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警視の秘密 (講談社文庫 く 32-3)

感想・レビュー
42

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ワラスボン
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ネタバレシリーズ3作目。安定の面白さでしたが、今のところ2作目が好み。裕福な家庭で起こる事件。本作も登場人物一人ひとりの描写が細かくて良い。それぞれの人間が抱える秘密、そこから生じる悲喜劇が今回の事件につながっている。ジェマとダンカンの関係も気になるので続きを読んでいきたい。★★★☆☆
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猫ぶん
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ネタバレ★★☆ キンケイド警視3作目。あばずれと言われるキャロライン、所詮は引っ張り上げられた歌手なのか。デイムの称号が余計に滑稽。トレヴは仕方ないか…しかし警視はしっかりしろ。
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練りようかん
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ネタバレ前作が良かったので間を空けずにシリーズ三作目へ。名門芸術一家の婿が溺死し、二十年前の溺死に関する噂が根強く残っていることを知る。あの日なぜバスに乗り遅れたのか、些細だが引っ掛かりのある疑問が上手いと感じる好調な滑り出し。キンケイドの思いの馳せ方はセンチメンタルで、サワサワと撫でるように捜査していくイメージ。今回も事件関係者にヨロッとしてこれが定番の流れになるのか、ジェマの今後が思いやられる。興味深かったのは水を飲まない溺死。現実は全てを解明しない、がこのシリーズの核になるのか続巻も楽しみだ。
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凛々
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ネタバレキンケイドシリーズの3作目。ダンカン・ジェマ・トビーの年齢や季節に関する記述なし。作中、登場人物がセーターを着ている事と「季節外れのパンジー、遅咲きの菊」という記述から季節は秋の終わり位?と想像するも日本とイギリスでは気候が違うのでなんとも言えないですね(^_^;)小雨や霧雨が降ってるようですが、ロンドンは一年中雨が降ってる印象なので、季節を判断する材料にはならないです。それにしてもダンカンは惚れっぽい。他に出会いがないから仕方ないのかもしれませんが、毎回事件関係者にドキドキしちゃうので、ハラハラします。
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tamaobattery@「真顔の顔文字で、きゃっ(^・ ω ・^)❤️と言ってみる会」会長
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ネタバレ《シリーズ③》有名な指揮者とオペラ歌手の夫婦の周辺で、二度目の水死事件が起きた。水死したのは、夫妻の娘婿だ。当初は単純な事件だと思っていたキンケイドは、捜査が進むにつれて、家族をめぐる謎が深まっていくのを感じていた。キンケイドはジェマと二人で、それぞれの得意分野を担当しつつ推理を進めていくが…。だんだんと面白くなって来ましたよ〜(๑¯ω¯๑)それにしても、キンケイドって、敏腕警視の割には女心に鈍感で、今作では、とうとうやってくれちゃったよ〜感が凄いんですけど( ▔•з•▔ )ジェマがお気の毒。女性読者は→
tamaobattery@「真顔の顔文字で、きゃっ(^・ ω ・^)❤️と言ってみる会」会長

