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広瀬正・小説全集・6 タイムマシンのつくり方 (集英社文庫)

感想・レビュー
87

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ecuas
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『リバー、流れないでよ』脚本の上田誠氏が衝撃を受けたとインタビューで答えられていたので興味を持って手に取る。24編の短編とショートショートだが、ほとんどがタイムマシンなど時間をモチーフにしたSF作品で、正直オチがよくわからないものもあったものの、普段それほど目にするジャンルでもなく、またテーマは限定されていても内容はあまりに多彩、ライトなものから読むのにも難儀するほど緻密なものまで様々で、これが60年近くも前に書かれたとは驚き。小説で読むタイムトラベルものも楽しいことを知る。このジャンルにも手を広げたい。
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hirayama46
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広瀬正小説全集、最終巻は短編とショートショートを収録。時間ものの印象が強い広瀬正ですが、短編の題材もほとんどが時間ものなので一貫性がありますね。作者の資質というよりは時間ものの特性なのかもしれませんが、短編でやると説明的だったりややわかりにくかったりする部分が強く出るのかもしれません。
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kz
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時間を題材にしたショートショート。タイムスリップ系の話は遡って考えていくと訳が分からなくなるので深く考えずに読んだ。 それでも理解出来ない話もあったが、大半は面白かった。
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yamatoshiuruhashi
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大学時代に買っていたのに蔵書群の中で所在不明。発見しても黄ばんで読みづらいだろうし、折角の広瀬正小説新全集だから揃えようと思ったら本作だけAmazonでも暫く手に入らなかった。漸く手に入れて読むと、そうそう、「タイムマシンの作り方」の話ではなくタイムトラベル物短編集だった。成程と思うものあり、オチが見えてつまらないものもあり。本巻解説者は筒井康隆。その筒井も解説で書いているように、広瀬は本来ショート・ショートの作家ではないものが無理に書いているために玉石混淆となるのだろう。が、懐かしい一冊だった。
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稽子
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★★★- 主にタイムトラベル関係のSF短編集。『マイナス・ゼロ』ほどの面白さはなかった。気に入ったのは「計画」と「にくまれるやつ」ぐらい。
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まぬー
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傑作「マイナス・ゼロ」がまた読みたくなる作品集☺️ベストは「オン・ザ・ダブル」★★★★
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あかつや
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24編。タイムマシンものを中心とした時間SFショートショート集。タイムマシンにもいろんなアプローチの仕方があるものだなあ。好きな話はまず「二重人格」。急に自分が二重人格であると自覚した男。2つの人格はそれぞれ別の人生を営んでいるが、無意識にそれを実行するにはどう考えても無理がある。2人で検討していくうちにある仮説が浮かび上がる。あとは「オン・ザ・ダブル」。人間を閉じ込めて中の時計を少しずつ早く進むように細工したら、人間のリズムも早くなって足とか早くなるんじゃねっていう実験の話。それはいいけど早く死にそう。
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ぽん
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時間系SFのショートショート集で、ひとつひとつは短くて読みやすい。アイデアは今となっては斬新と感じるわけではないが、巻末の筒井康隆の解説(商業誌にSF載せてもらうにはショートショート書かざるを得なかったとか、歴史の自己修復作用とか、『マイナス・ゼロ』が5年間埋もれてたとか)を読むと印象が変わる。解説がついててよかった。
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ぜんこう
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読メを始めるより前に広瀬正さんのこれら全集は読んでいるので、いつ以来の再読かは不明。 読んでいて「もの」「化石の街」「異聞風来山人」などは思い出した・・・それだけ僕に合った小説だったんでしょうね。 とにかくタイムマシンやパラレルワールドがこれでもか、と短編・ショートショートとして読めます。 でも「鷹の子」はSFじゃなくある日時に固執する話なんですが、めっちゃ怖かった。 広瀬正さん・・・実質、売れ出してから3年もせずに他界したのが本当に残念(;_;)
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珊瑚
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時間ものの短編集。 時代も世界線も様々でサラッと読めるものから考えてしまうものまでいろいろあって面白かった。
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わんにゃん
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私のSFデビュー、これでいいのか、これから読む作品が面白くなく感じてしまうのではないかと余計な心配する程度には素晴らしい作品集だった。特に「化石の街」は臨場感溢れていて、読みながら終始ドキドキしていた。他の作品もすぐに読もうと思う。★★★★★
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SINKEN
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【総評】★★★★★【感想】初期の短編を集めた作品。ショートショートからやや長めの中編ものまで、珠玉のタイムスリップネタがてんこ盛り。SF的視点で言うと、今まで読んだほかの作品より断然よかった。巻末にある「時の門」についての考察もなかなか面白い。これだけは購入して手元に置いておいてもいいかもなぁ。。。
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EZ
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時間ものだからか、読んだ時の衝撃を思い出すからなのか、古さを一向に感じさせません。実際の本はすんごい茶色いんですけどね…。今回は「発作」と「タイムメール」が気になりました。そろそろ付録になっている大本の「時の門」を読みたくなってきました。相変わらず飽きずに読める一作でした。
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ディープなつまみぐい
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タイムマシンものが中心の短編とショートショート24編および付録。とにかく面白い、これが40数年も前に書かれたものとは。何編かはすでに読み直してみたが、やはり楽しかった。
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もんじゅ
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短編集。星新一が嫉妬するだけはある。
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べっちー
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名作マイナスゼロを書いた星新一と並び称される日本SF作家の巨匠!ま、他にも眉村卓とか小松左京とかいますけど。 もっと評価されてもいいと思う作家です。
た〜

