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知らないではすまされない マネジメントのためのIFRS

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かわかみ
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IFRSについては、今までの細則主義から原則主義に変わるとか、理論的にも今までの帰納法から演繹法に変わるとか言われていたが、さっぱりわからなかった。しかし、本書は「これまでの会計とはまったく考え方の違う投資家目線の」会計基準がIFRSであると喝破しており、ようやく理解することができた。IFRSの規定も見直されて変わって来たが、その投資家目線のM&A会計という本質は変わっていない。そこをおさえることが重要。著者は公認会計士。
0255文字
よしむ
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IFRSは投資家のためのインベストメント会計(デューデリ会計)であり、会社がM&Aに巻き込まれたらいくらの価値を持つのかを開示することが目的。資産、負債アプローチをとっており、PLよりもBSとCFを見る。事業でいくら稼いだかがわかりづらく管理会計には適さない。日本基準は今後もなくならないだろう。税法の損金算入の範囲とIFRSでの範囲は異なる(減価償却の期間など)。単独は日本基準で、連結はIFRSで作成することになるだろう。本質を理解しないまま、IFRS導入によって経営が触れることはあってはならない。
0255文字
とりもり
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IFRSの本質はインベストメント会計にあり、従来の会計(マネジメント会計)とはルールの土俵自体が異なると説く。インベストメント会計とは、企業買収に伴うデューディリ会計のことだから、会社の価値を算出するための指標、すなわち「純資産」と「営業利益」にしか興味がない訳だ。このことを踏まえれば、「IFRSには経常利益がない」とか「当期純利益か包括利益か」といった、巷に溢れる議論がいかに的外れかが理解できる。IFRSの詳細なルールに立ち入る前に、是非読んでおきたい一冊。お薦め。★★★★★(星5つ)
0255文字
たかお
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マネジメント会計からインベストメント会計へ。著者はIFRSを推していない気がする。今後は結論に記載しているとおりIFRSに対してネガティブになるのではなく投資家とのコミュニケーションツールとして使用し、マネジメントもできるような運用を考える事がことが重要になって来るんだろうな。
0255文字
Great  Eagle
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IFRSって何だか良く分からないと思っていましたが、この本を読んで少しだけ分かったような気もします。インベストメント会計、投資家向けの会計であって、金融市場と向き合うための会計と位置付ければ、経営管理には少し向きにくい面もあることが良く理解できます。面倒な世の中になりますね。
0255文字
しまちゃん
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IFRS(国際会計基準)の本質を分かりやすく説明しています。従来の企業会計⇒会計ビッグバン⇒IFRSへのコンバージェンス⇒IFRSのアドプションという会計の大転換となっています。今回のIFRSのアドプションに移るにはパラダイム・シフト(マネジメント会計⇒インベストメント会計=デューデリ会計)が起こっています。
0255文字
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