何となく裏切られた気分になることでしょう。全く男ってやつは…ʅ(๑ ᷄ω ᷅ )ʃ…ってことで、次作でキンケイドが、土下座ヒーローになるのを期待したいです。

03/30 22:05
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kyoko
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関係者一人一人とキンケイドの会話が進むにつれて家族の秘密が暴かれていく。ジェマの思いも挿入されていくので、そっち目線も興味深い。
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ツキノ
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ネタバレ【シリーズ3作目】1996年2月発行。子どもの頃、弟を川で亡くしたジュリア。夫を溺死で亡くす。有名な指揮者の父、息子を亡くすまではオペラ歌手だった母。スコットランド・ヤードの警視がジュリアの夫・コンの不審死の捜査に駆り出される。捜査の過程でパブでの食事、ワインやビールを飲みながらというのに驚く。キンケイドとジェマはお互いをよく観察している。ジェマの引っ越し、ジュリアによって変化が起きたキンケイドの自身の過去への思い。秘密×2。エンディングでキンケイドの鈍感ぶりがあらわに。男女の立場の違いか。
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chihayahulu
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「警視の挑戦」を読んでからの再読。 挑戦の舞台と同じ場所での事件。ジェマがあの時の女性画家とダンカンはどうだったのだろう、と思い出すシーンがあった。 また『ここはアガサクリスティの「バートラムホテルにて」の舞台になったホテルだよ』というセリフもあり、やはりアガサクリスティを読んでいて感じるのは気のせいではなかったと思う。
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tubaki
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ゆっくりと順番に再読しています。
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ブル-ス
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ジュリア
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yuiyui
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どうもキンケイドという人物像がまだはっきり輪郭が浮かんでこない。生まれや育ち、年齢、体形、趣味や好みなど、今までに散々書かれているはずなのに、一つの形となってわたしの前に現れてこない。誰をイメージすればいいのかな。
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みやび
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第三弾。キンケイド警視とジェマ刑事のコンビにも親しみが湧いてきた。有名人一家の息子が溺死した事故と、それから20年後に姉の夫が殺された事件とは関連があるのか。少し冷たいキンケイド目線と、感情豊かなジェマ目線で描いかれるのが面白いし、時々はお互いを思いあったりするのも微笑ましい。惹かれ合う二人の今後のすれ違い(妄想)も楽しみ!
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ずっきん
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スコットランドヤードの警視と部下が捜査するバディ物。キンケイドとジェマの云々ぐふふに食いついて手に取ったシリーズで、しかもこの巻狙い撃ちなので、人物象がいまひとつ掴めなかったけれど、面白かった。酒と食事とパブ。アフタヌーンティーにクリスティ談義。ミステリはともかく、あっぱれのリーダビリティで、存分に(30年前の)イギリスを楽しんだ。しかし、キンケイドったら、あー呑気だね(笑) 続きがめっちゃ気になるじゃないか。
くたくた

呑気にむにゃむにゃしているラスト1ページがね!試練と忍耐の次巻へGoだあ! それにしてもイギリス旅行したくなるよ。今近所でフィッシュ&チップスの旨い店探し中です。

11/26 19:32
ずっきん

姉さん、あざす♪最近いよいよミステリ離れしてるけど、これは面白かった♪ ヴィネガーガッツリかけてフィッシュ&チップス食べたし。

11/26 19:37
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くたくた
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ネタバレ事件は、テムズ中流にある水門で男の水死体が発見されたことから始まる。テムズ・ヴァリー警察の管内の事件ではあるが、死んだ男の姻族が地元の名士でスコットランドヤードの警視監の友人だったことから内々に捜査依頼がくる。キンケイドが死んだ男について聞き込みすればするほど、印象がぶれる。人は、こんなにも自分に都合良く相手を見、判断しているものなのか。印象の断片をモザイクのようにつなぎ合わせたときに、同時に見えてくる名家の醜聞。死んだ子供。しいたげられて、歪んでしまった人生。
くたくた

そこんとこ、私も気になってます。何しろパートナーのジェマは巡査部長→警部補→警部と順調に出世してますし。でも、ダンカンは捜査現場に出たくて警視を目指したらしいので、これ以上の出世を望むのかどうか。あ、ひらめいた。ダンカンが警視正になって、ジェマが警視に出世して、タイトルは「警視の〜」のままってのはどうでしょう?

11/13 16:36
Panzer Leader

主人公が変わっちゃう~

11/13 17:12
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鐵太郎
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女ったらしで妻に愛想を尽かされていた男コナー・スウィンが死体で発見されます。妻の両親が地元の名士だったことで、ロンドンから呼び出されたダンカン・キンケイド警視。不満を抱えながらも巡査部長のジェマ・ジェイムズと共に捜査にあたります。矛盾だらけの証言の中で、彼らは何を発見したのか、が事件解決のテーマですが、キンケイドとジェマの仲がなんともじれったい。最後はキンケイドがおマヌケなことになりそうですが、この二人の間柄の決着は持ち越しです。まぁ、すれ違いドラマの常道でしょうか。(笑)
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ララママ
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現在こちらの学習に時間がとられて読書時間が取れていません。 http://www.readinggate.com/ ようやく今月1冊目です。 今回も大好きなイギリスの世界に連れて行ってもらえました。地方都市の特徴やパブの描写などなど..ある一家の中で起こった2件の溺死事件。危うい家族関係が次第に明らかにされていきます。約20年間の思いが集結して行く時、事件は解決に向かいます。キンケイドと被害者の妻であり、20年前の被害者の姉でもあるジュリアの別れ際が良かったです。
ララママ

