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美しいもの

感想・レビュー
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ユウティ
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色々な作家さんのお仕事と生活のルポのような、エッセイのような本。手仕事で作られた素朴な品々がとても素敵。古いけれどお手入れの行き届いた日本家屋の隅で撮ったような写真もいい。2006年の本なので、最近のこういった本とは少し趣の異なる落ち着いた感じがまた良かった。
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P_saaaaaaaaaaki
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美しさとは、日常で人をとりまく何気ない光だったりあたたかさだったりで、何よりもそれを美しいと感じることのできる人間のこころだ。昨今の、どれだけ効率よく消費できるかが良いとされる、所謂″コスパがよい″だけにとらわれるのは切ないなあと。その選択をしても良いとは思うけど、自分が大切にすべきものは絶対に忘れたくない。本中に頻繁に現れる写真が良いものばかりで。美味しいものも美しいなぁ、と思えるほどでした。私が好きな人間らしさあふれる一冊。
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vodka
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美しさについての考察。元編集者とのこと、納得の本の作り。このあたりにも美しさを感じる。
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すすむすすみ
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美しいものについて1人の著者の視点から書かれた本。 最後の友人のエピソードが刺さる。 人それぞれの美しさ。こだわりや美意識、形に対する想いがそれぞれで面白かった。
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Keiko  Fuse
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旅先、宿のライブラリーで偶然に出逢った一冊。 偶然ではなく必然を感じる。 ここのところ、民藝であるとか生活様式の美であるとか、日本古来の様式美であるとか、そういった「美しいもの」に対する探求心が湧いていたので大変興味深く拝読した。「美しいもの」の見方考え方に共鳴する。塗師である著者はかつては編集者であったとのこと。文章がとても心地よくて好きです。 他の著作も読んでみたいです。 又、本作に登場する方々の作品や著書にも興味が湧きました。
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Koki Miyachi
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素敵だし、いいと思うけれど、ちょっと苦手でした。。。
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リアル本屋さんを増やそう
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目の前にある器が,ただ物質にすぎないのに,生き生きとしていて,何か語り欠けてくる.そんな器と,毎日暮らす幸せを,僕は知っている.(p.88) 仁城さんは,葉っぱのようなものを作りたい,と言う. 葉っぱは一つとして同じものがなく,一枚だけでも美しい.けれど,それがたくさん集まって,木になり,森になり,山になっても美しい.(p.93) 見渡すかぎり形あるモノばかりに埋めつくされたこの世は,何か仮初めで,表層的な世界にすぎないのではないか.そんな気にさせられる.(p.154)
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ぱんだーZ
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表紙の写真の器が呼びかけてくるように感じて手にとった本。ものづくりという、今までの人生で触れたことのない世界や、その中で生きる人 達の生き様、美しいものへのまなざしを感じられる本。たくさんの素敵な人に出会えた気持ち。
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hina
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人の手からなる「美しいもの」に目を向けることは、消費社会にいる私たちの歩みをふと止め、考えるときを与えてくれる。美しいものはなぜ美しいのか。そんなことにじっくり思いを巡らす時間を持とう。
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doji
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美しいものをつくる人たちへ訪れ、その人たちの中にある人間性と美の感覚を著者の視点で語っていく。他の著作とも通じるテーマとして、ものづくりの本質とは何なのかといったこととが主な視点ではあるけれど、どこかそこに通底するものとしての「死」があり、あとがきで語られた医師の死のストーリーがそれを補完しているように思う。美しいと思うこころのコインの表裏として、死を思う心があるのだと思う。
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猫武炸成
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デザイン/山口デザイン事務所(山口信博+大野あかり)
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Takako
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塗師の赤木明登さんが、音楽家、陶工、デザイナー、経済学者など様々な友人と交流する中で積み重ねた「美しいもの」についての考察が、丁寧に掘り下げられて言語化されています。日々仕事をしながら、生活を送りながら、培われた美しいものへの洞察は、静かに心に語りかけてくるよう。静謐でありながらも豊かな思索をさまようことのできる本でした。
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501
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表紙のために器の本かと思い手に取り違っていたが凄く素敵な本だった。著者が友人であるデザイナーや陶工、音楽家、鍛金師らものづくりを生業する人々のもとを訪れ、彼ら彼女らのつくるものや生活から美しさとは何なのかをテーマに語った随筆。著者自身も漆師としてものを創造する。1ページ、1ページを丁寧にめくり内を静かにして読みたくなる。自分の生き方を積み重ねていった方々から見えてくる人生観は人生経験に乏しい自分には達観すぎてなかなかすんなり入ってかない。でもこうした文章に触れるのは純粋に楽しい。
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野のこ
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装丁も紹介された方々、文章とすべてが美しい本でした。友人と過ごした素敵な時間。喧嘩をしてもみんなで餃子を作って大きな食卓で食べるっていいなぁ。家族ってあったかい。そうゆうあったかい人が作ったものは美しく光を放つと思う。人との出会い。感じる美しさ。「流れる雲や葉っぱ、雷、砂の一粒から満点の星まで命があるから自然は美しい、思う心の持った人間の作り出す道具も美しい」と言う考え方にぐっときました。哲学風なお話は難しかったけど良かったです。石垣の上にちょこんも座る高橋さんの写真にびっくり。ちょっと危なくないかい?
hono_bonoko

