形式:文庫
出版社:角川書店
形式:Kindle版
出版社:KADOKAWA
『世帯主がたばこを減らそうと考えた夜』は、男色変態教師・夏目の、世の女達への偏見と恨みで凝り固まった寂しい男の人生を描いた作品。養父母に育てられた雪之丞は、見合い結婚した妻とはセックスレスとなって浮気され、目をつけた河村を辞職させた腹いせに準子を体育準備室で襲い、道で転んだ女のパンツを見て勃起して妻を襲い、そして娘達に口が死ぬほど臭いと言われ、節煙を決心する。『桃』は、桃を食べて河村とのセックスを思い出す、32歳となった準子を純文学のような意味不明な文体で描いた作品。
モブの皆さんはまるっと忘れたよ。「桐島、部活・・・」の感覚で挑まないと(^^;
あー。主人公がチラチラするあたりは「桐島、部活・・・」と一緒かも。桐島のがフレッシュ。こっちは思春期特有の恨み節が思い出せるよ(^p^)
脇役の所業www。随分感想割れたね(笑)。おかしいな。青痣ダメ?俺すごく好きだったんだが。姫野さんクセが強いから、好き嫌いハッキリ分かれるとは思うけど。
うーん、こちらの方がボカされて匂わされてぼんやりした印象を受けたんですよね。本編は刺さったけど、こちらは「だから?」感が強くて。「青痣」も、イライラしてしまったのは逆に気持ちが入っていたからなのかしら。honさん絶賛されているので、いつか読み返してみたいです。
私も本編から読んでみよう。姫野カオルコさんはたぶん1冊しか読んだことないけど、honさんがすごく面白いとおっしゃるならいけるかな。
うん。俺は面白かったんだけど。いかんせん恋愛小説の経験値低いのであんまりあてにせんで(笑)。本篇は島本さんと雰囲気近いかなあ。だとするとさおりさんはいけるかね。俺はナラタージュよりツイラクです。
あれ、これは未読かも。ポチ。
過去にタイムトラベルして(笑)かつての自分に言ってやりたいのは、そんなあんたが孤独なように、望んでないのに”選ばれて”しまった彼・彼女もまた、たまらなく孤独なんだよってことかな。 ちなみに『ツ、イ、ラ、ク』は第130回直木賞にノミネートされたそうだが、なぜこちらでなく『昭和の犬』になったんだ?編集者・小早川氏もおっしゃってたが、選考委員達が挙げてた「難点」はぜったい難点などじゃなく、あの作品には絶対必要不可欠なものだったと私も心から思う。
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