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瀕死の双六問屋〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 8-1)

感想・レビュー
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Kaori Yamamoto
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ネタバレ実家で見つけた!85歳母の蔵書。◆まるで目の前でキヨシロウが話しかけてくれてる気になった。なぜか心地よい。◆「希望は捨てないほうがいい。」素敵な言葉だ。★今回私が習うウクレレの課題がデイドリームビリーバー。望月先生がキヨシロウのウクレレは弦が8本あると教えてくれた。
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Y2K☮
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ロックは欧米発祥。ゆえに洋楽を聴き込まないとわかったことにならない。そんな固定観念に囚われていた。もっと身近なものとして楽しもうと思った。著者が日本語だけで歌うロックには親近感がある。わかったふりをしなくていいし身構える必要もない。町中華のラーメンや洋食屋のオムライスみたいにカジュアルに味わえる。「冬の十字架」は名盤。「君が代」だけじゃない。「夏の十字架」も聴きたい。ダウンロードすれば簡単だけど、なんだかCDで買いたい。久し振りにタワレコ? 実はディスクユニオンに入ったことが一度もないのでそっちにするか。
Y2K☮

マテリアル「クルマをやたら洗うな。たま~に洗ってやる方がいい。洗うってことは傷つけてることでもあるんだぜ」「独り善がりの文学のようなものさ。ロックン・ロールなんて、つまり安っぽい文庫本、ペーパーバックみたいなもんだな」「誰の心にも残らなかったり残ったりするのさ。それでいいじゃないか」

04/17 10:10
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アレカヤシ
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ネタバレ作者の描いた劇画タッチの絵がとてもよいです。作者のそのままの、いろんな、気持ちが、忌野清志郎型の文章で綴られている。語り言葉みたいな文章。ステージで話してるときの感じを思い出す。誰かの文章に似ている気もするけど思い出せない。透明な素直さと、演劇的なところ。解説の人も、詩とかうた、とか言っているけど、言葉を重ねるところ、くり返し、ルフランみたいなやつが随所に、輝いてる(一曲の中にいろんな思いがあるって言うのはいちいち聴く人には伝わらないことだと思うよ。その曲は聴いた人のものさ。それでいいじゃないか 141)
アレカヤシ

(昔のことなら笑いながら話せる。だって本当に楽しいことばかりだったから。未来のことなら笑いながら話せる。だって夢のようなことを実現できると思うから。でも今の気持ちを聞かれたら、僕はつまらないことしか言えない。ずっとそうだった。現実に関してはつまらないことしか言えない。何も思い通りには行かない。何も変わりゃしない 135) (だって本当に俺の知り方でサイケデリックやR&Bを知ってるのは俺だけなんじゃないのか。つまり、ソウルフルとサイケが同じだと感じてるのは俺の音楽に関しては俺だけなんじゃないのか? 81)

03/30 19:46
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おかしないえ
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ベートーヴェンの音楽が文学的であるのと同じように、忌野清志郎の文章は音楽的である。自分の生き様を表現するためには構成を捨てでもイメージの連鎖を追い求めるところにブルース野郎の真骨頂がある。彼の音楽とは遠い地点にいる私でも、不思議と共感が湧く魅力的なエッセイ集。
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ヒカル
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名言が散りばめられていました。
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haru
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嬉しいレコード評付き 保存決定
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じゅな
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キヨシローの言葉→どんな顔の人だって輝くときはとてもいい顔だ。どんな美形だってつまらない人間ではそれほど美しくもないぜ。→俺は息子が可愛くて仕方がなかった。今までのどんな恋人よりもくらべものにならないくらい可愛かった。そんな俺を人々は親バカと言ったり、あいつはもう終わった、と言った。ふざけんな。俺はやっと始まったんだ。→誰かに心配なんかされると僕は心配してる人のことが心配で言いたいことが最後まで言えなくなってしまうんだよ。これは昔からの癖というか性質なんだ。君の感じ方が元気でありますように!
にらばやし(呼)ねぎ

この2つ大好きな名言です。思い出させてくれてありがとうございます!

