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ホロー荘の殺人 (クリスティー文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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f/k/a 上海
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ネタバレ謎解きよりもドラマで読ませるタイプの話で、ポアロが何もしないうちに解決しているようにも読める。女史には珍しいダイイング・メッセージの趣向もあり、被害者の最期の一言をポアロが直接聴いているのが味噌。とにかくルーシー・アンカテル夫人のキャラが強烈すぎて全部持っていった印象(笑。 最後の幕切れもあまり女史らしからぬ、『Yの悲劇』とか『僧正殺人事件』みたいなやつだった。
0255文字
あずき
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今回ポアロはあまり出番がありません。殺人現場に居合わせたのに!私は殺人のトリックよりも、五人の男女の心理描写と愛憎のリレーが見どころと感じました。
0255文字
Mana
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ミステリ要素薄めで恋愛ストーリーがメインって感じだったけど、なかなか良かった。出てくる女性たちはミッジも、ヘンリエッタも、皆んな好き。ルーシーもちょっとめんどくさいけど好きかも。ミッジとエドワードのストーリーはちょっとキュンとした。ヘンリエッタのラストは秀逸だと思う。
0255文字
SEI
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ネタバレイギリス郊外。行政官ヘンリー・アンカテル卿とその捉えどころのないルーシー・アンカテル夫人が住むホロー荘では、毎年親戚や友人が集い、憩いを囲むことが恒例になっていた。 その年も気ままな生活を送るエドワード、インテリを自負する若いディビット、ルーシーの友人で日々の仕事に嫌気がさしているミッジ、芸術家で自立した女性のヘンリエッタ、優秀な医者でヘンリエッタと愛人関係にあるジョン・クリストウらが集う。 近辺の別荘に滞在していたエルキュール・ポアロは、その集いに招かれるが、陳腐な劇じみた殺人の場面を目撃しー
SEI

嫉妬に狂った妻が医者を射殺。ありふれた事件に思えたが、医者の死因は妻が手にしていた拳銃ではないことが判明する。 本作の犯人の仕掛けはシンプルだが、クリスティの某名作の変奏と言えなくもない趣向があわさり、悪くない出来。 よくクリスティの登場人物はボール紙のようだと言われるが、本作のドラマの趣向は純文学そこのけで、地味な事件ではあるが楽しめた。 佳作。

08/01 12:02
0255文字
Yumi
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これはよく内容を覚えていた。ポワロの登場は少ないが、登場人物の性格とそれぞれの関係が書き込まれていて、好きだった作品の一つ。クリスティのおもしろさはトリックだけじゃないと思う。トリックはどんどん新しいものが考え出されるから、どんなに奇想天外なものでも古くなっていくのが宿命。
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田(゚_ 。)村
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一見あまり難解な事件のように感じなかったが、思っていなかった人が犯人だった。
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涼
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http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/05/post-f626f2.html このホロー荘の女主人は、おしゃべりで愛すべきウッカリやさんです。でも、そこにヒントが……。
0255文字
泰月
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ミステリー色は弱いけど、登場人物のそれぞれのストーリーが面白い。
0255文字
Sydney2020
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アガサはほぼ全巻揃えて折りに触れて再読しているのに、何故か本作は持っていなかったので購入。犯人…「おいっ!責任者出てこいっ!」のレベルかも。
0255文字
なますだ
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どこか昼ドラのドロドロ愛憎劇を思わせるような内容で、ポアロの登場シーンも圧倒的に少ない気がした。 一族の親類縁者がホロー荘に集まり、そこで殺人事件が起こる。殺人事件が起こるまでに、今回の登場人物たちの内面がじっくり描かれる。みんな何か影を抱えていて、物語の全体像そのものがくらい。そして、殺人事件が発生。ようやくポアロが登場。やっとポアロ視点からの謎解きが始まるかと思いきや、そうでもなく、相変わらず登場人物たちの心情を中心に描かれていく。これ、ポアロいる?って思うのは、読み込みが足りないせいか。
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椿
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クリスティーは何を読むかほんとに悩む。全部は無理だなーって思うし、あたりはずれが激しいからだけど。これはまあ、当りかな。そこそこ有名だが、ポワロは巻きこまれて捜査にあたるし、ロマンスもあるが抑制がきいているし、登場人物の造形が個性的で女性作家らしい目配りがきいている。つまり、いろんな女をちゃんと描けている、これ大事。
0255文字
Matoka
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ネタバレやられた!どんなトリックが?犯人はこの人?それともこの人も怪しい?なんて考えながら読み進めましたが…まさかまさか、そうきますか。ルーシーみたいな人が身近にいたら発狂してしまいそう(笑)最後にポアロに「このような終局はこの人にも子供たちのためにも慈悲ぶかい」と言わせるあたりアガサクリスティの冷静すぎるほどの冷ややかさを感じて少しゾクリとした。作者も含めて女性のちょっと怖い面を垣間見れる作品。対して男性陣みんな弱っちかったなw
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±
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ネタバレポアロ再通読第22弾。『五匹の~』同様、被害者のエゴイズムと芸術家の描写に富むが女史のブームだったのかしら。ほか、原作1946刊ながら苦労して雇用される女性など「現代」が近づいており。ロマンス展開ぶりは手練れ感が強くて逆に醒めるが…ホロー荘女主人の奇行がバランスをとるあたりも巧いものだと。多分に好作なのにポアロの影が薄いのが勿体無いような。
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Tofu
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★★★
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ホロー荘の殺人 (クリスティー文庫)評価64感想・レビュー14