形式:新書
出版社:講談社
形式:Kindle版
「吉田の対米戦争回避の努力を押しつぶしたのは、東条内閣の意思だけではなかった。東条の背後には、名もない、しかし圧倒的多数の国民がいた。」 この本は戦争を国民の支持によるものとしてる。満州国承認から国際連盟脱退のあたりは陸軍が始めたことだけど、陸軍が国を支配して強制したとは言えないところがある。
はてなブログに投稿しました http://matypoyo.hatenablog.com/entry/2016/07/13/220000
本書のまとめで、1政治遺産の継承。2政党政治の枠組みの可能性(連立)3国家目標の再設定。1はすべて出はないにしても、2、3は確かにその必要性を感じた。ただ、3がなければ、2がない。ただ、私利私欲、政権維持だけの2ほど無意味で時間の浪費だけなものもない。戦前戦後と違い。目指すモノが散漫で拡大しているだけに、設定しにくいのかもしれないけど、私たち国民も含め、しっかり未来を見定める目標設定が必要だと思う。
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