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ねんどの神さま (えほんはともだち 27)

感想・レビュー
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ひそひそ
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『やくそく ぼくらはぜったい戦争しない』 https://bookmeter.com/books/22444193 で知って。おらが街には保存資料になってた。武田美穂さんの絵!こんな絵も描かれるんだ……今までで一番刺さる絵だ。表紙のケンちゃんは盲目なのかと思ってた。目を閉じてるだけでした。神さまとケンちゃんの会話が悲しすぎた。神さまはなんにもしてないよ。神さまの口調が11歳の友だちのワニちゃんに似ててもう。神さまにこんなこと言わせるケンちゃんなんて嫌いだ。
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5〇5
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~「第20回 大人がこどもに説明できない絵本大賞」大賞受賞作~
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【選評】「戦争をおこす、わるいやつらをやっつけて」と願い、ねんどで神さまを作った少年は、成長すると‥‥。これはもう「大人の事情」ってことで…💦

03/27 20:20
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くろねこ
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このラストに驚きました。戦争とは、平和とは、神さまとは……あらためて考えさせられました。子どもの時に感じていた気持ちは、”大人”になると忘れていってしまうのだろうか……。忘れるのではなく、多くの経験や知識がものの見方を変えてしまうのでしょうね。子ども達は、この本を読んでどう感じるのか気になる一冊です。
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ほんわか・かめ
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ネタバレ小学生のけんちゃんが粘土で作ったのは【戦争をおこしたり、戦争で金儲けをしたりする悪いやつらをやっつける神さま】。大人になったけんちゃんは、なんと兵器会社の社長になっていた!長い間忘れられていた【ねんどの神さま】は突然目覚め、巨大化してけんちゃんの元へ向かう。【ねんどの神さま】は戦争で金儲けをしている張本人のけんちゃんをやっつけてしまうつもりなのだろうか。まさかの結末に、子どもたちは何を思うのだろう。けんちゃんの掲げた平和は遠くなりにけり。〈1992〉
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順子
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友人が言う、軍縮とか核武装反対とかは平和ボケが言うことだと。その友人だって戦争には反対しているのだが。この本は正にその点を突いてくる。子供たちはどんな感想を持つだろう?そしてその感想は何歳ぐらいで何%どのように変化していくのだろう?50年経つと健一のように…?
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おかけん
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平和学習に使える本として登録。話の展開も終わり方も衝撃で、子ども達といっしょにすごく考えさせられる本です。
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杏子
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ネタバレラジオで、朗読を聞いて読もうと思った。絵本で読むとまた感慨深い。暗く、残酷なシーンもあり、内容もシビア。結末がこれとは。健一は兵器を売るような仕事を続けようとしている。粘土でできた怪物…ねんどの神さまが、訴えたかったこと。どうしてわからないの?子どもの頃とは全く違ってしまったんだね。悲しい結末だった。那須さんはこのストーリーを通じて、戦争は絶対にやってはいけないんだと、反面教師的に伝えようとしたのか? 絵本の形態だけど、絵本とは思えない内容。大人も読んだ方がいい。
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千代
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なんともいえない読後感。仕方ないかもしれないけど、ケンちゃん、すっかり変わってしまったんだね。ねんどの神さまを作った時の気持ちはもう欠片も残ってないのかな。それにねんどの神さまもあっさり引きすぎる。どうしようもないやるせなさが残る。どこかで見た事のある絵柄だな…と思っていたら、武田美穂さんだった。
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わむう
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太平洋戦争から1年後。戦争孤児のけんちゃんは戦争商人を憎んでいるため、彼らをやっつけてくれる神さまを粘土で作ります。時は経ち、閉校になり倉庫の片隅に残された神さま。終戦から50年後、神さまは100mの大きさに巨大化し東京に向かって歩きはじめる。兵器会社の社長となったけんちゃんに会いに行くために。変わってしまったけんちゃんを見て悲しむ神さまに「他国より強力な武器を持つことが平和につながる」と主張する。絵本らしくない希望のないラストでした。
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東谷くまみ
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ネタバレズッコケ三人組の那須さんの絵本。ねんどの神さまはどうして健ちゃんに会いに行ったんだろう?ねんどの神さまは健ちゃんにとって一体何だったんだろう?あの時、僕を作った時の気持ちを思い出して、きっとそう言いたくて来たんだよね。悲しいような、祈るような気持ちでひょっとしたら…って思いながら。きっとこうなるってわかってたのかもしれない。だってねんどの神さまは唯一残る健ちゃんの良心や平和を願う心だったんだから。終戦から76年、平和が当たり前になったからこそ忘れている大切なこと…もう一度しっかりと考えていきたい。
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yuko
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先日亡くなられた、「ズッコケ三人組」シリーズの那須正幹さんの作品。こういうものも書いておられたのだと初めて知った。戦争は関係ない昔のことではなく、今もあるのだ。
