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検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)

感想・レビュー
144

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たくぞう
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予想した内容と違ってツイッターの話だった。ツイッターは女子供の玩具という偏見がある。いい大人がつぶやくのは何か深い事情があるのだと思っている。超アナログ人間の自分にとっては、ツイッターについて真面目に論考している様子は、ちょっと滑稽にみえてしまう。
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のせなーだ
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多数派の情報に騙されやすい。デマ、流言の拡散防止の重要さを訴える著者の姿勢に納得する。内在的外在的チェック。「ソースの有無。疑う、確かめる、止める、調べる、注意する」この中のどの行動もせず拡散するのが問題だ。ましてや簡単に個人攻撃するなんて問題外だ。情報は批難、攻撃するものではなく共有するものだ。不安を煽ったり、憎しみを植え付けたりする多数派の噂屋。正しい情報の供給が追いつかない。専門家、行政機関、学校などが検証屋となって情報の需要に答えてほしい。そして私達もデマでなく、正しい情報へと共有しあえるといい。
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てん
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今年の節目に読むかと思い手に取ったけどあまり面白くなくて途中でリタイア。当時に起こったデマ流言集といったかんじ。Twitterのことも書いてあったけど、Twitterが公共性を帯び始めたのは震災が起こった後からだったと思う。
てん

Kindle Unlimited

05/06 13:06
0255文字
アディル
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COVID-19関連でチェーンメールを回してきた御仁がいたなぁ…と思い返しながら読む
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小早川
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冷静になって選別された情報が必要だと思った。 灯りを点した
0255文字
tada11110
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ウラタキ
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図書館。「ひどい!」という憤りに駆られてソースを確かめずにリツイートして結果的にデマを拡散してしまう善良な人にならないように冷静になろう。北海道ブラックアウトの時に一番助けになった情報源はラジオ。実際に現場にいるとネットで情報収集はほとんどしない。だから外野で当事者不在&訂正する現地の人も現れないままデマが独り歩きする印象。
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morinatsu
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公式・権威者のカウンター情報の重要性が分かった。「自分が加害者にならない」ことの大切さも。
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まいくん
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この本をスマホを持ち始める小学生や中学生たちに配って教師が授業で説明したら良いと思う。いや、ネットの情報を何も考えずリツイートしてしまう大人たちも読むべきだろう。ネットに限らず噂話が好きなのは人間の本能のようなものなので、この本を読んでちゃんと考えて情報を取捨選択しましょう。実例も豊富でとてもいい本。震災後色々な噂話がタイムラインに乗ってたっけ。
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Hiroki  Nishizumi
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フイッシィング詐欺同様、自身の考えをしっかり持とう
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Gradiva
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東日本大震災のあったときに流れた流言、デマ(流言=意のないガセ、デマ=意図的なガセ)の分析と経過、震災時にネットを日常的に使っていて東日本のことを思っていた人は皆読むと良いと思う。色々な点で非常に面白く読んだ。中で取り上げられている言語の壁を利用したデマ(情報ソースに適当な他国語のものを上げて全く違う訳をつける)という例については個人的にはデマを超えた外国語コミュニケーション全般の問題を考えた。非母語話者や他の文化圏の人は相互にとってのバルバロイとしてしか現れないがバベルの塔を建てた罪が全体的に重すぎる。
Gradiva

