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友だちいないと不安だ症候群に効く授業。 (朝日文庫)

感想・レビュー
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ふっきー
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友だちとの距離感をほどほどにコントロールする力「友だち力」の大切さについて書かれた本。中学生への授業が紹介されているが、大人が読んでも共感できる。友だち力の習得法が具体的に書かれているだけでなく、実際に起こったいじめ自殺事件なども取り扱っているので友だちを軽視してはいけないと身に迫って感じさせられた。とても内容が分かりやすくて読みやすい。友達はいてもいいし、いない時間もまた大事と、孤独な時間の大切さも書かれている。
0255文字
まるこ
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センシティブな内容も含んであり、沈んだ気持ちになった。もう10年以上も前の中学時代を思い出し、本当に異常な環境だったと思った。今の子は、共感力が低下していると聞くが、私の時代よりもひどくなってるのかと思い、さらに暗い気持ちになった。共感力や思いやりを持つ人が強い人で、馬鹿なことをする人や声が大きい人が強いわけじゃないという価値観が広まって欲しい。 どちらかというと、いじめられる側の立場の自分としては、四面楚歌が人を強くするという考え方に魅力を感じた。
0255文字
いけMa★
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人は皆、自分が差別されるのは嫌なのに他人への差別は何かと理由をつけて正当化しようとする。昨今の新型ウイルスの件で、世界はどこもかしこも差別しあっている状態であることが浮き彫りになった。それは同じ国の中でも、同じクラスの中でも起こりうる。「青い目、茶色い目」の授業を人類全員が受けられたら世界はどんなに良くなることだろう。
0255文字
まめ
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「友だち力」大人になっても大切な力だ。筆者の定義する「友だち力」が、強すぎず、弱すぎず、頼りすぎない、という絶妙なバランスを大切にするよう説いている。ここに好感をもった。言い方は悪いかもしれないが、自分に都合よく(もちろん相手に迷惑はかけない範囲で)友だちとは付き合えばいいということ。それから、偏愛マップも同感した。確かに大人になっても仲良い相手は、価値観や趣味の近い相手になる。自分は比較的初対面の人とうまくやれるが、正直面倒な気持ちも持っている。そんな自分は何なのか、疑問に思った。
0255文字
Jiemon
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ネタバレ米国の教師が作り出した「青い目」と「茶色い目」の差別実験では、純粋で無垢な子供たちが、積極的にいじめるようになってしまう。人と言うのは、簡単に人をいじめてしまう潜在性を持っていることの証左でもある。もし、差別を助長するような構造が社会にあれば実際の社会でも起こりうる。人の感情というものは文化。他人を思いやる力は言葉を通じて育てるもの。その学びを子供たちに提供することこそが今の教育に必要なこと。社会で必要とされる人間関係は異質、利害が一致しない人達に対しても積極的に距離を縮めることのできる力である。
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柊
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大雑把な「好き」を散らすことと、詳細にした偏愛を自分の中にマップとして作る。同じ思いを共有する人とは勝手に仲良くなれる。そして、やっぱり合わない人もいる。そんなもん。
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वाराणसी
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両親のお陰で、変な差別心はない方だと思っている。 それでも、自分の理解を超える行動を取られると拒否反応が出てしまうことがある。「人は、自分と異なるものを排除する性質がある。」これよくわかる。自分自身が排除の対象にされたこともある。そう考えると、偏愛マップは確かに効果のあるものだと思った。 疑似体験で感じた事を感想文だけで留めておくのではなく、行動にまでつなげられるようになったら最高だな。
0255文字
Sayaka
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『友だち力』とは、友だちを作る力では無く、うまく距離を取って付き合える力のこと。自分は趣味も多いし1人で色々やるのが好きだし(大学の時そんな子ばかりでめっちゃラクだった)、一緒にいてしんどい友達ならいない方がいいと思う。でも子供時代は学校が全てだから特定のグループに分かれると、1人になった子は無理してグループに所属しようとして逃げ場が無いよなぁとは思う。『葬式ごっこ』の事件の事はこれを読むまで知らなかった。自分の世界を持つことはやはり大事。やはり本さえ読んでりゃいいんだ、ということで。
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トム
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いじめをしないではなく、いじめで起きた事件、実験を通して学生が考える授業。先生の指摘通り確かに中二って荒れやすいかも。中二で不登校だけど3年になったら登校し始める子っていたし。何気ない言葉が傷つける。子供達が挙げていた傷ついた言葉リストの中で自分が言ってしまったことのある言葉があった。今後気をつけたい。友達力で言ったら私まだまだ低い。もっと高めて行きたい!私には初対面の人とすぐ打ち解ける力と、被感染力誘う力が足りない。この本は友達力を説明しつつ、自分に足りない部分を教えてくれる。足りない部分を補えるかどう