はじめまして。もふさんの所でのナイス有難うございました。赤木さんのこの本、私も持ってます。赤木さんの家族同様とても美しい本なので、棚の上に飾っています。赤木さんの本を読んだ方に出会ったのは、まだ二人目なので嬉しい限りです!

05/15 21:52
野のこ

hono_bonokoさん はじめまして。嬉しいコメントをありがとうございます✨ 私は図書館で借りたのですが お気に入りの本です♪ 赤木さんはたまたま同じ県内にお住みになられてて、興味を持ち好きになりました。装丁も美しいので、素敵なインテリアになりそうですね(^-^)

05/15 22:15
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邪馬台国
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出逢いを呼ぶような美しい装丁・写真に惚れて読みました。漆工芸をつくられている著者のお知り合い10名を通じ、それぞれの持つ美意識や作品づくりの差異や共通した何かが浮かびあがってきます。工芸含み、今までなかなか近い存在になかった世界が素敵な作り手の語りを通じてぐぐっと近づいた一冊でした。
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あっぺ
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図書館で、衝動借り。今回の仙台への出張に持って行きました。行きと帰りの新幹線の中で読み終わりました。落ち着いた生活に憧れます。
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Tomo Oku
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「『美しいもの』とはなにか」という明確な答えが書かれているわけではない。けれども、登場する著者の友人たちの仕事ぶりや生活のあり方が、その答えに近づくヒントのようだった。陶芸家である李英才さんの「誰かを、何かを、美しいものとして見るという人間の持つ感情そのものが、美しいものの根源です」という言葉が印象に残った。
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森
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陶工の安藤雅信さんの章に「美しさは、作り手自らをオリジン(起源)とする作品の中にあるのではなく、反復の中にこそ宿るのだと。」と記載がある。この反復とは、「写し」ということなど含む、長い陶芸歴史をも含んだ全体として、それが位置付けられているということを認識する。そういう事なのであろう。
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大和桜289
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編集者から輪島塗の塗師になられた1962年生まれの著者による親交のある14名(掲載順に、器をつくる人:小野哲平と服をつくる人:早川ゆみ夫婦、リュート奏者:つのだたかし、陶工:安藤雅信、デザイナー:ヨーガン・レール、テキスタイルデザイナー:真木千秋、グラフィックデザイナー:山口信博、社会経済学者:松原隆一郎、木地師:仁城義勝、フードジャーナリスト:平松洋子、「菜の花」店主:高橋台一、陶芸家:李英才、鍛金師:長谷川竹次郎/長谷川まみ)の方への探訪記。暮しと仕事に通じる美しいものへの拘りと思索振りが素敵だ。
大和桜289

