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救世主の野望: オウム真理教を追って

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alison
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91年の本のため、渦中に発行されたんだな。「人を不幸にする『信教の自由』は許されない」と断じた坂本弁護士とその一家が行方不明になったことから記録が始まる。信者にはいつでも現世に戻れるという甘えがあるものの、戻ったとて家族の断絶は埋まらない、というところが歯がゆい。
0255文字
あーる田中一郎
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ネタバレ坂本弁護士曰く,「人を不幸にするような『信教の自由』は許されない」 more ⇒ https://www.amazon.co.jp/gp/review/R28SI5CEAAQ007?ref=pf_ov_at_pdctrvw_srp
0255文字
e r i .
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サリン事件が起こる前に出された書。
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あかつき号
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オウム真理教が世間を騒がせ始めてから、まっくろい髭に覆われた男と他に数人の男からのがれて逃げるのだが、追いつめられてしまう、という悪夢を私はよくみた。心理も何もなく、とにかく怖かった。 ようやく、オウムについて考えようと手に取った一冊。刊行年より20年余。坂本弁護士一家は最悪の結果を迎え、さらなる事件も起こった。さらに様々なことがあり、世間一般にはもはや風化しつつあるオウム真理教。信者となった若者たちはオウム真理教に恋してしまった、と著者は語るが、その恋も長くは続かなかったようだ。
あかつき号

清らかになるために、絶対的なものを求める若者たち。しかし、修行というより依存、すがりつくだけであって、自らの「生」を生き抜くことではなかった、と今の歳になってようやく思えてきたことではある。絶対的なもの、それはありきたりの普通の生活の中にあるのだとおもう。探求の矢が自分の内面に向かわなかった、それ自体がやはりバブル、うたかたなのだろう。

11/30 22:26
0255文字
yokmin
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91年3月出版。地下鉄サリン事件は4年後の95年3月。「オウム真理教には輝かしい未来はない」(P-246)とあるが、まさかあのような極悪非道の犯罪を犯すことまでは、想像していなかったようだ。
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