05/13 11:11
じゅな

共感してもらえて嬉しいです☆

05/20 06:56
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ishida
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家掘り再読。アルバム解説が素朴な感じで良い。
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本かくよ・よむよ
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当たり前が当たり前ではなくなり、どんどん暗く不安とイライラが募る今の世の中に忌野清志郎なら何を語るのだろうと思い読んだが、20年前から社会への怒りを語っており、なんだか少し安心した。とてもご機嫌で痛快な一冊だったので完全版も読んでみよう!
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みや
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98年から00年にかけて「TV Bros.」に連載されたコラムに書き下ろしなどを加えた単行本の文庫版。偏屈なまでの純粋さが滲み出ているのはいかにもだったが、思いのほか自信過剰で楽天家のようだ。スケールが大きい稀代のロックンローラーだったことが偲ばれる。その天賦の才を免罪符にし、権力に抵抗する存在という役割を自覚的に全うしたようにも思われる。それはさておき、これを読めば、彼が何よりも音楽そのものと、それを作り出すことを心から愛していたことが伝わってくる。
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いぐさみき
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さっすが清志郎って感じ。 もう亡くなってしばらく経ちますね⤵ 今生きてたらきっと吠えまくってることでしょう。 世の中どうなっちゃってんですかね。
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だんいん
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パンチラインだけで構成されている奇跡の本!
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nyangle
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テレビの番組表の雑誌に連載されたエッセイ。というか、小説というか詩というか、むやみにカテゴライズできない文章。あえて呼び名をつけるとしたら、町田康が「解説」で言ってるように、「歌」と呼ぶのがいちばんしっくりくるかと。清志朗以外の人が書いたら完璧にダサくなるであろう、不思議な文章。楽しめました。ときに身につまされたり、ロックな生き様に感動したり、ぷふふと笑えてきたり。中学生の課題図書にでもなればいいのに。
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nico🐬波待ち中
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ロック・スター清志郎から贈られるラブ・レターのようなメッセージ集。飄々としているのにアツい!ハニー、ベイビーなんて恥ずかしい言葉も清志郎の言葉なら平気。メモしたくなる言葉も沢山!「安心しろ。君はまだ大丈夫だ」「本当に必要なものだけが荷物だ」「右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ」「たかだか40~50年生きて来たくらいでわかったようなツラをすんなよ」等々、胸にズシッとくる。「失礼する。また会おう!しばらくは君の近くにいるはずだ」カッコよく締めくくる清志郎。昨日5月2日は彼の8回目の命日だった。
ひろ20

nicoさん、夜分に失礼します。「右にどんどん行ってみろ、やがて左側に来ているのさ」 この言葉頭にスーと入ってしまいました。間違っても大丈夫って感じました。いろいろな本を読みますね(^^)

05/03 22:11
nico🐬波待ち中

ひろさん、こんばんは♪清志郎さんは、俺にまかせときな!いーから、いーから全員俺にぶら下がれ!って言って、私達を安心させてくれる方なんだな、って思いました(*^^*)あのくしゃくしゃっとした笑顔で言われると心強い!読メのお陰で色んな本に出逢えますね♪

