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実体概念と関数概念――認識批判の基本的諸問題の研究

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Yoshi
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とてもボリュームがあり、読むのが大変な本。哲学書ではあるが、カッシーラーが明解な書き方をしており、読み進めることはできる。フッサールとの関係が気になった。
0255文字
とある科学者
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19世紀以降の主に独国哲学は「独国的特殊性」と言われ、哲学と倫理学が混然となった物が多い。そんな中、かつてのカントの純粋哲学(≒科学哲学)の現代版を作った偉大な哲学者がカッシーラーであり、本書がその代表作。特に本書の内容は、仏のコントの科学哲学の影響も強く受けており、則ち、科学史スタイルであり、又、「経験論を吸収した合理論」。「関数や機能という関係論的思考に代表される抽象化が正しい認識の発展を促した」という考え方、又、それに伴う「反実在論」性の色濃い議論が展開される。現在でも深く考えさせられる名著の一つ。
0255文字
枕流だった人
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1986/7/5 4刷
0255文字
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実体概念と関数概念――認識批判の基本的諸問題の研究評価75感想・レビュー3