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たくのみ
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中野富士見中事件で自殺したS君の友人の手記を中心に、斉藤本とはちょっと毛色が違った構成。友達作りのコツ、情報の貸し借りや「偏愛マップ」。友達ごとの距離感、複線化というテクニック。なぜ差別は起きるのか、いじめを追体験し、想像力を持ち考える、「友達力」を持つこと。でも本読むだけじゃダメなんですね。
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m
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昔のほうが案外うまく人との距離感がとれていたなぁと思った。 この中で紹介されている「鹿川君事件」の同級生の岡崎君の文章には心をつかまれた。朝日新聞社出版の「葬式ごっこ」は読んでおかないと。と強く思った。
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碧月
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タイトルを見てつい手にとってしまいました。中学を卒業しても人間関係への悩みはつきません。近ければいいわけじゃない。程よい距離感で、自分の世界をしっかり持つこと。独りも悪くないって思うこと。そういえば自分が偏愛してるものってなんだろう。これだけは譲れない、大好きって言えるものって、案外意識してないかも。ここで書かれた「偏愛マップ」を作ってみることから始めてみようか。
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林檎
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評価5 子どもたちにも読ませたい本
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にゃんたろ
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★★★☆☆:「偏って愛しているもの」リストをつくって、共通の趣味を見つけたり、質問し合ったりして仲を深める。新入社員や婚活にもモッテコイなツール。自分はそもそも偏愛しているものが少ないかも。1回ひとりで作って引き出しを整理しておきたいな。第4章の『「葬式ごっこ」八年後の証言』を使った学習はすごくいいと思った。中学時代、こんなテキストで問題提起してくれる教育に出会いたかった。教育界しか経験していない大人たちが自分の経験や知識だけで教え説くより、「強いテキスト」で擬似体験をする方が余程考えるし、身につく。
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ガミ
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偏愛マップは授業を作る上で参考になります。
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あれたか
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'09。文字だけじゃ想像しにくく、子どもらの反応もよく分からなかったのでどこかでこの授業はやりたいと思った。この症候群はやっかい。
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晴れ女のMoeco
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上手な「友達づきあい」とは何か考えるうえで、役にたつ本。よい人間関係を作る前提が、福沢諭吉の考え方ににているなーと思った。自分の世界をちゃんと持っていることで、人間的にも深みがでるし、精神が安定するから媚びなくなる。友達づきあいのうまさは「後天的なもの」ときいて、だいぶ救われた気持ちになったり。あと、昔こういうことをやって誰かに嫌な思いさせていたんだろうなー、と気づくきっかけになる。偏愛マップ、やってみよう。
ガミ

こんにちは&はじめまして。 偏愛マップを上手に使えば、大人の世界でも使えますよね。 私も読んで、救われたところがありました。

08/31 15:13
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:r
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自分も確実に”傍観者”になってしまうんだろうな…
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ニッポニア
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早い時期に強いテキストに出会うこと。それを読み何を感じたかを覚えておくこと。
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ころまる
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偏愛マップ、一度やってみたいです。
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