この文章のバルバロイには野蛮人的含みはないつもりだけど野蛮人的含みがあると考えてもそうだよなと思う

11/26 17:34
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たくまん
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東日本大震災の際に、どのようなデマがどのように拡散されていったかが書かれていて、当時SNSを追えていなかった身としては新鮮な内容。ただ、その具体例の序列に終始してしまっている点も多く、もう少し具体的な対策まで論じてあるとなおよかった。
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あられ
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息子が授業で使ったらしく机の上に投げ出してあったものを拝借した。デマや流言を広げてしまう構造が丁寧に調べられてあり、面白かった。SNSには長所と欠点があると心して使わなければいけません。
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ロク
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ネタバレメモ『情報ソースの有無の記載、情報ソースの質の確認』『うわさ屋:何でも情報を拡散するタイプの人』『検証屋:情報を自分で確認するタイプの人』『うわさ屋を説得する必要は無い、うわさ屋の流言・デマの悪影響を最小化する事が課題』『止める・調べる・注意する:流れたきた情報をとりあえず止める・検索サービスで情報(疑っている側)をあえて調べる・情報が間違っていた場合、情報発信者に知らせる(非難モードで無く情報共有モード・トラブルの発生を避けるコミュニケーション)』
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岩月クロ
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当時、ツイッター上で真偽の判断がつかない情報が飛び交っていたことが思い出させる。住んでいるところが愛知なだけに、明日は我が身。まずは知ることが大事なのだと感じた。
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みそ
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誰が悪いと責めたり、情報弱者を嗤うのではなく、事例を広く知らしめることで拡散力を抑えるという前向きな内容。社会心理学的な読み物としても面白かった。これらの流言やデマは、既に検証済のものを後から読んでいるので滑稽にも見えるけど、現実に判断する場面に当たったら、適切な判断ができるか自信がない。即座に断定も否定もできないケースでも、安心を得るためにすぐ答えに飛びつくのではなく、自分なりに冷静に状況を分析するという選択肢を頭に入れておきたい。
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石英
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人間は危機的状況に陥った時に誰かを助けようとして意図せずに嘘の情報を流してしまう時がある。善意による、流すつもりのなかった嘘が1番厄介である。誰かを助けるために発信する情報だからこそ一度見直してみて発信して欲しい。内容的にはただ東日本大震災の時にあった流言やデマをただ紹介してるだけでした。
湯浅亮太郎

本に比べてネットは書いた人の責任が見えないからネットの情報はしっかり見直せ、とかはよく言われる話じゃん?

04/04 22:40
湯浅亮太郎

それへの考え方とか具体的な方法ってあまり見ないと思うんだけど、なにか書いてあった?

04/04 22:41
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西澤 隆
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嘉門達夫のネタに「友達の友達」というのがある。あやふやだけれど「らしい」飾り付けをしながらどんどん伝えられるネタはどんどん断定調で煽るものになっていく。たとえ最初は善意だったとしても。世間の人みんなが受けとった情報に踊らされないようになるのはおそらく無理。だからせめて「デマ・流言を身の回りで中和できるひと」になれればと思う。もちろん「踊らされない」ためのスキルを自分自身が身につけることも。筆者が「東京電力と社民党の手先」と言われたというのもスゴいな(笑)。簡単に陰謀論に与するひとにはぜひ読んで欲しい本です
西澤 隆

実は、情報弱者と自らを認識しているひとよりも「僕は情報強者だ」と自覚している人たちのほうに、困ったひとが実は多い。「メディアは真実を伝えない」のは時に事実かもしれないけれど「メディアで伝えないことこそが真実」だと妙に無邪気に信じ込んでしまったり、ね。そういう意味で、厳密なファクトチェックではなくとも、自らが汚染源にならないためのテキストとして、とても有用だと思います。

01/10 09:46
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ラウリスタ~
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震災直後に出版したことに意味がある本。もちろん原発関連の話題をスルーしていることについて「安全厨だ」とか、思う人もいるかも知れないが、それも考慮のうち。流言・デマが、「(自分の信じる)敵」に石を投げない人も「敵」と見做す圧力を持つこと。「善意」が生んだチェーンメール、と抗議の電話が救援活動の妨げになる。「メディア、政府」が隠していることを「現場にいた」自分は見たという「選民思想」「自分は目覚めている」幻想。事業仕分けで蓮舫が却下した堤防が・・・もデマ、ちゃんと全体を読まないと。自分も何かしたい欲望からの悪
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arnie ozawa
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東日本大震災時の実例を追いながら正しさを追い求めることの危険さ、無自覚に正義を標榜する無知で善意の人々の危険さを痛いほど知らしめてくれる。
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しょうじ@創作「熾火」執筆中。
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【1回目】2011年5月に、早くも発刊されている本。あの当時を振り返ると、SkypeをしながらTwitterに張り付いていた。今思うとずいぶん振り回されていたと思う(拡散はしてません、念のため)。情報の欠如と過剰が生まれる非常時に、どう正しい判断をしていくのか、とても難しい課題だと思った。6年が経ったからといって、「済んだこと」「克服できたこと」とはせずに、振り返ってみるといいと思う。
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キック
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東日本大震災の際に広がった様々なデマを、注意喚起のデマ・救援を促すデマ・救援を誇張するデマ等に分類し、検証した本です。「コスモ石油の黒い雨」のデマは、我が家でも受信したことを覚えています。ネット情報は玉石混交であり慎重に見極める必要があるとのことですが、かといって、政府発表の情報の信用度が高いわけではなく、当時の政府が放射能拡散試算図を公開せず、国民の命を危険に晒したことは有名な話です。最近は平時でもフェイクニュースが横行するようになりました。情報を鵜呑みにすることは危険だと認識する必要があります。
キック

