読書メーター KADOKAWA Group

しらみつぶしの時計

感想・レビュー
151

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
ぱふぱふ
新着
ミステリ短編集。表題作が一番面白かった。1分ずつずらした時計が建物の中に所狭しと置かれている。その数なんと1440個。この中で本当の時間を指しているものを論理的に見つければゴールなのだが…。まさかランドルト環(視力試験に使うCの字)が重要な役割を果たしているとはねぇ。こういう謎解きっぽいミステリも好き。2話目の「ダブル・プレイ」は以前にどこかで読んだような内容だった。アンソロジーか何かで読んだのかも。バリエーション豊かな短編集だった。
0255文字
longscale
新着
冒頭から爽快感に欠ける。女の奸計に嵌まって中年男性が殺されるパターンが続いて、著者が心配になった。マゾヒスティックな自己満足なのかもしれないが、妻を殺しちゃったDV旦那の視点で描かれる話とか、全くついていけない。「こんな女と結婚したのが間違いだった……」みたいな独白を楽しめる人間ってそんなにいるんだろうか。それとも女性向けのホラー?なのか。著者にはやっぱり、同姓同名の探偵が必要な気がするが……。都筑道夫のパスティーシュ?は楽しんだ。元ネタは読んだことがないけれど、こういう方が余分な力みが抜けて良いのでは。
0255文字
エイエムアイ
新着
★★☆☆☆
0255文字
山メ
新着
1分ずつずれた時刻を示す1440(=24時間×60分)個の時計から、現在の時刻を示す唯一つの時計を探す!表題作のオチが知りたくて借りたけど、何処でこの謎を見たのかが、思い出せないナゾ?(笑)
0255文字
りさっち
新着
猫の話だけで一冊描いて欲しい。交換殺人の話が一番好き。私の脳じゃ読み解けない話が何話か…。時計の話はノートに書き出さないと理解できないかもしれません…。きっとすごくIQの高い作者さんなんだと思いました。すごく頭を使って読み切りました。
0255文字
yin
新着
書かれた時期や、プロットも作品毎で全く異なる短編集。やはり短編集は可能性の宝庫だ、と思わされるくらいに法月氏の色んな側面に触れられる1冊でした。
0255文字
ねこ
新着
図書館本。 初読みの作家さんの短編集。
0255文字
イシグロ
新着
法月倫太郎の非シリーズものの短編集。 本格ミステリに一捻り入れた感じのものが中心なんですが、そういう中にまったくミステリ要素のない『猫の巡礼』なんて珍品が混じっていたりして。これ何なんですか。すきー。『挑戦者たち』の時も思ったんですが、この人のユーモアのセンス、筒井康隆に通じる感じありませんか。 『幽霊をやとった女』の翻訳ハードボイルド感もらしさ満開でいいですね。いわゆる新本格の人の中で、一番文体に魅力あるのが法月先生だと思っているので、時々こういう好き勝手やった短編集を出していただければと思う次第です。
0255文字
虎ノ介
新着
短編集。
0255文字
オーウェン
新着
法月さんのこれまでの短編を集めた、いわばボーナストラック的な短編集。 見た作品がちらほらあったが、完成度は高めな中身。 思惑をひっくり返す「使用中」だとか、交換殺人を逆手に取る「ダブル・プレイ」。 「素人芸」の畳みかける詰め寄られ方も好み。 表題作はパズラーを意識した「SAW」のようなゲーム。 答えが出るとそんなことかと、なりそうだけど(笑) ラストには法月綸太郎ならぬ法月林太郎が登場。 「二の悲劇」の元となる短編が楽しめる。
0255文字
花嵐
新着
★★★☆☆
0255文字
ボトム
新着
作者の非シリーズを集めた短編集。ミステリーながらバラエティに富んでいて面白い。唐突にはさまれる「猫の巡礼」が印象に残った。
0255文字
猫草
新着
苦手な短編集だったとは………「猫の巡礼」猫好きとして期待してよんだけど 巡礼にまつわる事件になるのかと……
0255文字
クルミ
新着
短編集。表題作の「しらみつぶしの時計」は、私の頭では理解できませんでした。「猫の巡礼」と「トゥ・オブ・アス」が興味深かったです。
0255文字
さっちゃん
新着
バラエティに富んだ短編集で、とても読みやすい。表題作はかなり頭を使う作品。論理パズル好きの人にはピッタリかも。 一気読みしてしまったので、時間をおいてゆっくり再読したい。
0255文字
ぽよぽよ('ω')
新着
ネタバレ2時間半ぐらいかけて一気読み。「使用中」「ダブル・プレイ」「素人芸」が読んでて楽しかったです。自分は割と倒叙ミステリーが好きなのかも?と思いました。今後の本選びのヒントになりそうです。
0255文字
吉野
新着
堪能の短編集。トイレ密室でケラケラ笑い、猫の巡礼という奇抜アイディアに関心し、しらみつぶしの時計の切迫感に感銘。楽しみました。
0255文字
しばしゅん
新着
法月倫太郎の短編集。毛色の違う話ばかりで飽きずに読むことが出来た。最後の「トゥオブアス」が特に面白かったかな
0255文字
JINKO@灯れ松明の火
新着
【図書館】
0255文字
ポン・ザ・フラグメント
新着
ちょっと温度が低い感じ。トリックらしいトリックが前景にないぶん、「法月ってべつに小説上手くないよね」ってところが、びしょびしょ出てしまっている。オチらしいオチのない「猫の巡礼」が一番面白かったのは皮肉かもしれない。表題作の「しらみつぶしの時計」はトリセツを読まされているようにうざいうえに、最後のオチが「はあ? ふざけてんの、君?」なもので、感心しなかった。法月は好きな作家だが、この本はあまりお薦めできない。