>おかさんへ 子どもたちが触発されないかという淡い期待から...結局私だけが残ってしまったといういつものパターンです(^^;;

06/25 17:48
おか

子供って なかなか触発されないんですよね〜 それでいて にて欲しく無い私の一部分(?笑)に触発されたりして、、、

07/07 11:16
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ゆうぐれ
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シリーズ3作目。一人の男の死から、過去の真実まで明らかになっていくというストーリーでした。キンケイド警視とジェマが、今まで以上に人間らしい感情の動きをしていて、真相と同時にこの二人のことまで気になる内容でした。
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tubaki
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たぶん再読です。久しぶりの翻訳物、大分時間がかかりました。このシリーズはイングランドの田舎の風景を想像しながら読んでいます。どの話から読んでもミストリーとしては成立しますが、警視とジェマの関係で、大分前のお話だったと 気づきました。サラリと読めない分、一人ひとりの心のあやが解るような気がします。
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YM
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後半で山歩きに出かけると解決へと向かう。シリーズの他の作品にも当てはまるかもしれない。キンケイドとジェマの関係を巧みに描かれている。
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coboss
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ネタバレこのシリーズは推理小説というより、ロマンスものと思って読むべきなのだろうか?キンケイド先生とジェマのなかなか進まない関係にやきもき..という設定なのかと思ったら、キン先生は割と、人を力づけようとするあまり誰でもウェルカムな方のようでもある。「この仕事について十数年」と書いてあったから、とりあえず35歳説。
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Apollo
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被害者コナーは女ったらしだったそうだけれど、キンケイドもなかなか。女性にその気を持たせるような態度を、なんとまあ無意識に無邪気にやってのけること。いや、褒めてますけど。本作ではいくつかの色恋沙汰が絡んだけれど、粗雑で暴力的な描写は少なくて、ゆったりした気分で読了…のはずが、最後の数ページでどっきりの展開。困惑のジェマに比べてキンケイドの能天気さが際立つ結末に、次作を期待。
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kankan
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ダンカンそれゃいかんだろ。ジェマとの関係はっきりさせなきゃって感じの終わり方。さぁ2人はどうなってしまうんでしょうか?
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ケイ
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冒頭の子供が濁流に飲み込まれる事件が最後まで尾を引いて、今回の事件と関係があるのか最後まで気にかかった。結局、動機を引き起こすものはありふれているのだけれど、舞台があちこち変わるし、視点がキンケイドとジェマと二人に分かれているので、なかなかミスリードされる。犯人は嫌なタイプだなあ。前巻までのクリスティ的な感じが薄れたのは、キンケイドの男性的な魅力を押し出してきたからだろうか。4、5巻を先に読んだので、1~3をこれでやっと読み終わり、ややこしい関係もはっきりした。
Yuka

クリスティ好きなんで、すごく気になってます!

04/04 22:55
ケイ

Yukaさん、私見ですので、本当にクリスティ好きな方が読んだらどうかなあ。ちょっと自信ないなあ。

04/04 23:06
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Kayo Suzuki
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3作目にしてダンカンとジェマの関係がどうなるのか楽しみで読み始めました。二人の関係は新たな展開がありましたが、このあとどうなってしまうのか、次作が楽しみな終わり方です。女性としては、ダンカンにちょっと裏切られた気分。 事件では、イギリスの上流社会の様子が描かれ、英国文化の香りが楽しめました。
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ルウ
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★2
0255文字
ロイ
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★2
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卓ちゃん
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シリーズ3作目を早速読む。これもまた面白い。ストリーの幅が広がり益々上手くなってきた。イギリスミステリーの面白さ奥の深さを痛感。このテンポは読んでて心地よい。女性作家だけにダンカンとジェマの関係描写が上手くはらはらする。早く次を 読みたい。
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Reiko
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殺人事件をきっかけに、ある家族の裏の顔が暴かれていく…クリスティ路線の作品。 主人公が人間らしいといえば人間らしいのかもしれないが、スコットランドヤードの優秀な警視という設定にしては間抜けすぎない?現実はこんなものということ?ハリーボッシュも女性にはだらしないし…でももっと冴えた刑事なんだけどな。いつになったら優秀なところが見えてくるんだろう?次作以降に期待。
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UN
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本シリーズの違和感は、現代において警視の地位にある者が悠長にプライベートな一事件にかかりきりになって、被疑者や部下と安易に交情に及ぶという状況に因するところ大なのだと思う。文中に本格ミステリ談議が挟まるのがご愛嬌だが、自分自身の作をどうとらえていたのだろう。いっそ時代背景を過去に置けばよかったのに、現代のミステリー作品があるのだろうか。マカヴィティ賞最優秀作品賞を取ったという第5作、第11作が気にならなくもないが、う~ん。
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Millet.K
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「クリスティやアリンガムやセイヤーズの作品では、いうまでもなく探偵が必ず犯人をつきとめるんだが、探偵は組織とは離れて行動するんだ」 クリスティの小説のモデルとなったホテルで容疑者と対決するジェマ。黄金期のイギリスミステリを話題にしながらのお茶会場面がいい。一件落着ののちキンケイドとジェマの関係に大きな変化が…。ジェマが今後を思い煩う一方で、キンケイドが呑気に(?)心地よい倦怠感に身を任せているところがなんとも〜はやく続きを読まねば(20120502記)。毒毒度:1
ずっきん

