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テンプルヒルの作家探偵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

感想・レビュー
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れいあ
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ネタバレテンプルヒル・シリーズ1。インド・ムンバイの高級住宅地を舞台にした素人探偵もの。インドの色々な地方の料理やメキシコ料理(インドで流行ってるのか?)がたくさん出てきて、お腹が空いてくる。裏表紙の内容紹介に〈インドのアガサ・クリスティ〉と惹句があったが、それはちょっと違うかなあという感想。インドの地域格差、民族格差、宗教格差、身分格差、経済格差、男女格差などなど社会問題についても提起されていて、インドについて詳しく知る程に面白くなりそうなシリーズ。
0255文字
タマ
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インドの富裕層の生活や文化が描かれていて興味深いが、富裕層の生活自体は実はどの国もあまり変わらないのではないかと思った。家族や近所の人とのつながりが深く、豊かな食事の文化があるのと当たり前のように使用人がいて、待遇に差があるのが特徴的
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ネコベス
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ネタバレニューヨークからムンバイの実家へ帰郷した作家のラディ。親友サンジャナの父親が死亡し、警察は自殺と見て捜査するが、ラディは不審さを感じて独自に調査を始める。ミステリとしてはややパンチが弱く、素人探偵物にありがちな法の裁きより自分の判断を優先する結末が釈然としないが、宗教や人種、言語が多様に混ざり合って混沌としたインド社会の濃密な人間関係と家族のしがらみ、野菜や果物をふんだんに取り入れた食事が興味深くまあまあ楽しめた。
0255文字
スイ
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インドの高級住宅地を舞台に、アメリカから戻った作家が親友の父の死の謎を追う。 暮らしの描き方が丁寧で、階級社会への批判も備えていて興味深かった。 肝心のミステリの方は、論拠・証拠が甘すぎませんか…と乗り切れずにいたのだけど、真相は胸がキュッとなった…この動機はねえ…良かった…だめだけど!殺しちゃだめだけど!でも好みの動機です…。 ところで、女性が謎解きの主役のミステリ、傷心で故郷に帰って事件に遭遇パターンが多い気がする。 その中で大なり小なりロマンスが芽生えるのも。 もっと色々な状況のものが読みたいなぁ。
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雪乃
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シリーズ1作目。面白かった。
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か
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ネタバレ小説家のラディカはスランプになり、NYからムンバイの上流階級が住むテンプルヒルに戻ることに。グジャラート人、ジャイナ教徒コミュニティて初めて読んだ。親友の父親が自殺し、こんなに少ない量で大量の睡眠薬錠剤が飲めたはずがないと気づく…。使用人のネットワークが侮れない。「ボリウッド映画みたいになってきましたね!」まったくだ。食べ物がカレーじゃなくて美味しそうで着てるのはクルタに景色はアラビア海と興味深い。犯人はただの勘で分かったが謎解きが分からなく面白かった。
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テンプルヒルの作家探偵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)評価63感想・レビュー6