早世が残念。もし長生きしていれば数多の名作を残してくれただろうに

10/23 01:47
べっちー

まったく 残念です

05/25 14:34
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EZ
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やっぱダントツ面白い。何度も読んでいるが飽きません。中でも鷹の子は、いつ読んでも衝撃があります。あー本当にもっともっと読みたい作家さんでした。
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고정수
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タイムパラドックス物を読んでいると頭がショートしそうになる
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mich
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「マイナスゼロ」を以前読んでとても面白かったのだが、時間ものだけで他にもこんなに短編を書いていたのか。よくアイデアが尽きないものだ。「化石の街」「計画」が好み。
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たかなし
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はやみねかおる先生がオススメされてたので読んだ。sf ちっくな物語が沢山入ってます。好きなのは「化石の街」、「鏡」。化石の街はかなり好きです。
たかなし

タイムトラベルですか…タイムトラベルは自分に会ったら駄目って設定の小説読んでみたんですけどそれでごっちゃごちゃになったんですけど(児童向け)大丈夫ですかね…

07/01 18:50
たかなし

あー成る程。そういう手もありますよね。粗筋見たら面白そうなんで読んでみます!

07/02 17:32
3件のコメントを全て見る
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タカボー
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期待してなかったけど、これは面白いわ。短編だからできる趣向が凝らされている。メビウスの輪というか、卵が先か鶏が先か、みたいな、頭の中をぐるぐる回る話が盛りだくさん。
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kaz
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この人の作品はたったの6冊分しかない。作家として実質数年間活動しただけで急逝してしまったのだ。集英社文庫から出ている全集の解説陣は星新一、司馬遼太郎、小松左京、井上ひさし、石川喬司、筒井康隆の各氏。どれも心を打たれます。
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ナスオだよ( ´ ▽ ` )ノ
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日本の、ミスター時間SF=広瀬正の短編集。/ ショートショート「もの」、1分で読める傑作。 /「ザ・タイムマシン」思考実験。/「 化石の街 」超クール。
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あんパパ
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解説によると出世作が生まれる前の初期作品とのこと。SFというジャンルがなかなか確立されずショートショートという貌で発表されることが多かった時代だとか。中学生くらいの頃夢中になった星新一氏、筒井康隆氏の作品の匂いと同様のものを感じとても懐かしい気持ちに。昨日、萩尾望都さんと森見登美彦氏さんの「SF」についてのトークショーを聴いたばかりなのでより本作が印象深いものになった。
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k16
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20170814読了。 再読。時間もの短編、ショートショート集。
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Tadashi_N
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タイムマシンの様々な活用法が書いてある。大学オケの定番芸を思い出す作品も。
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シュレディンガーのネコ・トースト装置
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ネタバレ短編集。タイムマシンは、絶対的ルールをぶち壊していく。矛盾へと挑戦する物語。親殺しのパラドックス、バタフライ効果、未来から過去へループする持ち物、……etc。時空を超え、矛盾を超えたところに新世界は待っている。
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三平
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時間転移をテーマにしたSFを中心とした短編集。よくもこれ程までにアイデアがあるれてくるものだと感服させられた。緻密な科学的分析に基づいたセンスオブワンダーあふれる物語群なのに、小難しい偏屈なハードSFに陥らず、読者を楽しませるユーモアに満ちたエンターテイメントとして成立させている。このバランスが凄い!時の経過が極端に遅い街に迷い込んでしまった男の末路を描いた『化石の街』が特に良かった。解説の筒井康隆が多くの頁を尽くして書いているように、早くに逝ってしまったことが本当に惜しまれる。良作。
