に取った。本作は主に金利が家計に影響を与える側面としてサラ金、住宅ローン、為替といった波及経路が紹介されているが、為替の章は面白かった。マイナス・超低金利による円安の功罪について説明されているが、弊害の多さを指摘してる。一般消費者+輸入業者から輸出業者への補助金というのは理解していたが、外国人労働者の忌避による人口構成への影響は考えたことがなかったので参考になった。8月の株価暴落についても考察されている。
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Kooya
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「お金のレンタル料」である金利について色々考察した本。金利の決まり方・住宅ローン・為替レートをはじめ様々な切り口から分析している。個人的に印象に残った部分は、消費者金融に関する章。例えば、貸金業法の改正により、グレーゾーン金利が撤廃されたことで、多重債務者の数は減少した。しかし、貸出金利の上限引き下げは、多重債務者をはじめ信用リスクが高い人への貸出を減らす。その結果、新たな資金調達手段として闇バイトや特殊詐欺が用いられ、件数も増加している様は、最近のニュース等を踏まえると、腑に落ちる考えだと思った。
Kooya

金利は私達の生活に大きな影響を及ぼす要素だが、小難しい議論も多いため、重要度の割にあまり理解していないという人も多いのではないか。本書はそんな金利について経済学における立ち位置を示しつつ、住宅ローンをはじめ身近な話題と関連付けながら簡明に論じている点で良書である。

11/03 14:34
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KAZOO
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金利を中心とした金融経済の分野の本だと思います。著者の本は「金利の知識」「日本銀行」などを読んでいますがやはり知的好奇心をそそられます。この本も女子大の講義を基にしたものでかなりやさしく書かれているといわれていますが、結構内容的には難しいと思われるものがあるように感じました。ただ今はゼロ金利からプラスの金利ということで最近の状況なども踏まえておられて参考になりました。
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