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誘拐の代償 (集英社文庫)

感想・レビュー
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赤青の朝
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ネタバレ生馬直樹さん作品2冊目。読み易い!そしてこれがリアルなんだな。と感じた。爽やかで苦い少年時代、そして色々な意味で成熟した今。ヤクザという道にこんなリアルがきっとあるのかなと思う。物語の構成もなかなかに面白みがあって飽きさせない。この方の作品もっと読みたいなぁ。
0255文字
尾塚
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ネタバレ不遇の家庭に育った3人が将来を誓ったが、ヤクザに。ビジネスに行き詰まり誘拐を計画。営利目的だと思いながら読み進めるとリーダーが誘拐被害者に殺害されて事件は一転。話がどんでん返しに次ぐどんでん返し、その上仲間の裏切り。結末は想像つきませんでした。大変面白く読みました。大満足です。
0255文字
♡
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3人の小さい頃からの友情を見ちゃったら情が湧かずにはいられなくて苦しい。予想外の驚きと後味の悪い切なさ。
0255文字
りん
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不遇な環境に産まれた三人の少年の物語。運命に抗おうと踠きつつも飲み込まれていく姿が辛い。どんでん返しもあり、さくさく読めて、読みごたえ抜群。
0255文字
ゆりのき
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ネタバレ2021年9月集英社より書下ろし「フィッシュボーン」単行本、2024年10月改題、加筆修正し集英社文庫。生馬さん新潟出身の作家、本作も新潟が舞台①3人の幼馴染、玉山陸人(父が玉山会暴力団会長)日高航(養護施設暮らし、妹・鈴音は養子縁組)沖匡海(父が殺人犯)。それぞれの将来の希望、叶わず3人はヤクザの道。②密漁で稼ぎ居酒屋経営。放火で全焼。金に困った3人は誘拐ビジネス。ヒラナガ製薬社長令嬢・平永莉瀬(22)を誘拐。ダイヤ付の誕生日プレゼントの時計③その莉瀬が陸人を刺殺。遺体の処分④千足山から 焼死後の→
ゆりのき

→男性白骨体。焼残りの時計。④密漁ビジネスと敵対の寺泊の漁師が行方不明。娘の瑞希の復讐。3人の固い結束が、殺人、裏切りと打算、騙し合いの複雑な事情を孕んで、予測不能な方向へ。残虐だけど哀しい結末。

01/03 17:48
0255文字
ワタナベ
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親ガチャのハズレを引いた少年3人。 お互いに支え合いながら、生きる喜びと目的を共有するも、出自には逆らえず…。 ありがちなストーリーかと思いきや、そこから驚きの展開の連続。 固い絆で結ばれていたはずなのに、ほんの少しずつ生じてしまった気持ちのズレが3人を悲しい結末へ導くことに。 メインストーリーから5年後を描いたパートでは、刑事の柳内も家族が不幸に巻き込まれている。 焼死体をめぐる捜査が進展した後の柳内(と家族)がどうなっていくのか、もう少し描いてほしかった。
0255文字
takataka
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ネタバレとんでもない展開 読み応えのある内容でした
0255文字
竹ピコ
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ネタバレ初読みの作家さん。帯に伊岡さんのコメントがあったので、つい買ってしまった。結局出自には抗えないといった感じ、何とも切ないお話でした。共感できる登場人物はいなかったなぁ。中盤までは、全く真相に気付きませんでした。そういう意味では、終盤の展開は驚きの連続。若い三人が楽しげに暗躍して、最後は悲しい結末ってのは、少し柚月さんの暴虎の牙を思い出したかな。面白かった。
0255文字
世都セレナ
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ネタバレ私もこんな友達がいたら…と思って読んでいたのに…悲しい。そして、びっくり。「五年後」が出てくるたびに感じていた違和感…こんな悲しい真相だったなんて…。初読みの作家さんでしたが、他の作品も読んでみたいです。
0255文字
メグ
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ネタバレ物語に引き込まれて読んでいた。ただ後半は友情は崩れ去ったのか?また、エピローグは何だったのか、わからなかった。正海だけ、子供の頃3人で誓った、教える人か、正す人になるという目標を叶えたのか。また、なぜ憎んでいた親と同じヤクザの世界に入ったのか、ずっと疑問に思いながら読み進めていた。親と同じ世界からやはり抜けられないということで、ヤクザの世界にいたのか? 面白かったけど、いろいろ疑問点があった小説でした。
0255文字
A
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ネタバレやり方には共感しきれないながらも、3人の関係には熱さを感じていたので悲しかった。誰かが死んでしまう展開は予想外だしなんとなくその死を諦めてそうなところも悲しい。
0255文字
ばる8
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不運な家庭環境で育った3人の少年 暴力団会長の息子、養護施設で暮らしている少年、殺人の罪を犯した父親をもつ少年。 最近、心あたたまる小説ばかりを読んでいたので、勝手に3人が不運を乗り越えて大人になっていく話だと思って読み始めた。 いやぁ〜ヤクザの世界は、怖い。
0255文字
rin2club
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いや、すっかり騙されました。主人公が主人公でなくなり、その他大勢の脇役がメインになるなんて、想像できなかったです。途中、何か変だなと思ったのですが、まさかこんな仕掛けがあるなんて。それにしても、何気に、この警察は凄かったです。
0255文字
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