表紙だけでなく、小泉佳春氏による写真も含めて本自体が美しく思わず手に取っていた。僕は恥ずかしながら著者も含めて14名の方々について、平松さん以外は全く存じ上げず、また、読むほどに自分が平素如何に雑な生活をしているかを思い知らされる。が、その種の自覚がこの種の本を誘引するようで懲りない反復だが、心鎮まる読書も何とも捨てがたく嬉しい気分になる。

05/17 09:49
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よるいろ
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ネタバレ塗師である著者がものづくりを通して美しいものを探る随筆集 それぞれ別の視点からものづくりに携わる14人の友人を訪ねていく 文章はもちろん小泉佳春の写真もじんわりと染みる趣があって 手作りを受けとめられることは贅沢だなぁと思いました 暮らしのなかで心地いいこと、それが大事なんだよと 優しく語りかけてくるそんな本です “わたしたちは宇宙のまんなかに住んでいる”
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ぺけくん
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読書会で教えてもらった本。 塗師の筆者が、自分の敬愛している人たちとのやりとりから生み出された、文章と写真たち。 いいなあとおもう一方で、手作りから生み出される素晴らしさって、なんだかとても贅沢なものだなと、おもうのです。
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Yuko
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美しさとはなんだろうって頭で考え始めたら余計にわからなくなった。デザイン、機能性、強さとはかなさ、自然、余白。定義はそれぞれだったが、共通していたのは、それはその人々にとってかけがえのないものということ。頭より心に響く美しさはたくさん見つけられるけど、ここまで一途に美しさを追求する人々もまた、潔く、美しいと思った。
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きょ
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図書館でインスピレーションを感じて手に取った本。いいなあと思う箇所とそうでない箇所、琴線に触れる箇所とそうでない箇所とがくっきり分かれました。最近の日本人は醜いものに鈍感になっているとか景観の話とか無地と加飾の話とかちょいちょい刺さりました。
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ささの葉
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「美しいもの」をテーマに、様々なジャンルの人物への取材をまとめたもの。人選からして、著者の好みに偏っていると思われるので、決して普遍的な「美しさ」とは言えないとは思うけれど、各人の個性豊かな考え方は大変興味深く。所々、テキストの余白が気になる。余白の美といえば、聞こえがいいけれど……
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瑞葉
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ネタバレ表紙の写真が美しすぎて気になっていたのですが、奥さんの智子さんの本経由でこの本にたどり着きました。友人達14人の仕事と暮らしを綴りながら「美しいもの」というテーマを追い求めるエッセイ集。同じアーティストからデザイナー、大学教授まで幅広い交友関係が面白いです。"日本に今なくて、一番必要なのは、質のよいものをたくさん作る、プロダクトの作り手ではないか"--p121 と三谷龍二さんと全く同じ事を書かれていますが、それはつまり大多数の人達のものを見る目がなくなってしまっているという事なのかなぁと思ったりしました。
はこちゃん

コメントどおり、表紙を見て「美しい…」と思ってしまいました。

11/16 18:33
瑞葉

ですよねー。ドイツで活躍されている李英才さんという陶芸家の方の作品写真なのですが、器と李朝箪笥(?)と壁絵の対比が本当に綺麗です。

11/16 21:37
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サチ
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かたい表紙で読みずらかった。写真がきれいでした
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hisajun
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☆★★★★(彼女が借りてきたから読んでみたけど、気障ったらしいし身内褒めで全然おもろくなかった。唯一ためになったのは松原隆一郎って武道とかやっててこんな顔してんだーってことがわかったこと。)
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namu
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様々な人が  様々な方法で、言葉で、表現で 何かを作り出し、届けている。 「私は何をするためにこの世に生まれてきたのだろう。」 ずっと、ずっと問い続ける人生は 辛いようで、でも幸せなのかもしれない。 彼らの話を読んでいると そんな気がしてきた。
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ヨウ コ
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ゆっくり ときどき 気が向いたときに、落ち着いて 。
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