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緑の葉っぱのパン

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Midori Matsuoka
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戦争と平和について考えさせられる絵本。絵本の中で戦争による被害は州境の橋が壊されている場面だけなのに、戦争によって引き離された家族、失われた故郷、奪われた自由が作品の中に描かれている。 おとうさんとつくった「綠の葉っぱのパン」に込められた平和への願いが実現されますように。 直接的な描写が少ないのに胸にぐっとささる絵本。
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くろくまうる
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戦争は本当にやめてほしい。誰一人幸せにならない。戦争で儲けている人達は、そんなお金で幸せなのだろうか。
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みさどん
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戦争で土地を離れ避難する親子。パパは残ってパンを焼き続けるという。最後にそこで一緒に作った土のパン。日本なら泥団子のはず。そこに乗せられた一枚の葉っぱ。微笑んで見送るパパと涙を流し続けるママと女の子。最後に分かる理由が、戦争の辛さを突き付ける。淡々としたやり通りに違和感を感じたら、こんな空想もあるのだと。
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ブロッコリー
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図書館。 そんな内容だとは思わなくて、読んでいたら 戦争と結びついている絵本で 、また深く考えさせられました。 平和は尊い…
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イカまりこ
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美味しいパン屋さんの話かと思ったら想像と全く違う展開。ああ、これはそういう話なのかと納得です。思い描いたハッピーでファンタジックなシーンはほんの見開き2ページ。苦しい状況でもそれを希望に変えてくれるお父さんの愛を感じた。どこかの国で起こっていそうなお話。
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とよぽん
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最上一平さんの新刊ということで、新着図書から。タイトルと表紙絵からは、この絵本の内容が予想できなかった。しかし、読み進めるうちに緑の葉っぱが何の象徴なのかはっきりしてくる。北見葉胡さんの絵もとても良かった。最初と最後に登場する白いハトも、この物語の語り手としてふさわしいと思った。
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ひそひそ
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ネタバレ2024年は最上さんに再び出会った年だった。その締めくくりで出会った今作は先に読んだ11歳が「ハイレベル」だと言った。北見さんの描く女の子の涙がとてもつらい。残らなきゃというお父さんと、スマホで写真を撮るあたりが、あの国を彷彿とさせる。北見さんの絵が多彩で素晴らしかった。
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たくさん
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戦時中戦地に赴く人々の話を我々は帰ってきた人に聞いた。誰も言いたがらない。夜中に寝言が苦しそう。自分の場所が戦地になってしまってもその光景は同じなんだろう。逃げていく避けていく非難する。その際にこの女の子は良い思い出をたくさん持っているからこそ涙が出てきて将来の目標も語れて前を向ける。緑の葉っぱというのが生命力があるのかな。何かを投影して自分を表現していければまた意味をみつけられるのかな。
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anne@灯れ松明の火
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新着棚で。北見葉胡さんのかわいい表紙に惹かれて手に取った。しかし、袖に「遠くで砲撃の音がします」とあり、これは戦争の話なのだとわかった。表紙もよく見れば、女の子の顔は笑ってはいない。街は爆撃され、州境の橋も壊れかけている。橋のたもとで、パン職人の父と娘と母が話している。一緒に逃げようという娘たちに、父は街を守るために残るという。兵隊でもないのに、なぜ? その疑問は終盤に解け、胸がしめつけられた。焼けた街の描写と明るいパン屋の様子が交互に出てきて、かえって平和の尊さを鮮明に伝えている。多くの人に読んでほしい
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宴
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戦争絵本。
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