0255文字
ひとこ
新着
ネタバレ短編集でした。使用中、猫の巡礼、しらみつぶしの時計が印象に残っている。猫の巡礼は、自分も猫を飼ってるので、こんなんあったらどうしよう〜と思いながら読んだ。しらみつぶしの時計は、理系脳じゃない私は??やったけど最後は何かすっきり(笑)時計がたくさん出てきて「モモ」みたいと思ったらモモが引用されていた。
0255文字
かとり
新着
図書館で借りて。久々法月さんを読んだ。なんか全体的に合わなかった。『しらみつぶし~』が一番好き。
0255文字
Keiko  Miura
新着
色々なタッチの話が詰まっていた。一気読み
0255文字
まりあんぬ
新着
表題作、よくこんなこと思いつくなぁとひたすら感心。頭いいなぁ。ロジカルに丁寧に書かれてるから何とかわかるけど、自分で一から考えろって言われたら絶対無理。すごいなぁ。ラストで緊迫感から一気に解放(いろんな意味でw)されて思わず笑ってしまった。犬派だけど「猫の巡礼」は奇妙な話で面白かった。交換殺人にしても人違いにしても二回捻りで凝ってるなぁ。都筑道夫さんのパスティーシュも楽しかった(「幽霊をやとった女」)。そういえば退職刑事シリーズをまだ読んでないのでそろそろ読んでみようかな。
0255文字
まめまめ
新着
短編集。ハッとするよりゾッとするものが多かった。表題作のしらみつぶしの時計は、ちょっとクスッてなった♪
0255文字
ちょうすけ
新着
〈再読〉何度読んでも読みごたえのある本。タイトルの「しらみつぶしの時計」は、一風変わった会社の採用試験。24時間1分刻みに時刻を合わせている1440個の時計の中から、ただ一つ現在時刻を表している時計を見つけ出せ・・・、ってちゃんと理詰めで解ける方法は一つで後は作業時間の問題ってことですよね?それは良いとして、最後の2拓が・・・個人的には良く分からなかった。目を覚ましてから6時間後丁度がリミットですが、起きる時間を1分単位で調整出来たって事なのかな?そこだけ納得できなかった。何か読み落としている?
0255文字
ふかふか
新着
さらっと読める。
0255文字
紅はこべ
新着
都築道夫への愛に満ちた一冊。ラストの一編は「間違いの喜劇」ならぬ「間違いの悲劇」。ドン・イシドロの名と出会えたのは望外の喜び。基本的に法月さんの作品にはまるのは、本格ファン、ミステリ好きだけ。ロジックに特化した表題作なんか特にそう。
0255文字
郵便屋
新着
やはり本格ミステリの法月だけあって、正しい時計を探し出す方法は論理的だな。まぁ、パズルを小説にした感じだけど。
0255文字
タマちゃん
新着
ネタバレ昨年、ノックスマシン読んだ勢いで借りてきた。超短いものも含めて10の短編集。どれもよく練られてる感じ。医療関係としては、四色問題の心電図・電極の色の覚え方が、実際に看護師に聞いてみるとその通りだったので、脱帽。これ、京大時代に医学部の東くんから聞いたんじゃないの?他にも表題作のしらみつぶしの時計など、きわめて理詰めでロジカルに検証していき、最後には・・という凝った趣向。ライトタッチの猫の巡礼も、個人的には好きだ。
0255文字
ミリアーデ
新着
推理小説というよりは、世にも奇妙な物語風。表題作も、クイズ番組みたいとも思えるけど、なんとなく好き。
0255文字
えみ
新着
凄い。頭いい。もうそれしか感想書けないくらいの「しらみつぶしの時計」。 実際この本は10篇の短編が収録されている短編集でした。「しらみつぶしの時計」はその10篇の中の1話。正確な時間を刻むたった一つの時計を論理で探し出す…そんな難問を読んでいると小説だということを忘れそうになっていました。 私の頭では一度では理解できず二度読んでようやく朧げにわかったようなわからないようなという感覚。他の話も短編集ながら、かなり考えされる話が多くて読み応えがありました。気軽に読もうってよりは、じっくり読もうって思えました。
0255文字
響
新着
短編集。読んだ事ある話多かった。
0255文字
リョウ
新着
面白かったー。ロジカルで読みやすいから大好きな作家さんの一人です。みどろさんが可愛い。
0255文字
りえこ
新着
全くもってトリックを思いつく頭の中はどうなっているんだろう。最近のミステリーの辛いところは、SNS等環境の変化が速すぎて、ストーリーの背景に小さな違和感を持ってしまいがちな点。
0255文字
yu
新着
「使用中」「ダブル・プレイ」「素人芸」「盗まれた手紙」「イン・メモリアム」「猫の巡礼」「四色問題」「幽霊をやとった女」「しらみつぶしの時計」「トゥ・オブ・アス」の全10編。特に気に入ったのは「猫の巡礼」。ミステリーではなかったけど、不思議な話。猫好きの自分にはたまらなかったです。あとがき読んだら作者も、本書の中でも異色作って書いてて笑った。
0255文字
すずらん
新着
閉ざされた施設の中には、すべて異なる時を刻む1440個の時計があった。ここから脱出する条件は、6時間以内にその中から“正しい時計”を見つけ出すことだった-。表題作ほか全10編の本格ミステリを収録。
0255文字
全151件中 1-40 件を表示
しらみつぶしの時計評価77感想・レビュー151