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kuri8655
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「時間」と「ロボット」がテーマの短編集。〈広瀬正は報いられることなき期間があまりにも長かった作家であり、それに比して報いられることがあまりにも短期間だった作家である〉という筒井康隆の解説と読み合わせ、感動のうちに読了した。星新一や眉村卓など後年の売れっ子も、書いても書いても商業誌に無視されるSF創世期の記憶を読むと、ユーモラスな筆致の中に現実社会に対するひやりとした鈍色の刃を感じる気もする。アメリカ映画風の『化石の街』、平賀源内とは何者?『異聞風来山人』、三笠の艦橋にトリップする『敵艦見ユ』が印象深い。
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チクタクマン
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著者の時間SFに対する並々ならぬ「情熱」と執筆する際の「綿密さ」を感じ取ることが出来た短編集だった。最後に収められている「『時の門』を開く」を読んで、特に強くそれを感じさせられた。時の進みが極端に遅くなった街を描いた「化石の街」と、タイムマシンものの「計画」がお気に入り。
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大橋頼
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中野「古書うつつ」にて購入。
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ふかわ
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面白かったのは、「ザ・タイムマシン」「化石の街」「二重人格」「記憶消失薬」「発作」「タイム・セッション」「人形の家」「タイムマシンはつきるとも」「タイムメール」だが、その中でも「化石の街」と「二重人格」は傑作。「化石の街」は論理的な思考の持ち主でないと出てこない発想だと思う。付録として、ロバート・A・ハインラインの「時の門」について考察し、ストーリー上の矛盾点を指摘している。
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なんと
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82/07/25 ¥440
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Kom
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タイムマシンものが中心で、これだけ多くのネタを考えられるのが素晴らしい。なんとなく藤子・F・不二雄のSF短編を読んでいるような印象。
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miniso
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タイムスリップや不思議な出来事をテーマにした短編集。広瀬正のマイナス・ゼロがとても面白かったので選んでみたが、正直この本はそれほどではなかったので残念。。。
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た〜
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時間旅行を主なテーマにしたショートショート(他のテーマの作品も若干あり)。オチはなかなか秀逸だけれど、そこに至るまでの過程がやや過剰な作品が多いように感じる。短い作品なだけに人間関係の妙は見られないけれど、時間旅行への考察が多彩で楽しい。
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タケミチ
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収録作の多くは広義の時間SFに分類される。で、やっぱりその時間SFの方が面白い。広瀬正が、本当に「時間」というテーマに魅せられていたことが窺える。好きなものは「ザ・タイムマシン」「化石の街」「もの」あたり。
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イトシュー
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ショート集 タイムマシンに関する話が何編か面白かったなにより発想が凄い 総評としたらまぁまぁと
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sugar
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面白かった。なんか理解できないものもあったが広瀬正いいなぁ。
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新天地
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粒ぞろいの短篇とショートショートのそろった作品集。印象に残った話は『化石の街』『異聞風来山人』『鷹の子』『もの』『にくまれるやつ』もっといろいろな作品を読みたかっただけに寡作なのが悔やまれる。
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