読書メーター KADOKAWA Group

余と万年筆(Kindle版)

感想・レビュー
60

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
myao
新着
KUじゃなくて0円のKindle本、青空文庫と言うらしい。丸善って、そんなに昔からあったんだ。万年筆、進学の記念に母が贈ってくれたけど、使った覚えはほぼ無いです。(^_^;)漱石がいうペンてつけペンのこと?西洋の羽ペンっていうのもあったね?万年筆蒐集家と瓢箪蒐集家は同列なのね。昔、ひょうたん愛好家が何かのお礼に父にくれたでっかいひょうたんが実家にあった。つるつるで無塗装だった。まだあったかな?万年筆フィーバーもボールペンフィーバーによって終わったとか聞いたなぁ。
0255文字
巨大猫は罪ですか gavioes
新着
万年筆。使った事ない^_^
巨大猫は罪ですか gavioes

ほー、地元に通な感じの文房具屋があるんですよ^_^

09/29 18:07
9件のコメントを全て見る
0255文字
かっくん
新着
万年筆、今でも高級品だが漱石はあまり頓着しなかったようである。しかし物書きたるものやはり頓着しなければならないか…と言ったような話。
0255文字
HMax
新着
自筆で書くことが少なくなった現代、万年筆も筆も同じレベルではないかと思いますが、漱石の時代は万年筆が流行りだした頃なのか、丸善で1日100本も売れたそう。廉価版10円、高いものは300円、普通のペンが1銭ということなので、相当高いのでしょう。一番の驚きは、「煙管を飾る人も、盃を寄せる人も、瓢簞を溜める人も」、とヒョウタンを集める人が結構いたんですね。
0255文字
tamako
新着
「温情の裕な夏目さん」で、内田魯庵が漱石に「万年筆のことを書いて下さい」と頼んだというのがこのエッセイだと思われる。さて、当時も万年筆は「財力ある貴公子や道楽息子の玩具に都合のいい贅沢品」と冷ややかに見られつつも便利で手放せないものになっている途上だった模様。「酒呑が酒を解する如く、筆を執る人が万年筆を解しなければ済まない時期が来るのはもう遠い事ではなかろうと思う」という覚悟も良い。https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card2675.html
tamako

「船のなかで器械体操の真似」って、何やってんですか、漱石さん。ファースト万年筆はペリカン。インクはセピアを好んだようで、当時のセピア色のインクははイカ墨由来だからか、よくペンが詰まっていたらしい。で、締めは内田魯庵が推したONOTOだ。渋い。