嘘も方便の程度が、分からなくなっているということでしょうか。情報に直ぐに飛びつくのは危ないですが、一刻を争う時はどうしましょう。

04/27 06:49
おか

本当に どうしましょう、、、

04/27 09:25
3件のコメントを全て見る
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佐藤丈宗
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再読。震災発生から2ヶ月後に刊行された新書。個人が手軽に情報発信する手段を得てはじめての大災害。ネット空間に飛び交った流言・デマを検証。善意や正義感が流言・デマを拡散してしまい、救命救助や支援に支障を与えてしまったという現実。災害が起こったときこそ、情報の拡散にはより慎重でありたい。折角の善意が却って被災地を苦しめることになってしまっては笑えない。「私は大丈夫」と思っているひとこそ読んでおいた方がよいかもしれない。
西澤 隆

「私は大丈夫」とおもってるひと。その視点はとても共感します。けっこう「みんな騙されてる。僕はネットで真実を知ってるから」っていう若い子も、いっぱいいますもんね。

01/11 09:43
佐藤丈宗

おっしゃる通り。せっかくの善意や技術が台無しになってしまっては哀しいですし。

01/11 10:08
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さとみん
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地震直後の日々を思い出しながら読んだ。世の中には正義の人が多いんだなあ。ただ問題は各自が自分の正義だけを信じていることか。この先も何か非常事態が起こるたびにデマが飛び交うことを前提として、自分はどうすべきかを考えるヒントになった。
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shin_ash
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東日本大震災の流言・デマの実例が類型化され検証、解説されている。中には記憶にあるものもあり、当時を振り返ることもできたような気もする。玉石混交のwebからの情報が日常的になる中で、明らかにおかしいものはともかく、ちょっと引っかかる程度の違和感なら日々見過ごしてしまっているような気もする。そう言った質の悪い情報への接し方が少しわかった気がする。悪意にはもちろん、悪意のないデマにも騙されたり振り回されたりしない様にしたい。
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あかつき号
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初著者。情報を多く持っていることより、多くの情報を判断する見識を持つことが大切。ダイレクトな知り合いでなければ、何事も「ちょっと待て」。それにしても日ごろから疑われている政府や電力会社って(笑)。
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かふ
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大震災のデマは個人や外国人を貶めるものもあったが、緊急に救助や救援物資が足りないとする等で困ったというデマも。チェーンメールやリツイートで拡散されて、その後に正しい情報をいち早く伝えるかで最小限にする検証サイトは有効。ソースの確認第一。ただマスメディアが政府に統制されて正しい情報を伝えないというのもあるだろうし、大新聞やTV報道を信用してない部分もあるからネットの情報に飛びつくというのもある。自分からリツイートしてデマを拡散させないように注意が必要だ。リツイートはそこで満足してしまう機能なんだろう。
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Pascal Nantoka
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ネットのうわさについて研究しているチキさんの本の一つ。 東日本大震災の時は本当に混乱している状態でしたから、それだけうわさも広がったんだろうな。ネットの世界では情報の正確さではなくどれだけみんなが騒ぐかによってリアル感が増していくということを著者の別の本でも知ったが、まさにそれが起こっていたのだろう。中には正しい情報もあったかもしれないが、それはいわゆる「大数の法則(ちょっと違う?)」のようなものではないかと感じる。噂に翻弄されない為にも、みんなが騒ぐ話題こそ冷静さが大事なのではないかと感じる。
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CTC
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11年5月初版、光文社新書。東日本大震災時の、ネット上の根拠が曖昧な情報発信について“検証”した(と称する)内容を1冊にしたもの。先の熊本の震災に関連する報道の中で本書を知ったのだが…“デマ”の内容も“検証”の内容も、まぁウェブメディアレベル。当時耳にした話題が多いが、日常から本に親しみ真摯に生きておれば、こんな“デマ”に惑わされる余地はないし、“検証”もデマが“デマ”である事を推定しただけのものである。風説発生の現場は全く検証されない。ウェブレベルの情報を紙でしか拾えない“情弱”に向けた1書という事か。
CTC

