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太陽を背にうけて (角川文庫)

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a.i
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★★★★以前読んだ北岳山小屋物語(ノンフィクション)の著者が書かれたフィクション。実際にある山小屋を舞台に、ファミレス経営会社を定年退職して妻に離婚を突きつけられた男が奮闘する物語。流れが想像できても感動してしまう! 以前の自分なら読もうとは思わなかったジャンルだけど、登山に関する想像力だけは豊かになっているからとても楽しめた。
0255文字
いつみ
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ネタバレ定年後の身の振り方は考えさせられる。 仕事があるかないかはほんとに大きな節目になるし。 この先は新たな仕事をするイコール年下が上司、なのだからキャリアも役職もない1人の人間として教えを乞うことを受け入れられる人でありたい。
0255文字
Nobuko
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定年後に熟年離婚 アル中に陥った主人公が山小屋での仕事で少しづつ自分を取り戻していく K9シリーズのお気にいりメンバーがちらほら姿を見せるのもうれしい
0255文字
ohion
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いい。離婚を突きつけられ、ひとり断酒して山小屋へ。誤解から始まった肩の小屋でのバイト。出会いとそれぞれの人生。視点が変わりつつ、それぞれの物語。最後はほろりとさせられました。
0255文字
shi-
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幾度か、山登り程度の登山をした時に、飲み物一本、食べ物一つの値段におどろいたが、これは納得だわ。 むしろ安いと感じる。それくらい、山小屋の仕事の大変さが伝わる。 そして、そして大好きなK9シリーズのあの人達が出てきたのがめちゃくちゃ嬉しかったぁ。 山に関わる人の、気持ちの強さ、忍耐力に憧れる。
0255文字
どら
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ネタバレ都会で働いていた65歳のアル中の定年退職者が、妻に三下り半を突き付けられ、新たなる生活の場を北岳の山小屋に見出していく。面白いのは主役の里村に表現のウェイトは置かれず、エピソード毎に周囲の山の人々がメインで描かれ、里村は或る意味、消極的な触媒に過ぎないところ。里村の人物像-年齢や断酒ーに樋口本人が反映されているようなので、それ故の衒いがこういう構成を生んだのだろうが、押しつけがましさが無い、力の抜けた読みやすい作品になっている。そのうち読もうと思って積んであるKー9シリーズにも手を出してみるかと思う。
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