形式:文庫
出版社:講談社
私ももう読まないかなあ~。面白くない訳ではないけどね。
哀しみ…
衝撃的な事件が起きる。キンケイドは相変わらず女心に鈍感で、ジェマが気の毒だけど。別れた妻とは、自分から望んで離婚した訳ではなかったので、彼女に未練タラタラな行動をとるのも仕方がないのかしら(。-`ω-) キットについてのヴィクの秘密には読者も驚いたけど、ヴィクっていう人が今ひとつ理解できないまま終わってしまったかな。次作も読みます。
そういえばこのシリーズ、いきなり最新巻の『警視の謀略』から読み始めて、ダンカンが順風満帆なパーフェクト主人公に思えたものだったが、シリーズ通じて結構ハードな体験を重ねているなあ、と今作を読んで思いました。主人公達の成長物語としても、十分の読みごたえがあります。
このシリーズを、私は一冊一冊のミステリとしての出来栄えよりも、ジェマとダンカンとキットとトビーの暮らしかた、彼らの心理描写(トビーはまだ小さいのであまり描かれませんが、キットの成長は!)に感心しながら楽しんでいます。幼女(名前を失念)も、これから色々描かれるんだろうなぁ。 第17作 Garden of Lamentations (2017.2) 第18作 A Bitter Feast (2019.10) の翻訳を早く読みたいです。
⇒http://tetsutaro.in.coocan.jp/Writer/C/C073.html#C073-005
私は2007年の12月(うつ病発症休職中)に、最初の6冊を順番に、10日程で読み通してしまいました。こんな読み方をしてしまうと、あばたもえくぼに見えてしまいますから、その後の6冊も全部楽しく読んでいます。ダンカンの息子が登場してからが特に好きです。
そうなんですか~。止めようかと思いましたが、読んでみます。ありがとうございます。
講談社BOOK倶楽部 西田佳子(にしだ・よしこ) 「警視キンケイドシリーズ」を解き明かす! http://kodanshabunko.com/keishi.html
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