02/18 20:20
0255文字
めりっく
新着
別段大層なことが書かれている訳ではない。漱石が使い出して間なしの万年筆についての所感を綴っただけの随筆であるけれど、文体の諧謔味に乗せられニマニマしながら読まされる。あまりに無体なその取り扱いぶりに吹き出してしまう。そりゃ万年筆から仕返しされるのも無理からぬ。互いの特質を理解し合う(?)ことでより良い関係性が築けるのは人でも物でも同じであるようだ。
0255文字
助作
新着
イメージはイギリス帰りで万年筆なんかには一家言もってそうだけど、何とも正直なある意味開き直り。人間味があって親近感が湧く。やっぱり使い慣れたものが一番、でも新しいのも気になってやっぱり便利じゃない?っていうのはいつの時代も同じかな。
0255文字
xivia | ゼビア
新着
alexaで聞いた
0255文字
ゆづき
新着
ペリカンとの歩みがユーモラスに描かれていて、面白かったです。私はブルーブラックが好きなのですが、セピア色のペンも買ってみようかしら。
0255文字
Me
新着
わたくしも先達て万年筆を新調しましたので思うところあって読みました。漱石先生の何とも可愛らしい言い訳余聞。ペリカン(所謂現在の「ペリカン」のメーカーとは別だそうです)を御転婆ペリカンに、手離して恋しい古女房などの擬えに胸キュン。万年筆と云ふもの書き心地は勿論ですが、正に餌をやるかのように印気を吸わせる手間がわたしは何より好きなので、その箇所を漱石先生お馴染みの面倒臭くて雑にしちゃった旧懐で綴る件りが好きです。印気はブリューブラック派ですが、一度セピア色も試してみようかな。漱石忌に。
0255文字
涼
新着
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/01/post-286d2a.html この頃の作家さんは、皆万年筆を使ったのだろうな。
0255文字
岩本あき
新着
ネタバレ「夏目漱石はブルーブラックのインクを嫌っていた」という話の出典がずっと気になっていたところ、読友さんが感想をアップしているのを見つけて読みました。 メインはペリカン(デ・ラ・ルー社) の万年筆の話ですが、初めての万年筆を"船の中で器械体操の真似をして壊してしまった"エピソードもありました。 漱石のペリカンに対する感想はあまりよろしくありませんが、従来のペンのインクが切れる度に墨壺にペンを浸さなければならない事を煩わしく思い万年筆に未練があることに気付く。 ブルーブラック嫌いの理由は書かれていませんでした。
0255文字
愛と勇気だけが友達です
新着
ネタバレ最初に買ったペンギンという万年筆はイマイチだったが、内田魯庵にもらったオノトという万年筆は調子いいといっている。作中でペンという言葉もでてくるのだがボールペンが普及したのは戦後のこと、じゃあ当時のペンって何?調べていたら時間がなくなった。
0255文字
雨杜
新着
ネタバレ偉大な文豪も万年筆には手こずる。ペン愛用者と知って、なんとなく親近感が湧いた。
0255文字
あと
新着
漱石が万年筆について書いているなんて全く知らなかった。文豪は万年筆の愛好家という考えは偏見だった。ユーモアを感じる文章。
0255文字
桃子
新着
小説家が筆記用具について語るエッセイは、ありそうでなかなかないような気がする。漱石はイメージからするとペンに凝りそうな感じだが、全くそうではなかった。万年筆に対する知識もこだわりも思い入れもないようである。それがすごく意外だった。弘法筆を選ばず、ということなのだろう。
0255文字
kubottar
新着
夏目漱石の使っていた万年筆はペリカンだったそうです。でもあまり思い入れがなかったようですね。
0255文字
那由多
新着
夏目漱石が万年筆を使うのに、手こずっていたのが意外。常に携帯してて、サラサラ〜ってやってると勝手に思ってた。ペリカンの万年筆を容赦なく虐待している、漱石先生の言い回しが面白く、想像して笑えた。先生のエッセイは、ホントこういうとこが好き。
0255文字
多読多量連投が日課だった
新着
教師時代が年俸八百円ってよそで書いてたが、高い万年筆が三百円かー
0255文字
鱒子
新着
楽しいꉂꉂ ( ˆᴗˆ ) 毛筆を捨て ペン(おそらく付けペン)を捨て 苦手だった万年筆に立ち向かう姿が、勇ましくかつ滑稽。素敵な随筆です♪ 漱石忌きっかけで、さっくりと読みました。
0255文字
ぴのたきのこ
新着
万年筆が最先端の筆記具だった頃のお話。懐古主義に陥ることなく、ただただ冷静に万年筆の普及について分析しているくだりはさすが漱石。そのいっぽうで、ペリカンと格闘するくだりは漱石先生の苦戦する姿を想像して笑ってしまいました。
0255文字
Willie the Wildcat
新着
万年筆からペンに戻した負け惜しみ・・・。笑われないために・・・。罪滅ぼし・・・。挙句、ペリカンのお腹に注ぎ込むという比喩?!氏の人間味溢れるコメント群に好感。因みに、義妹から贈られた万年筆が破損した理由は、”器械体操”だったはず。何気に私も過去、大学卒業時に贈られた万年筆を試して挫折した経験アリ。ペリカンやオノトではなくモンブランでした。(笑)
0255文字
ゆーかり
新着
物書き故万年筆という筆記具にはこだわりや思い入れがあったのかと思ったら、そういう訳ではなかった。ペリカンとは相性が悪く、“ブリュー・ブラックの性来嫌な余は、わざわざセピヤ色の墨を買って来て、遠慮なくペリカンの口を割って呑ました”など。かと言ってペンに戻ると万年筆が恋しくなったり。漱石先生やはり愉快。この原稿は内田魯庵(小説家、評論家、翻訳家、当時丸善の顧問)からこれを使ってみろと贈られたオノトで書いていて、使い心地は良かったようだ。
ケイ

ゆーかりさんの、うんちくが面白くて楽しくて♪ ありがとうございます(^^)

