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不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)(Kindle版)

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lavitaebella71
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今後もアメリカは日本を守ってくれると思っている日本と、東アジアでは日本よりも中国が重要と考えるアメリカ。 中国等の台頭で、アメリカの優先順位は変わってきている。アメリカ偏重の戦後路線とこれからの路線は異なる。 領土問題にしても、自身の関心(主張)ばかりに目が行き、他者(相手国)への関心(相手の利益・主張)が低い時には競争・対立を生みだす。 P212の図表25「紛争への五つのアプローチ」は日常でも当てはめて使う事ができそうだ。
0255文字
kgbu
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福沢諭吉に始まる脱亞の流れが150年ぶりに逆転しそうな情勢でわれわれは適切な政策戦略を支持しうるか?筆者はやや悲観的だし、今年になってからの流れもそれを裏打ちするようである。米国が東アジア共同体への日本の参加を表立って支持していない状況で、草の根的なアジア交流・貿易・技術移転の積み上げのみが事態を最悪の状況に陥らせずに「棚上げ」できる道だという。これまでは米国の軍産複合体だけが相手だったが、TPPはさらに米国依存を強化させる。ここをのらりくらりと頑張るうちに国民が中国の巨大さを認識するか、チキンレースだ。
0255文字
Naoki
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著者の主張に納得致しました。
0255文字
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