05/03 22:19
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S.G.L.G.
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ネタバレ「瑞々しい」という表現だけではとても表しきれない、清志郎の生命に満ちた文章に、ハッとしたり、クラクラさせられたり。忌野清志郎は言葉の魔術師である。それゆえに、政治家やレコード会社の連中らが吐く、欺瞞に満ちた言葉が許せなかったのだろう。
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ももや
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40になっても50になってもちゃらちゃらおかしく生き続けるって、カッコいいよね。どうにもこうにもこれ以外どーしよーもない、っていう潔さ。享年58。もっと見たかったなー。クソじじいになってもカッコよかったんだろうなー
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Yushi Ochiai
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忌野清志郎さんの音楽を聴いてみたいと思いました。
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アズル
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お気に入りの方からお借りしていました。ブロスで連載していた頃、何気なしに読んでいました。懐かしい気分になりました。
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くろすけ
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もう清志郎さんは居ないと思うと残念です。もっと早く読めばよかった。
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あくび
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先月清志郎さんがここにいるかと思った人と友達になりました。 これまで何度も読んだ本だけど読み返しました。 わたしが彼の君だったらどんなに幸せだろうって読むたびに思うんです。
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新地学@児童書病発動中
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「双六問屋に行ったことがあるかい?」で始まる清史郎のエッセイ集。清史郎の歌をそのまま文章にしたような味わいがあり、読んでいるとロックを感じた。ずっと歌詞を書いていた人だけあって、切れのいいフレーズがぽんぽん繰り出されて、読んでいると痛快な気持ちになる。偉大なロックミュージシャンは言葉の使い方が巧い。言葉をどのように使えば、人の心に沁み込んでいくか熟知していると思う。何度もブルースのことが出てきて、ブルース好きのことがわかる。どうしようもない心の鬱積をブルースとして表現できた稀有のシンガーだった。
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嶽浦かな野
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おとーさんは ヘソマガリ なので 祝日によその 国のハタを ケーヨー します 、すごく好き。
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嶽浦かな野
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さらっと流し読み。それじゃいかんか。自分さえきっちりあれば、西に歩いても東に歩いても哀しくなんか無いのだね。ロック。夏はロックですな。
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ito_mojo_takashi
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☆☆☆☆★
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chanvesa
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最近BSで清志郎さんの「シングル・マン」のことを放送していた。彼の音楽が悲痛に聴こえた。感情が強すぎるのか。この本にもエモーショナルな、強烈なメッセージがたくさん宿っているけど、後半にいくほど少し諦感のようなさびしさが感じられる。世の中が悪くなっていくこと、音楽が上っつらなものほど好まれることに闘おうとするが、どうにもならんので願いだけでも…ような雰囲気が漂う。「地震の後には戦争がやってくる。」(222頁)という言葉にはっとさせられ、「自殺はやめろ。生きろ。」(78頁)という語りかけの力に勇気をもらえる。
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にらばやし(呼)ねぎ
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可愛いキヨシローの本。とにかく可愛い!喜怒哀楽のすべてが彼らしく茶目っ気たっぷりで。人間として参考にしたい箇所がたくさんあるよ。そういえばもうじきキヨシローとhideの命日だ。まあキヨシローに関していえば死んだ気しないけどね。
ゴンタ

ああ、もう清志郎の7回忌なんですね。

04/27 21:06
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ゴンタ
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忌野清志郎が雑誌に連載したエッセイ。オーティス・レディングやジミ・ヘンドリックスへの敬愛を語ったり、権力や体制に迎合しない反骨ぶりを吐き出し、あるいはツアーやレコーディングの舞台裏のエピソードなど。そしていたるところに現れる名言も陳腐な言葉ではなく、清志郎の中から伝わってくるものである。最後まで読み終えてから第一話を読み返すと、清志郎の思いがその冒頭数行に凝縮されていることに気づく。町田康と角田光代の解説も良い。角田光代の文庫版解説だけでも立ち読みして、気に入ったら是非とも全部読まれたし。
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Y2K☮
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クリームやドアーズはロックだけど根底にブルースがある。この人もそう。私が好きなブルースは「マイナスにマイナスを掛けてプラスにしようと企てる」音楽。憂歌団とか。著者にも同じ匂いを感じる。太陽の明るさと夜の陰鬱さを併せ持つ。インディーズレーベルにまでCD発売を断られたメジャーアーティストを他に知らない。自由な音楽を阻害する何かと常に戦っている。キャリアにあぐらをかかない。凄い。でも政治的な発言や行動だけ取り上げて偉人的に奉るのは違うかな。もっと単純に自由を愛し、素朴にロックな生き方を楽しんでいた人だと思う。
あやの

清志郎さん、もっともっと歌って欲しかったですね。

02/28 23:00
Y2K☮

はい。2015年に彼が生きていたら、どういうメッセージを残してくれたかな、とふと思います。改めてCDを聴き返すと、とっつき易いメロディーから肌に張り付くような心情が直に伝わってきます。難しい事も疲れる事も無い。彼がどういう人々に向けて歌っていたのか、が少しわかった気がします。