宮城県警発表の震災後の3/12〜3/21の犯罪発生件数は前年同期と比較して重要犯罪は-3件の4件(放火未遂、焼身自殺が各1、強制わいせつ2)だが、出店荒らし(閉まっている商店などからの窃盗)は3倍になっている。本書が“デマ”とする、レイプ・掠奪の多発、と云うのは意外にも“火がない”訳でもないのです。但し「外国人」と結びつくのがまぁデマのデマたる所以ではあって、なるほど結局こんな薄っぺらな本じゃあ、何もわからない。

04/30 09:47
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M T
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どんな投稿も、一度客観的に眺め直してからにしよう。 抜粋でもいいから、学校で配ったらどうかしら。 どんなところにも悪意は巣食うんだなあ。
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澤水月
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5年目に。デマ否定には本当に苦労し著者の検証ブログも参照。2ヶ月で発行、芯の強度変わらない。あの翌日、医師の親戚二人からもコスモ石油デマ拡散メール来て何のため医科学んだかと絶望感覚えたが医師会からFAXて要素もあったと知り少し納得。未掲載だが合併前の地名での救助要請RTも悪質で「そんな地はない」と少なくともリア知人には伝え。“情弱”笑わず角立たないよう拡散止める姿勢は大切。某女性議員ここぞとばかり悪意デマ晒しに遭うのは何とも。外国人と結婚している著名人がガイジン強姦説訴えてたの驚く、今も残っている!
澤水月

震災でツイの有用性が一般に発見されmixi衰退したがFB、(日本で定着しないがtumblr)、インスタ、ライン、カカオ、VINEと種類がどんどん増え、今後の災害に向けて情報の扱い方は本当に注意しないとならないだろう。当時はUstream万歳期だったがツイキャス、ニコ生、youtuberと無検証に「放送」される機会も増えてしまった…

03/11 18:16
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gonzui
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被災、と言うにはおこがましいがあの日同じ東北で地震を体験した者としてこのタイミングで改めて。ソースの検証はもちろん、過度に感情的にならない。善意と悪意は紙一重だと認識する。不確かなモノには敢えて触れない。只広めるだけが有益ではなく、時には人災になり得ることを理解する。特殊な状況でも惑わされず対応出来るよう普段から心掛けるべきこと。
0255文字
へい
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今更ながら読んだけれど今年に入ってからのニュースなんかを見ていると震災の際にこれだけの警鐘が鳴らされていたのにも関わらず反省されずにむしろ劣化しているとすら思えるようなことばかり起こっている。まず見出しだけで判断してはいけないという基礎的なことすらなされていない。だからこそこの本でもあげられているようにうわさ屋に対抗できるような検証屋の数と精度をあげることが大事なのかなと思う。しかしうわさ屋がしっかりと受け止めてくれる保障はないけれどうわさ屋を疑うようなリテラシーを身に着けなければならないなと思う。
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MOMO
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東日本大震災の影響でこんなにもデマが広がってしまうことが読んでわかりました。 もし、これから大きな地震が起きた時のために読んでおくべきだと思います。
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popo*a
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情弱、情強。情報社会と言われ続け長い年月経つが、非常時になると情報がお祭り騒ぎとなり、あることないこと流言、デマまですべての情報が散乱してしまう。SNSは便利なようで実はもろい情報網、このような非常事態は現代の情報社会の危うさを浮き彫りにしたのだと思う。
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佐藤鈴木
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ネットの情報を鵜呑みにする傾向がある人向け。デマの内容や形成過程以外にも、「震災カーニバル」などの著者独自の解釈があってよい。
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おかのきくと
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誰かを助けたい、情報を届けたいと思いながらも、実は混乱を助長していることがあるのだと思いました。メディアリテラシー、大事...!
0255文字
ask
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当時の流言デマを感情的にならず冷静に調査されていて読みやすい一冊。「自分は渦中にいる」というボランティアズ・ハイや災害カーニバルといった祭りの高揚感のようなものがあって、流言は善意で広がっていくことがある。あくまでも冷静になることが大切。自分の中で検討し、外部情報と照らし合わせて、正確な情報をバケツリレーして伝えていく。大切なことではあるが、日常生活にもその姿勢を持ちこんでソース厨にならないように心掛けたい…
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ory112
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流言は感染症のようなものだから、ワクチンを…という実践的な内容。 パターン別に解説されており、とてもわかりやすい。似たパターンのなんと多いことか(でも惑わされてしまう…)。 折に触れて読み返したい一冊。
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