読書メーター KADOKAWA Group

道教の神々 (講談社学術文庫 1239)

感想・レビュー
23

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
フクロウ
新着
道教の神々について紹介した本。長生きやお金持ちになるなどのご利益があるのはわかるが、未だピンと来ない。神の種類も老子や関羽からはじまり、儒教の孔子も、仏教の仏たちもおり、なんだか総花的、オールスターな、シンクレティックな宗教っぽく、上手くつかめない。
0255文字
静
新着
読み物。神様たくさん、エピソードもたくさんすぎて、有名所以外はなかなか名前とエピソードが結びつきにくい。迷信深い中国の民俗文化を楽しめた。
0255文字
武井 康則
新着
 道教についてをすべて記録しておこうという著者の意欲や熱意が感じられる。たぶん、道教とは宗派はあるが、卓越した指導者がいなかったのか、太平道、五斗米道など、乱や言葉を門外漢の私でさえ知っているくらいだから、その指導者は教義とは違う魅力で人々を導いたのだろう。つまり体系化するのが得意ではないのかも。確かに西洋的な論理ではない。だから、記述はそれぞれのエピソードを具体的に語るほかない。そんなお話の集積となっている。道教についてはほかに語りようがないような気がする。
0255文字
R
新着
道教の成り立ちや、世界観、そこで語り継がれる神とその逸話を集めて紹介した本でした。文革の影響で中国本土では滅びつつあった道教について、整理と研究をした結果が記されています。成立途中で、様々な他宗教との融合も見られたり、孔子を初めとして儒教とも深く係わり合い、独特の世界観、道徳を育んだいきさつなどが興味深かったです。台湾の寺院も、全部一緒に見えるようで異なることがわかって、知識の補完に役立ちました。
0255文字
たみ
新着
現状(※1996年発行)と内容&宗派、生活と神々、神々の素性。すっごく楽しかったんだけども読み終わった今の印象としては雲をつかむようで五里霧中。最高神が元始天尊だというのだけ頭に刷り込みました。とはいっても時代によって最高神が変わるらしく(元始天尊は6世紀頃から最高神になり10世紀には玉皇上帝が最高神…え?)さらに現在一部の地域では玉皇も引退して関帝が玉皇になったという話も出ているらしく(ふぁ??)この時点でちょっともうよくわかんない。台湾の例が多くとりあげられているけれど、なぜ台湾なのかは記述なく不明。
たみ

太上老君(神格化された老子)の姿がおもしろか…印象的だったのでメモ→ 身長七尺、身体は黄色、鼻がたかく、口は鳥のくちばしのようで、眉は五寸、耳は七寸の長さ、額には三本の節。身体には上から足先まで八卦が刻まれ、ペットは神亀、宮殿は金玉造られ、階段は白銀製。衣服は五色の雲、冠は幾重にも重なっている。おびている剣は先のとがった矛。黄色の百二十人の童子がつき従い、左には12匹の青竜、右には26頭の白虎、前には24羽の朱雀、後には72尾の玄武(亀蛇)が控える。外出するときには12頭の窮奇という神獣が先導し36匹の辟

01/16 00:48
たみ

つづき→ 邪(へきじゃ)という神獣が後方からお伴していく。頭上にはつねに雷電が光り輝く。もしこの姿の老君にお目にかかることあれば生命がのびて、どんなことでもわからないことはないらしい(p142 孫引き 雲笈七籤 巻三より)… 眉ながっ!ペットとお伴が多い!剣なの矛なのどっちなの!?ていうかこれツッコミいれたらダメなんだよね…いやでもさ、なんていうかさ、うが~っ!