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ゆん
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那須正幹さんが亡くなって、その記事と一緒に紹介されていた絵本。戦争が終わって1年。小学生のけんちゃんが作った粘土細工は、戦争をおこしたり、戦争で金儲けをする人を懲らしめる粘土の神様だった。あれから30年、倉庫の隅に置き去りにされていた粘土の神様が大きくなって、動き出す。神様はどこへ向かって行くのか。今を生きる私たちに様々なことを問いかける絵本。核の保有は本当に抑止力になり得るのか。
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がらくたどん
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「ズッコケ」の那須さんが亡くなられた夏であった。何を読もう。迷った末、これかな~。こちらも児童書架の息の長い人気者「ますだくん」シリーズの武田美穂さんとのお仕事。戦争で家族を亡くした健ちゃんが粘土で作った神様。戦争を起こしたり戦争でお金儲けする人をやっつけるんだ。健ちゃんは大人になって何になったと思う?武器を作る人になったんだ。何で?粘土の神様、怪獣みたいに大きくなって健ちゃんに聞きに来たよ。健ちゃんは今も戦争が嫌いで平和を保つために武器を作っているんだって。それで神様はもういらないみたい。何で?何で?
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どあら
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図書館で借りて読了。粘土の神様を作った時の気持ちを忘れてほしくなかったです…😔
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ヒラP@ehon.gohon
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【再読】武田美穂さん、那須正幹さんの最高作品かも。
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み
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いろんな意味で心に残る。戦争と平和を考えるときに、読んでみたい絵本。ケンちゃんの言っていることもねんどの神様の言ってることも分かる。兵器に対しては兵器でしか対抗できないのか。考えさせられた。ラストが、今の世界や日本の現状なのだと思う。
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天茶
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ネタバレ★★★★ かなり直接的に憲法9条と戦後日本を暗喩する物語と言える。いや、そのまんまと言っていい。 作品が書かれたのが1993年、湾岸戦争を経て「日本も金を出すだけじゃなく血を流して国際貢献しなければ」的な論調が目立って出てきたのこの少し前だと思うけど、そういう時代情勢を意識して書かれたんだろうな、と思う。
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mame
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戦争について、自衛について、兵器について。色々考える本。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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5年生ブックトーク授業 テーマ【国語科単元 雪わたりから、宮澤賢治作品の多読と図書すいせん会に向けて】戦争・平和のおはなしは耳にすることが多いかもしれませんが、兵器工場という具体的?な言葉を耳にして、興味を持ってくれた子どもがいい意味で多かったです。
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たまきら
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ネタバレ1年生に読みながら、このアイロニーがわかってもらえるだろうか、とどきどきしました。絵はなんと武田美穂さん!オタマさんはねんどの神様自体に共感し悲しんでいましたが、横で聞いていた夫が一声唸り、私たちが読み終わった後一人でじっと読んだのも印象的でした。わたしたちも、どこかでけんちゃんになっている。そんな気持ちがふと胸に吹き込みました。恐ろしくも記憶に残る一冊になりそうです。読み友さんから。
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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小学生の健一が粘土で作った人形は『戦争をおこしたり、戦争で金儲けをしたりする悪いやつらをやっつける神さま』。健一は大人になり兵器会社の社長になりました。忘れられていたねんどの神さまが巨大化して歩き出したのです。
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なつ
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『ねんど』というキーワードだけで気になり図書館で借りました。絵本のサイズが想像していた以上に大きかったこともあり、この表紙の暗さが更に印象深く、わたしの中の何かに鬼気迫る感覚をまず抱きました。そして『絵本』の割には文字数が多く、作者がセレクトした言葉たちも簡単、とは言えないものが並んでいるし、もちろん内容を鑑みても子供向けというより大人へのメッセージ本かなと。だけど、響くのはやっぱり子供かも。大人になったわたしたちは大人になったケンちゃんの気持ち、言い訳の仕方等、哀しいかな、分かってしまう、、と思うから。
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ツキノ
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(E-353-59)タイトルだけ知っていた本。那須正幹×武田美穂。大人になった大迫健一の絵の迫力。横顔や手に凄みがある。衝撃の内容。ラストシーンがいつまでも残るような。
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suchmo
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兵器を開発することは、平和のためなのか。。。
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瑪瑙(サードニックス)
