形式:文庫
出版社:祥伝社
形式:単行本
形式:Kindle版
消せない“傷”を背負った三人の男女決して交わることのない魂の行き場――かつてこれほど切ない犯罪小説があっただろうか。深夜の稲村(いなむら)家。女は夫に火を放とうとしている。忍び込みのプロ・真壁修一(まかべしゅういち)は侵入した夫婦の寝室で殺意を感じた――。直後に逮捕された真壁は、二年後、刑務所を出所してすぐ、稲村家の秘密を調べ始めた。だが、夫婦は離婚、事件は何も起こっていなかった。思い過ごしだったのか? 母に焼き殺された弟の無念を重ね、真壁は女の行方を執拗に追った……。(「消息」より)
あらすじ・内容をもっと見る
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます