形式:単行本
出版社:岩波書店
形式:Kindle版
怖がらないといけない」があったらいいのかなと少し思った。絶対に肯定できない行為をしてしまう可能性を自分の中に見た時、行為を免罪するんじゃなくて、自分含め誰でもしてしまう可能性があるからこそ、みんながその環境に陥らないように、誰かがその環境にいたら皆で手を伸ばせるように。…そう思ったけど、私自身がマジョリティ側だから、安全な場所から傲慢な理想論を語ってるだけかもな…という…悶々とした袋小路にハマりつつある。上間先生の言葉は文字でも静かで重くて凛としてて、打越先生とのやりとりがとても素敵だった。打越先生は
本当に色んな場所で沢山の人に多くのものを残していかれたのだなと思う。私も先生の文章の中で、少しずつ先生を追いかけていきたい。岸先生の他者へのリスペクトがめちゃくちゃ伝わってくる、愛情を感じる一冊でした。あっという間に読み終わったよ。
著者紹介のところ、打越さんが「行っている」と現在形なのが悲しい。
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