01/16 00:53
0255文字
OKKO (o▽n)v  終活中
新着
最後の最後にもう一度バーッと拾い読みして通読して…… ◆何度も強調するが、本書に道教のシステムやメカニズムの解説を期待してはいけない。あくまでも現在の、現在といっても一昔二昔前の、しかも大陸はデータ不足で台湾や東南アジアが結果的に主体となっているものであり、しかも統一性にやや欠ける、専門家の「見て歩き」であることを忘れてはならない。本書だけをまるっと鵜呑みにすると大火傷するぜぃ ◆とはいえ、逆に大陸以外の現状を知り道教todayを推し量るにはこれ以外に適書を知らぬ。誰か知ってたら教えてください。
0255文字
OKKO (o▽n)v  終活中
新着
図書館 ◆単行本借りたり文庫本借りたり、何度も読んでますが、これしかないから仕方なく読んでるってとこがあって…… ちょいとそこ行く道教研究者のアナタ、「平成のわかりやすい道教入門」書いてください ◆うまく説明しがたいが、著者はどうしても何かが偏ってて何かが欠落している中国研究者=ウォッチャーな印象。それでも「天后=媽后=媽祖」のざっとした性格付けやら、他の神々に関する最初の一歩的な知識を眺めるにはGood。というか、繰り返すが、他にないから……研究書というよりは、旅日記的。
0255文字
非実在の構想
新着
数多くの道教の神々が掲載されていて大まかに全体を捉えたい場合は良いと思う。ただ出典も明記されず説が列挙されていることが多いのが宜しくなかった(道教の性質上しかたないかも知れないけれど)。道教史の部分も雑で、歴史が浅いためぐちゃぐちゃで纏まりのない道教研究を体現したよう本である印象を受けた。
0255文字
仏教のパンセ!
新着
ネタバレ人の悪業のうちでも口の過ちがもっとも悪い。 p138
0255文字
Gen  Kato
新着
再読。日本文化にも大きな影響を与え、深く浸透している中国の民間信仰。南画を鑑賞する上にも、道教の知識は欠かせない。読んでいるうち諸星大二郎先生のマンガが読みたくなりました(笑)
0255文字
きなこ
新着
なかなか興味深く読めた。立派なおひげのおじさまがたくさんいらっしゃいますね。
0255文字
ik
新着
道教の神々を系統立てて説明してくれているのでとてもわかりやすく面白かった。道教の多様性と神様の多さがよくわかる。各職業との関連の神様なんかも一覧が載っていて参考になる
0255文字
スプリント
新着
道教の神々に三国時代の関羽が関帝として祀られていることは知っていましたが、はるか後代の唐や宋の時代の偉人も神格化されていることを本書で知りました。実在した人物を神格化することはキリスト教の聖人でもみられることですが、道教は民衆視点で神格化されているところが聖人と異なりますね。道教の成り立ちと現在の中国での位置づけも本書で知ることができます。
0255文字
千鳥
新着
『蝉丸Pのつれづれ仏教講座』点訳の参考に
0255文字
夜間飛行
新着
道教の神々の紹介だけではなく、各宗派の歴史や、現在どこでどのような神様が祀られているかにも触れている。著者が長年にわたって各地を訪ね、こつこつと集められた貴重な知見であろうと推測される。それにしても、道教には本当にたくさんの神様がいらっしゃて、一読しただけではごく一部しか覚えられない。私にとって、元始天尊や玉皇上帝など抽象的な神様はどうもわかりづらかった。除蝗神、雨師、風伯、水神、火神、門神など生活に関わる神様の話はおもしろく、機会があれば『捜神記』『山海経』『抱朴子』などの原典にもあたってみたいと思う。
0255文字
ろーじゃ
新着
道教は中国で唯一の土着的宗教と言っても過言ではなく、中国人(漢民族)の民族観や心情を汲み取るのに大変有用にも関わらず、日本では注目度が低いのが残念なところです。 著者の方の、神様や道観の説明が熱く、読み手に道教により関心を抱いてほしいと訴える文章で、読み応えがありました。
0255文字
hashira
新着
再読なので拾い読み。やっぱり面白い。
0255文字
みお
新着
古代中国における道教の神様を紹介。神様紹介だけでなく、中国のおける道教の立ち位置の説明が面白い。
0255文字
hachiro86
新着
誰でも神様になってしまうおおらかさにびっくり
0255文字
まふ
新着
中国の土俗宗教である道教の八百万の神々について解説したもの。初めて聞く神々ばかりであったが、日本の神道と同じように実在の英雄たちが神となった例がたくさんあり、いずこも同じというところ。どうやら、日常生活のありとあらゆる所に神はおわしまして、民衆の生活を守ってくれるようである。ただし、この一見しまらない宗教から気功、導引や服餌、風水、調息、などの東洋の知恵が生まれているのであるから、素晴らしいといわざるを得ない。その意味で、最も東洋的な宗教の一つといえるのであろう。
0255文字
こずえ
新着
世界史リブレットで道教に関する導入を読んだ後にこれを読むと面白い。
0255文字
全23件中 1-23 件を表示
道教の神々 (講談社学術文庫 1239)評価65感想・レビュー23