形式:単行本
出版社:原書房
アーサー王妃伝説の中でも有名な話のみが対象だったので、今度はサトクリフ版かマロニー版で始めから通して物語をおってみたい。
アーサーの妃グウィネヴィアって好きじゃないな。ランスロットも遊ばれてるってわかってるのに離れられない。1番可哀想なのは蚊帳の外のアーサーかな。。
前半にアーサー王伝説を七つ、後半は物語の解説、という構成なので、まだいつか役に立つかもと処分するのをためらってますが、失敗…図書館で借りてから買うかどうか判断するべきでした。巻末の原典一覧はともかく、図版出典まで英文オンリーは不親切極まりない。これじゃどれが誰の絵かわかりにくいですよ。辛口コメント失礼しました(__)
当たり前だけれど、イギリスの作品にはアーサー王伝説をモチーフにしたものが多く、絵画とかを鑑賞するうえでは、こういった背景知識もあった方が楽しめるんだなあ、としみじみおもいます(キリスト教とギリシャ神話の知識も外せませんが)。そして、登場人物は有名な割に人間としてはイマイチ尊敬できない人たちばかりで、時代的なものを感じます(当時の倫理観を今に当てはめてはならんのだ)。しかし、マーリンのエロ爺ぶりは涙を禁じ得ない。
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