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新選組: 「最後の武士」の実像 (中公新書 1773)

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なーちゃま
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ネタバレ史料を基にした良書。本書の目的は①伝承や創作などで語られがちな新選組という組織を徹底して史料を根拠に読み解き詳述すること、②「新選組=佐幕派の最後の武士=“近代的ではない”武士像」というイメージを覆すこと、と見た。 まず多摩という“遅れた”土地出身の試衛場出身者によって形成された新選組…というイメージに対し、実態は新選組メンバーは多様な地域の出身であることや、時代に合わせてその性格を官僚的なものに変えていったことが分かった。何より自分は、新選組という組織が公武合体派の勢力範囲内だったことを初めて知った。
0255文字
Die-Go
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ネタバレ再読。母校の先輩にして教授である大石氏による新選組関連本。大石氏は、大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』などの時代考証をしている。内容はと言うと、特に目新しい点はなく、相川司、菊地明著の『新選組実録』よりちょっと詳しいかなと言う程度。どちらかを読んでおけば良いと思う。★★★☆☆
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新選組: 「最後の武士」の実像 (中公新書 1773)評価57感想・レビュー2