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ルポ 権力者―その素顔 (講談社文庫)

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nobody
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文章の下手さ+未知事項を判るように書けぬ無能力の二重苦。「矛盾している」とあって何が矛盾してるのか判らない。「競艇の国庫納入金制度はシャウプ勧告によって廃止」と書くだけでシャウプ勧告がどんなもので国庫納入金制度の何が抵触するのかという敷衍は一切なし。知らぬから書けぬ、または面倒だから書かない。で、非常に細々しく見せかけながら、政治の闇の核心については故意にぼかす。「逮捕された竹内茨城県知事がみせたように、県発注の土木事業の受注によって、工事費をピンハネして政治資金に使い、土建業者を集票マシンとして使うのは
nobody

、全国の保守政治の共通のパターンである」というように。文章の下手さで主語の混乱も加わる。このように常にぼかすから読者は政治腐敗についてクリアなイメージがもてず、世論は広がっていかず、汚職政治家は安泰である。つまり巨悪を助長してるのは鎌田らなのだ。クリアに書けば権力の総攻撃を受け、立花隆のようにそれをはね返すだけの総合的知的論理力も有していない(シャウプ勧告と国庫納入金制度も説明できぬくらいだから)。書き手が自力でまともに歩けずよろけるので読者が肩を貸してやらねばならぬ感じである。競歩なら自力で歩けぬ時点で

07/23 00:34
nobody

即失格だが、物書きだけはなぜかそうならない。金を払ってバイオリンの演奏会を聴く時、奏者の一流の腕は保証されている。文章だけは、小学校で誰でも作文を書くからバカでも何でも書けるとされる。声は誰でも出せるが誰でもは声優になれないのに。マルチタレントが並べる肩書きに、作家・エッセイストというのは必ず入る。さらに本は売れる=読まれる、ではないから淘汰も進まず、しかも朝日岩波文化による判らないほど高尚だという洗脳も働いている。それでもあまりにも本分の労働問題ものが売れないものだから、鎌田も事件もので生き残りを図る。

07/23 00:49
0255文字
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