ありがとうっ♪マジで料理で読めますね(´~`)モグモグ

11/26 16:35
くたくた

ホントにどれも美味しそうで。『警視の死角』のフルコースのアフタヌーンティーもすっごく心惹かれます。まあダンカンはお茶どころではないシーンでしたけどねえ( ゚д゚) ←こんな感じで

11/26 19:38
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遠野藍
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毎回生き生きしたキンケイドとジェマ。なのにこのヒキはショック!次の作品も一緒に借りてきて読み始めたけど事件捜査はそっちのけでドキドキしてしまう~
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ポムフリット
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★★★★☆
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poke
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この頃はジェマもキンケイドも、話し方がまだきつい気がしました。付き合うようになってから二人とも丸くなっていったのかな?
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Fe
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西田佳子訳 講談社 1996年2月刊。Leave the Grave Green 1995年発表。キンケイド警視シリーズ第3作。翻訳が出版された時点で読んでいたファンは、本書を読み終えて、次作が待ち遠しかっただろうなぁ。私はシリーズ6冊をまとめて続けて読みましたから大丈夫でしたけど。 (2007.12.7)  デボラ・クロンビーの本棚(登録冊数15冊 発表年順) https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091269
Fe

ケイ様 読書メーターの本棚機能は便利で楽しいですよ~。読み終わった本を登録する時に著者名やジャンルを記入するだけで、簡単に本棚が作成されます。すでに登録済みの本から本棚を作成するのも、「本棚に追加」をクリックして著者名等を記入するだけなので簡単です。出来た本棚の中の本の順番を変えるのもドラッグするだけなので、これも簡単!

04/29 10:54
Fe

本棚は、読書メーター利用開始後に読んだ本の著者を全員作成しています。読んだ本を後から確認できるようにするための著者名索引としてです。丸谷才一と小林信彦と和田誠とディック・フランシスとギャビン・ライアル他何人かは昔読んだものも全部登録しました。読書メーターの本棚機能を利用して読んだ本の著者名索引を作成しているのは元大学図書館屋の職業病・後遺症なのかもしれません。

02/17 14:28
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けいちか
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スコットランドヤードの警視であるキンケイドとその部下の女性巡査部長であるジェマの活躍するシリーズ第三作目。上層部に依頼が入った、上流家庭の不審な死を捜査することになった2人。上流家庭の住んでいる地方都市とロンドンでの捜査がほぼ交互に出てきたり、オペラ劇場の話が絡んでいたり、イギリスという階級社会制度が残っている部分が見えたり、色々苦労して書いているのが分かる。そして、2人の関係にも変化が?最後に次の第四作につながる形で大きな変化が。
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ゴリゾウ
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西田佳子 訳/単純な水死と思われた事故になぜスコットランド・ヤードの警視が駆り出されたのか?当主は、有名な指揮者、夫人はオペラ歌手、被害者の妻は画家という名門をキンケイドが調査していくと・・。シリーズ第3作『カバー』#3/シリーズ第1作№973、第2作№980、第3作№3、第4作№197、第5作№868、第6作№1677、第7作№1763
0255文字
Shinichi Abe
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読了
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サックーマ
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好きなシリーズ。 ロンドン在住の今読み直したらさらに楽しいかも。
0255文字
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