04/15 23:06
ゆーかり

ケイさん、 どういたしまして。 魯庵君が…と言いながら実は意外と気に入ってたようにも思えたり、なんだか可笑しくて、メモりました^_^

04/15 23:49
4件のコメントを全て見る
0255文字
かんちゃん
新着
漱石の時代、万年筆は一本300円と高価だったそうな。かく言う私は愛用の万年筆のキャップ部分が壊れて以来、しばしフリクションペンなるものに浮気していたが、今日、再び同じ万年筆を買い直した。一本200円也。
0255文字
Chinen
新着
ネタバレ【青空文庫】夏目漱石による万年筆随筆。ずいぶん素直に万年筆との関係が書かれていてほほえましい。ボールペンが当たり前の時代に生まれた身としては、万年筆が便利という感覚はなかったが、つけペンが当たり前の時代には万年筆は確かに便利かも。「ペリカンを追い出した余は其姉妹に当たるオノトを新らしく迎え入れて、それで万年筆に対して幾分か罪滅ぼしをした積りなのである」
0255文字
大角豆
新着
ネタバレ万年筆使いの私がタイトルでホイホイされた作品。夏目先生も万年筆使いかと思いきや、頂き物のペリカンの扱いの悪さよ(笑)。ペンに戻したら不便でしょうがないのに意地になって最後まで書いて強がっちゃうのが可愛い。他のエッセイも読みたい。
0255文字
こかち
新着
文房具随筆は、心弾む。万年筆は好きなので、特に。しかし、私は漱石先生がお嫌いなペリカンユーザーなのだった…。先生愛用のオノトはもう作られてないとのことで残念です。
0255文字
SOHSA
新着
《kindle本》夏目漱石の万年筆に対する愛着を短い文章にまとめた随筆。筆からペン、ペンから万年筆へと筆記具が変遷していく時代の流れと共に、名器ペリカン万年筆と格闘する夏目漱石の姿が愛らしい。時代の薫りが漂う、そんな洒落た作品だった。
0255文字
も
新着
学者らしく理屈っぽく述べたかと思ったら、貰ったばかりの万年筆を器械体操をして壊したエピソードを披露したり、擬人化した万年筆との応酬を繰り広げたりと漱石がチャーミングでつらい。
0255文字
なるときんとき
新着
エッセイ。高級品である万年筆が売れているらしいということから始まり、初めて手に入れた万年筆のペリカンが思うようにならなくて手こずったけれど、付けペンに戻すとなんだか寂しくて内田魯庵にすすめられたオノトの万年筆を使って原稿を書くと使いやすいというようなこと。ペリカンの口を割って手当り次第にインキを飲ますというところがユニークだと思った。
0255文字
扉のこちら側
新着
2016年131冊め。漱石先生、万年筆に手こずる。私も万年筆ユーザーで数本を太さ違い・インク色違いで使い分けているけれど、漱石の時代から使い分けや愛玩という形での万年筆愛好家が出始めたのか。そして私と同じくセピア色インクの愛用者ということで親近感。でも漱石はブルーブラック嫌いだそうだが、私はそちらも好き。
0255文字
イワトコナマズ
新着
夏目漱石が万年筆について書いたエッセイです。5ページしかないので、あっという間に読めました。思い通りに働かない万年筆を人間のように描いていたのが印象的でした。特別な内容でないのに、読んでいてとても楽しかったです。
0255文字
かずみ
新着
万年筆に関するエッセイ。お仕事道具のはずなのにあまりこだわっていないような?
0255文字
ナスオだよ( ´ ▽ ` )ノ
新着
どうということのない文章だが部分的には、とても読ませるところがあります。便利なはずの万年筆を使ってみたら粗悪でがっかりしたという趣旨。ところがペリカン(問題の万年筆の製品名らしい)の思い出を語るとき、漱石先生の文章に愛情が見え隠れする。(だめな子ほどかわいい?)
ナスオだよ( ´ ▽ ` )ノ

この文章に20件を超えるレビューがついてるとは素直に驚きだ

11/15 09:28
0255文字
ミラクロン・カエサル
新着
タイトル通り。漱石先生と万年筆の関わりについて書かれたエッセーです。日本に万年筆というものが入って来て、使われ始めた頃の話ということになります。ペンが1本1銭だったときに、万年筆は10円くらいしたそうです。高級品だと65円とか300円とかしたそうです。漱石先生がどうのこうのというよりも、そうした時代が面白いと思いました。
0255文字
全60件中 1-40 件を表示
余と万年筆評価100感想・レビュー60