形式:単行本
出版社:日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
しげるカッコ良すぎでしょ。そしてかえす刀で旭日小綬章をもらった時のエピソードを「報道各社のインタビューに答えて、『勲章をもらって喜ぶ時代はもう終わっている』と話した。『好きな道に没頭してきて幸せな私のような老人より、生きたくてたまらなかったのに戦争で無念に死んだ人たちにあげたい』とも言った。受賞は名誉なことだとは思うが、それが正直な気持ちだった。」と書く水木しげる。バチバチかっこいいよ。国の勲章と漫画の勲章。どっちが大切なものか、水木さんの幸福論の答えはこれだよな。
付録の『鬼太郎の誕生』がおお〜これが初期水木・・みたいな。こなれてなさもあり、そしてかなり陰惨。かと思いきやえーっそんな展開が!?からの真面目さが逆にギャグみたいな。ミイラ男がふつうに平均的日本人みたいにお願いしてきちゃうみたいな。目玉が地面に落ちた時の、ちょっとつぶれた弾力感なんか漢字ですぎてて描写力やばい。あと漫画タッチの鬼太郎と主人公のおっさんの驚愕顔の劇画タッチ違いすぎて、劇画タッチの方は描いてるのアシスタント?みたいな。
手塚治虫氏へのライバル心は「アメリカのディズニー漫画の日本支店」という批評と、第七回手塚治虫文化特別賞を受賞することにした時の家族の反応がすべてを物語っている。トライ族の少女エプペが人妻でなく、水木さんの奥さんになるようだったら説得に応じずラバウルに残っただろうか。復員時の写真P.110と帯の晩年の素敵な笑顔を見比べて、大変なことばかりだったようだが、ご本人にとっては幸せな人生だったのだろうと思う。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
しげるカッコ良すぎでしょ。そしてかえす刀で旭日小綬章をもらった時のエピソードを「報道各社のインタビューに答えて、『勲章をもらって喜ぶ時代はもう終わっている』と話した。『好きな道に没頭してきて幸せな私のような老人より、生きたくてたまらなかったのに戦争で無念に死んだ人たちにあげたい』とも言った。受賞は名誉なことだとは思うが、それが正直な気持ちだった。」と書く水木しげる。バチバチかっこいいよ。国の勲章と漫画の勲章。どっちが大切なものか、水木さんの幸福論の答えはこれだよな。
付録の『鬼太郎の誕生』がおお〜これが初期水木・・みたいな。こなれてなさもあり、そしてかなり陰惨。かと思いきやえーっそんな展開が!?からの真面目さが逆にギャグみたいな。ミイラ男がふつうに平均的日本人みたいにお願いしてきちゃうみたいな。目玉が地面に落ちた時の、ちょっとつぶれた弾力感なんか漢字ですぎてて描写力やばい。あと漫画タッチの鬼太郎と主人公のおっさんの驚愕顔の劇画タッチ違いすぎて、劇画タッチの方は描いてるのアシスタント?みたいな。