02/28 23:40
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友和
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忌野清志郎のエッセイ。15年前に書かれたにもかかわらず、今も息苦しい雰囲気を吹っ飛ばす文章。読み終わると元気になる。
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たくのみ
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忌野清志郎さんのエッセイ集。オブラートに包む、も、遠慮する、も彼の辞書にはない。漫画とイラスト(下手です)がちょっと痛いが、筋を通すことにこだわりまくると、各方面と喧嘩になってしまうロックンローラー魂が溢れている。ストレートに生きるって難しいけど、「発禁」も「出入り禁止」も怖くない。情勢に遠慮して、安易に歌詞を変える事案もあった最近。そんな歌詞なら歌うなよ!あの世から清志郎の声が聞こえてきそうだ。
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T2y@
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清志郎が怒り続けていたこと。音楽業界と、この日本。 書かれた2000年頃と全然かわってない。むしろ進んでしまってる。原子力、憲法第9条、表現の自由…。 “ロックを忘れてないかい。 過去にすがりついてないかい。” “ユーモアが大切なんだ。 ユーモアの分からない人間が戦争を始めるんだってね。” 文庫版のあとがきは、喉頭ガン発病後に書かれたものだが、これもまた胸アツでなのある。 『失礼する。また会おう! しばらくは君の近くにいるはずだ。』
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つねじろう
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あつみんさんのレビューから。そうだあんたの言う通りだぜ。今の日本はもっとせちがらく住みにくいロックじゃない国になりかけてる。大晦日のコンサートでちょっとふざけたからって直ぐ謝らせるし、あんたの君が代ソングの時よりもっとタチが悪くなってるかもしれない。愛を持って自分の好き勝手に生きるために叫ぶ奴が少なくなって来てるんだ。えっそれはお前にブルースが足らないからだって?ユーモアを無くしたからだって?じゃあ早く帰って来て俺のそばで歌ってくれ、しばらくは近くにいると約束したじゃないか。と言いたくなる泣ける本でした。
つねじろう

こちらこそ、良い本紹介してくれてありがとう。忘れてたことを沢山思い出したよ。サンキューベイべー。^o^

01/27 06:18
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もよ
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かっこいいですねぇ。それに、CDの紹介もついて、さらにものすごい筆運びのマンガまで...こんな大サービスの本があっただろうか。
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hash
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□(愛してま〜す)
0255文字
rumi
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〝この国の憲法第9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか? 戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。 俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。 戦争はやめよう。 平和に生きよう。〟 〝志を貫くという気持ちを日本人が持っていたらすばらしい世界がくるんじゃないか。右でも左でもかまわないんだ。右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているさ。地球は丸いからね。〟
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にん
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昔何気無く立ち読みしたTVブロスに載ってて、何て格好いい人だと衝撃を受けました。今こそみんなに伝えたいメッセージがつまってます。
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shige
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清志郎さんのエッセイ。 Twitterなどでよく見る、憲法9条に関するエッセイは雑誌掲載時のものではなく、没原稿だったのか… キラキラした名文ばかり。
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かっぱ
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ネタバレ「本当に必要なものだけが荷物だ」、「中身を磨く方が大切なことなんだ。それは世界の平和の第一歩なんだよ」、「右にどんどん行ってみろ。やがて左側に来ているのさ」、「もう一度笑うためにはその前に迷惑をかけた人を笑わせてあげないとね」、「人には二種類あるんだと思う。人に使われてる人と自分で作り出す人だ」、「これだけは言っておきたいんだ。ブルースを忘れない方がいい」。失礼する。また会おう!しばらくは君の近くにいるはずだ。 by清志郎
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ビーフハート
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忌野氏の文章は、「十年ゴム消し」の頃から好きだった。もう何十年の前のことだ。その頃から比べると、ずいぶん文字が増えたな~、と思いつつ読了。だけどそれでも、詩を感じさせる氏の文章はステキだ。前半の凝った連作的な構成も良かった。長い時期にわたる文章の集合なので、あ~このアルバムはこんなきっかけで出来たんだ~、とかあの騒動はこんなことが原因だったんだ~とか色々発見や思い出すことも多かった。しかしそれにしても巻末の、おざなりで形式的でとても表層的な角田光代氏の解説にはゲンナリした。
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瀕死の双六問屋〔小学館文庫〕 (小学館文庫 い 8-1)評価88感想・レビュー66