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ちっちゃなかみさん (角川文庫 緑 630-3)

感想・レビュー
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mawaji
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NHKラジオ朗読で高島礼子さんの語りがとてもよかったので手に取った、初平岩弓枝。心打つ時代ものの作品十篇はどれも男女や家族の機微に触れた物語で、ぐいぐい引き込まれますが一気に読むのがもったいなくて一日一篇ずつ我慢しながら読みました。私が生まれてから10歳くらいの間に書かれた小説ですが、おどかされて押し込み強盗に加担する市太郎やおあいちゃんの縁談に世間の論理を押し付ける人々など、現代に置き換えても通じるように思えました。「女に子を産ませることしか知らぬ将軍家…そういう男たちには必ず天の配剤がある」のですね。
0255文字
あられ
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近代を舞台にしたものよりも、登場人物が多彩で魅力的で、生き生きと動いているように感じた。働き者も、怠け者も、根性曲がったのも、存在感があって楽しかった。
0255文字
Mayumi K
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こちらは短編集です。 主人公を取り巻く人間関係に、わがままな兄弟とか、人でなしの義理の息子などが登場しイライラさせられた。 自分の周りにこんな性格の悪い人はいないが、世の中にはいるんだろうなと思うと、、。
0255文字
goodchoice
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いいなぁ~。ジンとくる話が。女性じゃないと書けない話も多い。特に表題となっている「ちいさなかみさん」は涙なくしては読めません。江戸人情話として出色のできといえる。
0255文字
姫草ユリ子
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短編集なんですが、やはりそれぞれにドラマがあります。困難と再出発の物語とでもいうべきか。昔でもこんな人はいるのね、そしてこういう結果になるのね、と人間観察でもするように読み進めました。
0255文字
renren
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女の業、人の業を描いた作品は、等身大だけれど少しもやもやする救いの少ない話もあって読むのがつらかった…(下手だとか作品の価値が小さいとかではなく、むしろその逆なのだけれど、それだけに)。職能ものはすごかった。作者の古い作品だというけれど、むしろこのほうが好みかな。
0255文字
あさ
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久しぶりに再読。気持ちのすっとする話ばかりではないけど、江戸の暮らしぶりが活き活き読めて心地よい。芯の通った、地に足の着いた暮らしっていいなあと思う。
0255文字
みもざ
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まさに、江戸の人情ここにあり!といった感じ。平岩弓枝さんが書く強くて、でも繊細な女性の姿が好きなので購入。昭和35年から46年にかけて書かれた短編10篇をまとめたもの。どれも良かったけれど、『猩々乱』はとても鋭い男性的な作品で今までとイメージが違ったので驚いた。こちらの方が古い作品だったらしい。★★★★★
0255文字
けいちか
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作者の古い作品を発掘して読了。
0255文字
もち
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小学生の頃、母が持ってた本。読むと、異空間にいけて、話も面白くて、読みやすくてすきです
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