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ネタバレラストが衝撃的でした。戦争を憎んで粘土で神さまを作ったケンちゃん。まさかそのケンちゃんが大人になって兵器を作る会社の社長になっていたなんて。そして巨大化してケンちゃんに会いに行った神さま。その会話がとても切ないです。神さまは言います。「ねえ、ケンちゃん。もうぼくは、いなくなったほうがいいのかな。ケンちゃんはむかしみたいに戦争がきらいじゃないみたいだからね」ケンちゃんは昔と変わっていないと言い訳をします。そう、言い訳です。だってねんどの神さまにあんな酷い事をするのだから…。悲しいお話です。
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けい
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うわ。これは問題作。ラストはそのまま読むのではなく、問題提起とみた方がよさそう。ヒロシマ出身の那須正幹ならではの作品。最近、ひとり那須正幹ブームです。実は深い作品、重い暗い作品に良作が多くて好き。
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風斗碧
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これはびっくりした。広島出身の那須さんでなけりゃ書けない本だ。子どもの見本になって欲しい大人もみんな読むといい。 昔のウルトラマンってこういう話が一杯あったのだが。
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みさどん
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大人の事情を描く本で、このような絵本が存在することにまず驚いた。戦争を恨んだ子どもが造ったねんどのかみさまが、幾年も経って映画のゴジラのように日本を壊していく。最後はどうしようもない現実をつきつけてある。武田美穂さんの暗い絵にも驚かされた。辛い現実を描き出すことで、子どもに理解できるのか、子どもに何を伝えようとするのか、制作から悩まれただろう。地球全体規模で考えなくてはならない事象だもの。
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どら母 学校図書館を考える
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勤務先の小学校図書館で。重たい本。
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ろくべえ
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★★★★★ 小高〜 勤務校で前々から気になっていた絵本だったが、こんなに深く重いメッセージの絵本だとは知らず、今の日本の政治家のことも頭をよぎり、かなり衝撃だった。「かえって強力な武器で武装していたほうが、よその国から戦争をしかけららることもない。つまり平和をたもつことができるのさ。」那須さんの反戦への熱い思いとやりきれない思い、怒りがねんどの神さまから伝わってくる。実際、今の日本には大人になったケンちゃんがいっぱいいそうである。
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けいぎ
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反戦えほん。またはケンちゃんが自らのトゲをぬく話。
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ヒラP@ehon.gohon
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武田美穂さんの講演会に参加して、思い出して再読。「ますだくん」シリーズの武田さん、「ズッコケ三人組」シリーズの那須さんからは想像できない異色作品ですが、二人の心の奥底に反戦思想が根付いていることを実感しました。
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かもねむ
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ネタバレ絵本。再読。戦争を憎む気持ちを込めて作られた粘土の神様の話。最後が思い出せなくて再読。ああ…こんなラストだったのか。こんな大人にはなるなっていう警告なのかな。
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niaomi
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<学校からの平和についての読み聞かせ依頼にて、本探し中>男の子が戦争をした人への戒めとして粘土で神様を作る。それが時を経て怪物と化し、大人になった男の子や町を破戒しにくる。今までにない切り口の戦争の本。
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泣いたのは青おに
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ネタバレ戦争を憎む気持ちからは子供の頃に作ったねんどの神さまが大人になって怪物になって現れ、、どう戒められるのかと思ったらどうやら逆だった。。うーん。。
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小夜風
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【図書館】読み終わって「はあぁっ?!」としばし絶句…。那須正幹さんと武田美穂さんの絵本とは信じられないくらい衝撃的でした。この絵本で子どもに何を伝えたいんだろう…。それとも今の政治家とか、戦争時代に子どもだった人たちに読ませるべき絵本なのかな。
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きゆやすか
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緊迫したシーンの後に怪物との対話があり、最後の1pがなんとも衝撃的。絵だけを見ると静かに終わるのに、そのモノローグで語られる心中が・・・
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しろのあ
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ねんどのかみさまがユーモラスな造形で、これは武田美穂さんの絵だから怖さよりも切なさがよけいに浮き彫りになる。ケンちゃんは本当に晴れ晴れとした気持ちになったのだろうか?ラストが衝撃的すぎて、自分の中のももやもやして消化しずらいけれど、なんか気になる絵本だった。子どもたちはどう受け止めるのでしょう?P26のケンちゃんの顔がトラウマになりそうなほどスゴイ!武田さんもこういう絵が描けたのね。
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ねんどの神さま (えほんはともだち 27)評価100感想・レビュー60