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フロレンス・ナイチンゲールの生涯(Kindle版)

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Yasuhiro Nishimura
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Cinejazz
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ヴィクトリア朝時代の上流社会の淑女として育てられたフロレンスが25歳の時、生涯をかけて悔いのない仕事として看護婦を志した時、驚倒した周囲は絶対反対でした。この時代に看護の仕事に就くことは、貧困と犯罪、流行病の蔓延する下層階級の不徳・冷血・不潔な所に身をさらすことであり、恐ろしさに震えました。フロレンスはその後の歳月を病院、孤児院、貧民窟などをめぐり、不撓の精神で社会衛生や道徳改善を学びました。慈善病院の監督者となっていた34歳の時に、クリミア戦争に招聘されます。苦痛に喘ぐ兵士たちは天使と巡り会うのでした。
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14番目の月
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今日はナイチンゲールの誕生日です。 ナイチンゲールの功績は計り知れない。 それでも偉業を成し遂げられたのは多くの資金があってこそということがわかる。 コロナの現状を見ても医療現場と研究分野に足りないものが見えてくる。
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かみかみ
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脚を悪くした子犬の脚に副木をつけるということにも妥協をしなかった良家の令嬢は、地獄のようなクリミア戦争の現場で公衆衛生と統計学の導入に東奔西走して戦病死者を半減させた。白衣の天使のイメージが今なお強いナイチンゲールだが、国の大臣が相手でも妥協を知ることのない筆舌に尽くしがたい熱意と行動力をもって医療の世界に革命をもたらしたことは銘記すべきだと思った。
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しばた亮by消えた小屋
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ナイチンゲールの生涯を簡潔にまとめた一冊。それぞれの詳細なエピソードについて語られてるわけではないが、彼女がどういう人なのか少しは分かった気がする。白衣の天使と評される事が多い彼女だが、慈愛の人というよりもむしろ信念の人だった。医療、看護の現場に「清潔感が大切」という、今でこそ当たり前の概念を取り入れるため、あらゆるデータ取りを行い、時には家の権威まで使って偉い人を納得させていく姿を、慈愛なんていう言葉だけで済ますのは失礼な気がした。
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月乃@令和梅干作成中
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「代替医療解剖」でナイチンゲールについて言及されていて、そういえば彼女のことよく知らない、と検索してヒットしたので読む。ただの看護婦ではない、というか技術も知識もなくても酔っ払いでもできたような怠慢でありがちな看護婦という仕事を今のような看護婦像に変えたのが彼女である。お嬢という育ちもそこで身につけた社交術も、持てるものすべてを費やして看護婦として大成していったのだなあ。戦場に行った看護婦は彼女一人じゃあるまいに、なぜ彼女は偉人扱い? との疑問は霧散した。科学的といえない一面に触れられているのも美味しい。
月乃@令和梅干作成中

引用→“病院へのあらゆる必需品を調達するのは全部フロレンスの仕事であった。兵たちに靴下、シャツが着せられたのは彼女の個人的な出費とタイムズ社の寄附金があってからできたことであった。”

06/05 20:02
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オスカー
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マンガの『ゴースト&レディ』を読んでいたから、ああこんなことがあったよね、こんな人がいたよね、ってなんとなくわかっだけれど、それがないとわかりにくいかな~? ナイチンゲールの女性としての気持ちなどにもふれられていて、そこは注目かも。ただ献身的な聖女ではなくて、女として揺れ動く気持ちがあったというのは、当たり前なんだけど、文字になったものを読むと新鮮だった。
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Barbierock1
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これでわかったとは言わないが、ナイチンゲールのこと全く知らなかったです。クリミア戦争のときの頃のイギリス人なんですね。
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Nadja
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ネタバレmemo::小さい犬を可哀そうがる心は、子供にとって普通といえる自然の感情だけれども、その感情を徹底的に表現して、犬の脚に副木をつけるまでやらなければ承知できなかったフロレンスの実際的で、行動的な性質こそ、彼女の生涯を左右した一つの大特色であったと思う。::牧師を終りまで手つだわせねばおかなかった独特の人を支配してゆく力、それもやはりこの婦人の生涯をつらぬいた特徴ある一つの天稟であった::彼女は「病原菌狂信」を嘲笑し「伝染」というものはないとした
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