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∃.狂茶党
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なんでこのタイトル。 直訳すると『目録の眩暈』『めくるめく羅列』らしいのですが、意味わからんじゃん。 『蒐集』『リストマニア』でいいじゃないですか。 言葉の羅列が面白くない人には苦痛だとおもう。 散文的な羅列も韻文的な羅列も、翻訳でパワーが削がれてると思われ、翻訳は難しいね、言葉遊びも多いし。
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roughfractus02
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原題はVertigine della lista。膨大な一覧表に眩暈がするなら、文法も略された語の連なりが相互に関係して物語を紡ぐこともなく、ただ羅列していると感じるからだ。誰かが語るでもなくただ語るこの羅列を書物にすると、慎ましく最後に付されていたリストが物語本文を押しのけてページを占拠したように思う。が、物語こそ記号を意味に限定し、時間直線に従属させ、作品に封じ込めるのではないか?記号を作品から解き放つ本書のページは、モニターに浮かぶコンピュータ言語を連想させ、さらにパースの無限の記号過程を思わせる。
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tsuki2b
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エーコ芸術史第3弾。「世界のカタログ化に目を向けた」とのこと、前2作のように多くの画像と、さらに膨れ上がったテキストからなっている。とはいえ、リストばかりの文章は遠慮したい。エーコ自身の小説も載っており、「列記嗜好者(リストマニア)による熱狂の大航海!」の舵取りにはふさわしい。
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ざっきい
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同著者「美の歴史」「醜の歴史」と三部作のような売り方をされていたため、読んでしまった本。訳者も述べているように、原題はVertigine della Listaであり、「目録の眩暈」とでもいう感じ。絵や写真よりは、文学作品における羅列を羅列したような構成がとても面白い。旧約聖書における羅列とか好きじゃなかったが、見方が変わるかもしれない。あとラブレーってこんなんだったんだ、という感想。
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Märklin(メルクリン)
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ネタバレ図書館本。『美の歴史』『醜の歴史』に続きシリーズの3作制覇。今回も非常に見応えのある絵画の数々が楽しめる。西洋画は聖書から影響を受けているものが多いと感じるのは3作品を読んだ個人的な総括。大好きなダヴィッド「皇帝ナポレオンの聖引と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式」の掲載はとても嬉しい限り♬アンクールの絵画はガルシア・マルケスの『予告された殺人の記録』の表紙にも。シリーズを通して様々な文献の引用も良かった。カルヴィーノ、ジョイス、ワイルド、プルーストetc.。紹介されている世界の名だたる作家の作品も気になります。
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るりこ
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これはもう!序文から半端ないわくわく感!エーコが!ジョイスを!ボルヘスを!語るなんて!!…とは言え本文に入れば、まぁ、さすがはエーコ…。疲れる…。先ず地の文全体を読み、その後引用文全体を、と読み分けた。タイトルは知っていたものの未読だった『ガルガンチュアとパンタグリュエル』を、エーコの勅撰で読めるのは嬉しかった。フィネガンズ・ウェイク、やっぱりそこを引用するよね。訳者さんのあとがきにある原題の直訳、「目録の眩暈」、納得。時間がすごくかかったけれど、やっぱりエーコ、好きだな。
M

来年こそエーコを読むのが目標です^^;

12/29 21:57
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hanaka
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アドソが村娘をおいしくいただいている時の怒涛の賛美賛辞はソロモンの雅歌からとってきたんだとはじめてわかった。羅列の表現て簡単そうにみえてかなり文章力ないと、滑りやすいもんだなあと今まで読んできた大衆文学を思い出し、ふと思う。ラブレーの空想蔵書目録、今の世ならそういうタイトルの本あるよなあ。『修道士の頭巾』やら、『司祭さまの田舎料理』やら。ディオゲネスの目録だけある現存しない書物たち、てのも萌だわ〜。
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たくのみ
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文章部分は失楽園までで力尽き、あとは絵だけを楽しみました。 イスカンダルさんの功績が1章2章ではたくさん出てきました。 部分だけでもこの迫力。美術館で見るとすごいんだろうな。
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eirianda
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言葉の蒐集って美しいなぁ……。
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Rinopy
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リストとコレクションがテーマ。前の2作品より引用が多かったです…ちょっとさすがにお腹いっぱいかな。バーン・ジョーンズの表紙を見て気付いたけどラファエル前派の図版は無かったなあ…。
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   丰
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褒め称うべき壷、われらのために祈りたまえ
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芸術の蒐集評価69感想・レビュー11