形式:文庫
出版社:講談社
形式:Kindle版
まず不動産について。今もなお根強く残るマイホームという目標ですが、そもそもなぜ不動産を所有することが目標となったのか。 高度経済成長期からバブル絶頂期にかけて「不動産神話」が生まれた背景とともに、現在の不動産価値をどう見るかについて説明されています。 また民間の各種保険については、保険という金融商品の仕組みから、保障というものの捉え方など、保険商品の購入や見直しに役立つ情報が書かれています。
マイホームも保険も「感情のバイアス」が強くはたらくものであるため、購入の判断は人それぞれ大きく異なるものでしょうが、経済的合理の観点を指標にすることの重要性を教えてくれる一冊です。
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