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今昔物語集 本朝部 中 (岩波文庫 黄 19-3)

感想・レビュー
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踊るらいぶらりあん
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仏教説話集から拾ってきたと思しき出家譚が多い巻。他に動物や神仏の報恩譚、天狗の話も多く見られる。天狗の話は奇想天外で面白い。さすが天狗。
0255文字
記憶喪失した男
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平安時代の幻想短編小説集。仏法の章が特に幻想的で面白い。
0255文字
syaori
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この巻は世俗の人の出家譚や天狗の怪異、藤原の話に芸能譚、武士の活躍と盛りだくさん! そのなかに芥川の『六宮の姫君』や谷崎の『少将滋幹の母』の素材になったもの、安倍晴明や博雅三位、伊勢や染殿の后のエピソードなどが散りばめられていて興味が尽きません。とても心に残ったのは「讃岐の国の多度の郡の五位」の話。荒々しい田舎武士の五位がある僧との問答で突然出家し物狂わしく西を目指す一途さ、「口より微妙(めでた)く鮮なる蓮華一葉生いたり」という美しい往生の様子がとても印象的でした。源義家の祖父頼信の武勇が語られて次巻へ!
syaori

そのほか、陰陽師・川人と安倍大納言様のドキドキ☆年越し大作戦(※語弊あり)な「慈丘川人、地の神に追はれたる語(こと)」が妙に好きでした。あと「敦忠の中納言、南殿の桜を和歌に読める語」は、本当に当時はお歌が読めないと世の中わたっていけないなという思いを新たにしました。

01/17 09:46
0255文字
okaryo
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音読用に購入。仏教説話や陰陽師、貴族、庶民、日本史で学んだ武士の話など盛りだくさんで楽しめた。
0255文字
NAO
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仏教説話19巻は出家譚が集められており、芥川の『六の宮の姫君』のもとになった話がやはり一番面白い(19-5)。20巻は天狗の話が集められている。中国からやって来た天狗の話や、亀や竜と力比べをする天狗など、天狗は身近な存在だったようだ。后に憑いた天狗を調伏した僧が后を一目見て惚れ込み、鬼となって后と戯れる話(20-7)は、その不気味さで群を抜いている。24巻から世俗の説話となり、24巻では阿倍晴明をはじめとした陰陽師たちの活躍が語られている。これは是非、夢枕獏の『陰陽師』とも合わせ読みしたいところ。
NAO

アクアさん主催の「日本の古典を読む」に参加しています。 http://bookmeter.com/event/event_show.php?id=3909

02/04 17:13
0255文字
たいけい
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ひと夏かけて読みました。
0255文字
青島
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天狗関連の話が奇想天外で特に面白かった。
0255文字
コウ
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あらゆる物語の元型(アーキタイプ)が、この今昔物語集全体の中にあります。物凄く古臭くて、常に新しい。★★★★★
0255文字
ポッチ
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昔の日本人フリーダムすぎるw
0255文字
ホレイシア
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なかなか奥が深いのですな、これが。
0255文字
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今昔物語集 本朝部 中 (岩波文庫 黄 19-3)評価47感想・レビュー11