形式:単行本
出版社:教育史料出版会
清らかになるために、絶対的なものを求める若者たち。しかし、修行というより依存、すがりつくだけであって、自らの「生」を生き抜くことではなかった、と今の歳になってようやく思えてきたことではある。絶対的なもの、それはありきたりの普通の生活の中にあるのだとおもう。探求の矢が自分の内面に向かわなかった、それ自体がやはりバブル、うたかたなのだろう。
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